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シティリーグ2023 S3 ルギアと挑む

はじめまして!
普段は会社員でITの仕事をしながら、子供と楽しく過ごしている一児の父です。

桜餅あるとん、と言います。
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ブログもあります。

シティリーグ シーズン1に参加したときのnoteは下記に残してます。
こちらは下らないことも書いてるのでぜひ。

シティリーグ シーズン3の環境

まず、環境を下記のように想定しました。
Tier1 ミュウ(雪道)、ロストギラティナ
Tier2 ロストバレット、ミライドン
Tier3 一撃ルギア、連撃ウーラオス、アルセウスギラティナetc

安定感のあるロストデッキの中でも、ギラティナを入れて火力をカバーしたデッキであるロストギラティナと、ずっとTier1に君臨し続けるミュウが
1番人気と考えました。
また、かがやくリザードンで火力をカバーできるロストバレットや、後攻1ターン目に220点でVポケモンをワンパンしてくるミライドン、そして
突如爆誕し始めたルギア等様々なデッキが入り交じるいい環境じゃないかなと思いました。

使用デッキ

私自身がそんなに思考力がないのと、普段は仕事をしているので「思考力がなく、練習しなくても回せる」デッキである必要がありました。
そうなるとミュウやロスト系のデッキはTier1ながら選べませんでした。

ということで、ルギアを選択。
実は、私は生粋のあまのじゃくです。
Dレギュレーションでルギアが全盛期の時は一切ルギアを触っていませんでした。Dレギュレーションが落ち、ルギアが失墜したタイミングでならルギアを触ってみたいと考えていました。

レギュ落ち直後の1/24に一撃ルギアを買っちゃった

当然、Dレギュで相手に使われたルギアとはまるで安定性がなくアッセンブルスターを使えないまま負けることが多々ありました。
そんな安定性のないデッキが目立つこともなく、ただ勉強を続ける日々でした。

しかし2023/2/11、環境は一変します。
有名なポケカ四天王であるプレイヤーが、一撃ルギア(通称ONCルギア)で結果を残し全国に衝撃が走りました。

すごく安定感あるリスト

自分が組んでいた一撃ルギアよりも、安定感がまるで違いました。さすが頭の良い人は違うなー、と感じました。
このリストを参考に、安定性を求めて調整した結果下記のリストになりました。

構築のメモ書き

ポケモン

ルギアV/ルギアVstar 4-4
初手でできるだけルギアVを置きたいので下は4枚。
上も、しんかのおこうがレギュ落ちし持ってき辛くなったので現物を4枚のほうが安定します。

アーケオス 4
安定の4枚。サイド落ち考慮すると、3枚以下は辛い。

バンギラスV 2
火力おばけ。
上のワザ、やまなだれはロスト系に。
下のワザ、いちげきクラッシュはいちげきエネルギーが2枚付いていれば
280点出るので、Vstarワンパンできます。
環境に多い、ミュウも弱点を突けるのでできれば2回起動したいことから
2枚。

イシヘンジン 2
主にロスト系や、ミライドンへの対策札であると同時に非Vのアタッカーとしても優秀。
1枚でも良い気はするが、2枚あると何かと便利ではある。

イベルタル(はかいのさけび) 1
今回のオシャレポイント。
前日まで入れる予定はなかったものの、直前のルギアにジュラルドンが入っているパターンが出現。
完成されるとマズイので、対策として投入。
ルギアミラーはもちろん、雪道ミュウのダブルターボを剥がして詰ませることもできるので悪くはないと思う。
そして、今回のMVPになりました。

ネオラントV 2
最初は1枚でしたが、ネオラントスタートすると途端に弱いので結論2枚が
安定しました。
序盤はバーネット博士を持ってきて、中盤以降はボスなどの呼び出し札を持ってこれます。

かがやくアマージョ 1
主にロスト系のデッキから解決ダメージをズラしたり、ゲッコウガのげっこうしゅりけんの解決ダメージをズラしたりします。
案外強い。

グッズ

ハイパーボール/ネストボール 4-2
ハイパーボールはアーケオスを切る、序盤のルギアVを並べる、ルギアVstarを持ってくる等役割が多いので4枚。
ネストボールは序盤のルギアVを並べるのが主目的、中盤移行は役割があまり少ないので2枚。

キャプチャーアロマ 4
コインに左右されはするものの、オモテでもウラでも役割は多いので4枚。

活力の壺 3
一撃ルギアを使う上で一番のメリットカード。
あくの塔で切ることもでき、序盤の安定性を高める上中盤以降はいちげきエネルギーの再利用ができる。
あくの塔を4枚積んでいる場合は、ドロー札としても活用できるので4枚でも損はしない。
そうでない場合は序盤に引きすぎても困るので3枚。

サポート

博士の研究/ヒガナの決意 2-2
ドロー札。
博士は手札を切って補充ができるこのデッキ向けのカードではあるが、エネを手札に抱え過ぎると打ちづらくなる。
ヒガナの決意は手札をピンポイントに2枚切る効果が強く、エネを抱えた状態でも使いやすい。
ドロー枚数は相手の場に左右されるが、ロスト系やミライドンの様に初手で並べきるデッキが多いので今の環境ではあまり気にはならない。
このお互いの一長一短を考慮して2枚ずつ。

バーネット博士 2
山札からアーケオスを直接2枚落とせる悪魔のカード。
基本的には、手札にアーケオスをこしらえて捨てるより、こちらでアーケオスを準備することのほうが多いです。
サイド落ち考慮と、素引きできれば強いので2枚。

ボスの司令/セレナ 2-1
呼び出し札。
ロストギラティナのギラティナVをVのうちに狩りたいのでセレナも含めて3枚。
セレナは基本的に下の効果で使い、上の効果はよほどのことがない限り使いません。

ジャッジマン 1
バグらせ札。
ツツジでも良いのですが、後半にしか使えないこともあり手札にサポートが
ジャッジマンしか無いことを考えるとツツジよりこっち優先かな?

ボタン 1
手札回収札。
チェレンの気くばりとお好みの方で。
今回は使用後のネオラントやダメージを負ったバンギラスVやイシヘンジンを回収したり、バトル場を回収することで擬似的な入れ替え札としても使えるボタンを採用。

スタジアム

あくの塔/崩れたスタジアム 2-1
前日まであくの塔3/崩れたスタジアム1だったが、イベルタルの枠を割くため2-1に減らしました。
通常は3-1で良いと思います。
あくの塔は、序盤の安定性を高めることができ、雪道を張り替える役割としても大いに役に立ちます。
崩れたスタジアムは、使用後のネオラントを処理したりダメージを負ったルギアを処理したりできますが序盤に引いてしまうとアーケオスの展開の邪魔になります。
雪道を張られて、張り替えたいけど手札には崩れたスタジアムしかないという状況もわりとあるので、より安定を求めるならあくの塔4でも良いと思います。
ちなみに、イベルタルの枠としてあくの塔を削った理由ですが
「他の一撃ルギアが先にあくの塔張ってくれるでしょ!」です。

エネルギー

ダブルターボエネルギー 3
主に逃げエネ用、Vstar相手ではないバンギラスV用、イベルタル用です。
イベルタルの採用と、かがやくアマージョの逃げエネが2なので多めに3枚積みました。
ルギアVStarに付けてしまうと、打点が200になってしまいポケモンVをワンパンできなくなるので多用は注意。

ギフトエネルギー 4
このエネルギーかなり強いと思ってる人です。
ジャッジマン、ツツジを受けても倒されれば手札を7枚まで再補充できます。
雑につけておいても強いので、4枚積みました。
この枠は、お好みの特殊エネルギーで良いと思います。
※他の選択肢
・リゲインエネルギー
→ルギアが受けたダメージを回復できる。
ほぼ対ロスト限定でかつ進化前にエネルギー付いてないといけない点が使いづらい。
エネ加速する時はアッセンブルスター宣言後であり、つまりすでにルギアvstarになってる。
環境的には追い風のエネルギーではあるが、かがやくアマージョを採用していることもあり回復はそっちで十分ではある。そのため、不採用。
・ラッキーエネルギー
→バトル場限定でダメージ受けると1ドロー。
ギフトとの発動条件の差は、「バトル場限定」かどうか。
手札が7枚以上の場合、ギフトは反応しないがラッキーは1ドローする。
ただし、これは引きたくなくても強制ドローになるので山にエネルギーを残しておきたい中盤終盤には邪魔な効果になる。
そのため不採用。

Vガードエネルギー 2
ギラティナVstarのロストインパクトを250点にすることができたり
ミュウのパワータブレットを要求したり器用な調整ができるいいカード。
ポケモンVが環境にいる限り入れ得。

いちげきエネルギー 4
このデッキのコンセプト。
迷わず4枚。

以上、60枚です。

動かす際意識していること

序盤

スタートするポケモンは、非VのイシヘンジンやHP230のバンギラスVが候補です。
この2匹は、主に対ミライドンにおいて後攻1ターン目に220でゲームテンポを奪われることを防げます。
ルギアVはHPが220で雷弱点のため、雷ポケモンが環境にいるうちはできれば前に出したくはないです。
仮に、ルギアVでスタートの場合はベンチにももう一体ルギアVを置くようにしたいです。
序盤はとにかくルギアVを1~2匹場に置くことを最優先します。
ハイパーボールやキャプチャーアロマでウラが出たらルギアVを優先して持ってくるようにします。
すでにルギアVを置けている場合は、無理に展開する必要はないと思います。展開しすぎると手札にいいカードを抱えていると思われジャッジマンを食らいます。事故っている雰囲気を出しましょう。

先行/後攻2ターン目

ここでルギアVstarに進化し、アッセンブルスターを宣言し、アーケオスが2体並べられるかが重要です。
ハードルがかなり高いように思いますが、Dレギュの頃のような
「アーケオスを手札に加える」
「グッズやサポートでアーケオスをトラッシュする」
「ルギアVstarに進化する」
という手順を今のレギュで同じようにやろうとするとうまく回りません。
基本的には、下記手順を目指します。
「ルギアVstarに進化する」
「バーネット博士を打ち、アーケオスを2枚トラッシュする」

つまり、「ルギアVstar」の現物かそれを持ってくるカードと、「バーネット博士」の現物かそれを持ってくるカードがあれば良い訳です。

「ルギアVstar」の現物かそれを持ってくるカードは以下のとおりです。
・ルギアVstar
・ハイパーボール
・キャプチャーアロマ(オモテ)

「バーネット博士」の現物かそれを持ってくるカードは以下のとおりです。
・バーネット博士
・ハイパーボール→ネオラントV
・キャプチャーアロマ(ウラ)→ネオラントV

これらのカードを、1ターン目に残しておくようにできれば2ターン目アッセンブルスターは難しくありません。

中盤

アーケオスでエネルギー加速し、バンギラスVやイシヘンジン等のアタッカーで攻撃していきます。
ルギアVstarでも良いですが、エネの在庫を食うのでできればアッセンブルスター宣言後は置物にしておきたいです。
ポケモンがやられた後、バトル場に出すポケモンですが「ボタン」を採用しているのでネオラントVが居たら優先的に出します。
「ビーチコート」を出されている場合も、たねポケモンで逃げエネが0になるのでネオラントVを出します。

終盤

ボスの司令やセレナでサイド2枚のポケモンを呼び、バンギラスVで高火力を押し付けます。
あるいは、イベルタルで相手のエネを枯らし尽くし、バンギラスVのやまなだれでライブラリアウト(LO)を狙います。

当日のマッチアップ

運良く、予選通過できトーナメントでベスト4達成しました!

予選

1回戦:連撃バシャーモゼラオラ 後攻 負け
ネオラントでスタート。
後攻2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは1体。
ルギアVstarにダブルターボを付けてしまったので(アーケオス1体なので致し方無し)火力が200しか出ず、相手のVをワンパンできずにアーケオス取られて負け。

2回戦:連撃バシャーモゼラオラ 後攻 勝ち
まさかの同じデッキタイプ2連戦。
ネオラントでスタート。
後攻2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
前戦の経験を活かして(?)ルギアVstarにはダブルターボ付けず。
途中ゼラオラでアーケオス2枚取りされるも、ルギアVstarが220を相手のVに浴びせ続けて勝ち。

3戦目:雪道ミュウ 後攻 勝ち
ルギアでスタート。
後攻3ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
雪道ジャッジマンで盛大に事故り散らかすも、ロストシティに張り替えてくれたのでその隙にアーケオス並べて、バンギラスが暴れて勝ち。

4戦目:ルギアブラッキー 後攻 勝ち
ネオラントでスタート。
後攻2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
今回のテーマ、ミラー戦。
イベルタルで相手のダブルターボを根こそぎトラッシュで相手は動けなくなり、バンギラスが暴れて勝ち。

5戦目:ミュウ 先行 勝ち
バンギラスでスタート。
先行2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
フュージョン型だったので、イベルタルは使わない方向で進め、バンギラスが暴れて勝ち。

トーナメント

1戦目:ロストギラティナ 先行 勝ち
ルギアでスタート。
先行2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
相手の方が事故っており、セレナでギラティナVを取り、ボスでギラティナVStarを取って勝ち。

2戦目:雪道ミュウ 後攻 負け
ルギアでスタート。
先行2ターン目にアッセンブルスター宣言。
アーケオスは2体。
ダブルターボがトラッシュ含めて4枚見えたので、 イベルタルで終わりかなと思っていたが、エネのリソースをイベルタル分残しておけず、ズルズルと負け。

結果

予選は4位通過

予選4位通過、トーナメント2落ちでベスト4でした!
今までトーナメント進出したことがなかったので、自己ベストになりました。

同じ会場に居た松丸くんからサイン貰いました
ベスト4!

このデッキに対して、何か質問あればぜひぜひ!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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