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おっさん昔語り -プロ野球観戦編(1)-

今まで昔語りシリーズで自分を
構成する様々な趣味を書き綴って
きましたが、世間的に見たら比較的
陰キャな趣味が多いと思われるんじゃ
なかろうか。ま、しょうがないよね、
根っこがそういう人間なんだから。
そんな俺の中ではまだ一般的に
認知されてる方の趣味かもしれない
のが、スポーツ観戦かな。で、今の
俺はもはやただの無駄にバスケ見てる
だけおじさんと化しているけど、
俺のスポーツ観戦の原点はプロ野球
なんですよね。今回はプロ野球観戦の
思い出を綴っていきたいと思います。

まず前提として、学校の体育の授業を
除いたら、僕は野球もバスケも競技と
しては未経験です。あくまで「観る奴」の
視点しかありません
し、競技経験者の
視点は持っておらず、長年見てても
一向に戦術理解が進みません。俺の
気質的な要素もありますが、所謂
ベテランビギナーという立ち位置で
ずっと見ております。また、はっきり
言っておきますと、現在俺はプロ野球を
一切見ておりません
。リーグ戦の結果や
選手の情報など一切更新されておりません。
その辺は予めお断りさせていただきます。

子供の頃にスポーツを見始める
きっかけってほぼ親とテレビだと
思うんですよ。今は違うのかも
しれませんけど。うちの親父は、
中高野球部で、アンチ巨人という人。
テレビで毎日のように巨人戦を
見ながらずっと文句を言い続ける人。
おそらくそういう人昔は多かったん
じゃないかと思いますね。子供の頃に
親を見て野球を嫌いになる人とかも
結構いたんじゃなかろうか。

そんな家庭環境で育ちましたが、
俺は別段アンチ巨人にもならず、
かといって巨人好きにもならず、
数年のうちに自分の中で巨人が
「どうでもいい」の位置に置かれる
ようになりました。どうしてそう
なったのかは分かりませんが。

そして、世間一般では一度推したら
生涯同じ箱推しみたいな風潮が
強いようですが、俺の気質として
一貫してるのが、時代時代によって
推しがコロコロ変わるという点。
野球の応援するチームも度々
変わります。そんなプロ野球なんて
12しか球団ないのに応援する
チームがコロコロ変わるんだから、
元々熱量はそんな高めじゃないのが
分かりますよね。物事に入れ込む
ことを身体が拒むタイプなんでしょう。

俺が物心付いてから初めてプロ野球の
試合を観に行ったのは、一人じゃ
行けなかったので両親に連れてって
もらって、西武球場での西武vs阪急
だったはず。およそ40年ぐらい前の話。
まだ屋根が付く前の西武球場で、
試合内容とかは一切覚えてないけど、
薄曇りだったこと、外野席まで行く
坂が急だったこと、場内で食べた
コーンスナックが美味かったことは
未だに覚えてる。何故かそういう
部分部分だけは忘れないんだよな。

その後、中学に上がる頃から
チラホラ球場に試合を観に行く
ようになったのかな。でも、
同年代でも既に熱狂的なファンは
いたけど、俺は前述の通り
そこまで熱心じゃなかったし、
そんな何試合も球場に観に行く
カネは無かったので、年に数試合程度。
うちから行ける範囲としては西武球場、
神宮、出来たばかりの東京ドーム
ぐらいだったかな。今では小さい
球場の代名詞だが、当時は東京ドームは
デカい球場という印象だった。

長くなったんで2回に分けます。

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