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【ブログ】まぼろしの虹?

 今朝『幻日』を見ました。

 幻日、聞いたことはあるでしょうか?

 太陽の側に出現する、虹色の発光現象のことです。

 薄い雲があるときなどに、太陽の周りに輪になって見えるハロの一種なのですが、ハロとはことなり太陽の左右に現れるのが特徴です。

 条件がいいと、太陽の両側に見ることができるのですが、今回は片側にだけ出ていました。

 なかなかに珍しい気象現象だったりもします。


 私は一年で1、2回見るかどうかです。

 だから、朝から写真をバシバシ撮って興奮しちゃいました!

 会社の入り口だったのにも関わらず。(笑)

 誰にもすれ違わなくてよかった~。


 でも、こういう珍しい気象現象があると『みんな見て見て、すごいことおきてるよー!』と、誰かに教えたい気持ちもあったりもします。


  *


 そんな感じで、ちょっとうれしい気持ちで一日の日の仕事が順調に始まりだしたころ、派遣社員の先輩が私に声をかけてきました。


「らんさん、ちょっとあの壁を見て」

「え? 壁ですか?」

「虹が見えない?」

「にじ??」


 壁に虹とは、何のことだろう?? と不審に思いながら、壁を見れば、確かに小さな虹色の光があるじゃないですか!


「虹がありますね……」

「だよね! 私の目がおかしいんじゃないよね!?」

「私も見えます。幻じゃないですね~」

 

 しかし、なぜ職場の壁に虹が現れたのか?

 朝の幻日と何か関わりが??

 いやいや、あれは太陽の周りにできる現象であって壁出来るものでもないし……。


 プリズムに代わるものか室内にあるんだと思うけど、そんなもの心当たりがないなぁと職場内をぐるっと見回してみました。


 プリズムになると言うことは、太陽と壁の間にあるものと推測。


 みれば、クリアな賞状フレームのエッジがプリズムに似た感じに加工されてたんです。


「先輩、あれですあれ! 賞状フレームがプリズムになってるんです」

「そうだったんだ~。納得」


 先輩も朝から不意に虹が見れてラッキーだったかも?