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おっさん昔語り -音楽編-(6) 大学卒〜30辺りまで

この記事は前回「音楽編(5)」の続き。

前回の「音楽編(5)」では大学4回生
までの自分の音楽の変遷を書き
綴ってみました。今回はその続きで、
大学出て実家に戻ってから30ぐらい
までの、自分と音楽との関わりに
ついて書きたいと思います。

主な変化を箇条書きにしてみると
以下の通り。

・マニアックなCDショップを
 見つけたので通うようになる
・UK中心に洋楽シンセポップなどを
 聴くようになる
・クラブやライブなどの現場によく
 行くようになる
・作曲を本格的に始める
・とあるアイドルユニットの軽い
 追っかけになる

以上の項目を順を追って説明して
いきたいと思います。


・マニアックなCDショップ

帰京して数年は色々ごたついて
音楽を聴いてる余裕もないような
感じだったけど、数年経って
時間の余裕が出来た頃に、ちょっと
掘ろうかと思ってレコード屋を
探して、ちょうど自分好みの
レコード屋が見つかりました。
それが中野ブロードウェイ
3Fにある「SHOP MECANO」さん。
もちろんシンセポップだけじゃ
ないけど、界隈では有名店ですね。

店長はここで店を開く前は渋谷で
何店舗かの統括管理をされてた
そうですね。だからおそらく俺の
高校時代とか、同じ店長の仕切ってた
店でCDとか買ってたかも。ここは
ただCDを探しに行くだけじゃなく
フライヤーとか見てインディーズの
情報を仕入れる場所でもあったん
だけど、この店で知る事が出来た
ユニットの中で特にすごいと
思ったのが、pLumsonic。まさに
シンセポップの具現化。

あまりに良過ぎて、CDもアルバム5枚
ぐらいかな、ここで買ったけど、彼らが
主催する「電脳マニアックス」という
ライブイベントにも何度か見に行った。
そういうコアな世界への入り口となる
店でしたね。ここ数年CDを買う習慣
自体無くなったんで行ってませんけど、
まだお店は続いてるようですね。

・洋楽シンセポップ

メカノに行くようになって、邦楽だけ
ではなく洋楽のシンセポップ系のCDも
良く買うようになった。今なら
amazonでも見つかるかもしれないけど、
俺が好きなようなジャンルは配信市場に
流れてこないものも多いので、CD
見つからないと音源が手に入らない
ものも多い。そういう意味で当時、音を
「掘る」上で本当にありがたかった。

ちなみに洋楽シンセポップで聴いてたのは
一部を除いてUKがほとんど。JAPANは
それ以前から聴いてたけど、
Human League, Visage, Ultravox!!
などを本格的に掘ったのはメカノから。
あとUSだとDEVO, ドイツでは
KRAFTWERK、ベルギーではTelexとか。

・クラブやライブに参戦

一方で、当時はまだ20代、元気も体力も
あった頃で、とにかく遊んでいた頃
でもある。10代とか大学時代は音楽は
CD買って家で聴くかカセットやMDに
入れて聴くものと思っていたので
ほとんどライブには行った事が
なかったが(大学時代の後半に
アイドルのイベントには行くように
なった)、ミュージシャンのライブや、
クラブでのパーティに本格的に参戦
するようになったのは20代中盤から。

小さい箱も何度か行ってるけど、
印象に残ってるのは新木場のAgeha
とか、渋谷のClub Asiaとか。俺は
タバコ吸えないしタバコの煙自体
苦手なので、Agehaの「メインフロア
禁煙」は非常にありがたかった。で、
特定のパーティに通ってた訳じゃ
ないけど、それこそAgehaで初めて
電気グルーヴやケンイシイを生で
見た時はさすがに感動したw

今思い返せば本当にあの頃は(今と
比べて)元気で、それこそ夕方まで
仕事して、風呂入ってメシ食ってから
新木場に行ってオールナイトで
朝まで踊って、始発で家帰って
風呂入って、そのまま仕事行って
とか、普通にしてた。30代後半の
時点でそんな無茶な生活出来ん
ようになってたけどw

あと、作曲を始めた件に関しては
作曲編」で細かく書いてます。
そちらで書いてないことで言えば、
とにかく俺は作るのが遅かったん
だよね。というか、「降臨待ち」の
スタイルで作ってたので、量産が
出来なかった。それが俺が音楽で
メシを食うのを諦めた最大の理由。
才能無さ過ぎたのでもっと早く
気付けよって話なんだが。20代
中盤から30代中盤までやってみて、
カタチになった(公開した)曲が
30曲弱しか無いんだから、まあ
無理だわな。習作なら年100本は
作れないと話にならんからね。

そして最後の「とあるアイドル
ユニットの軽い追っかけになる」
ですが、これは記事として単独で
だいぶ長くなるはずなので、
別項でまとめて書きたいと思います。

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