ヨーロッパ旅①ハンガリー🇭🇺
大学4年の春休みに3週間ほどヨーロッパ旅をしてきた。まずはハンガリー編。
2/23
羽田から深夜便、ドバイ経由でハンガリーの首都ブダペストに向かう。卒業旅行のシーズンだからか、羽田→ドバイ便では日本人大学生と思しき人がたくさんいた。ドバイでは3時間ほどの乗継。乗継時間はこのくらいあった方が安心できる。羽田→ドバイ便の日本人大学生はほとんど西欧に行ってしまったのだろう、ドバイ→ブダペスト便は日本人はほとんどいなかった。6時間のフライトでリストフェレンツ国際空港に着陸。ATMでハンガリーの通貨フォリントを少し下ろし、市内へ向かうバス乗り場へ向かう。バスは100Eと200Eの2種類がある。100Eは市内中心部に直接アクセスでき、200Eは郊外の地下鉄駅まで行く。よって100Eの方が便利であるが、100Eはブダペスト乗り放題券が使えず別料金となる。私は72h乗り放題券を使う予定だったので、200Eを使った。この72h乗り放題券がかなり便利なので、ブダペストに行く方にはお勧めしたい。ブダペストはトラム、地下鉄、バスが同系列なので、この券だけで市内の移動が完結するのは本当に便利だった。
まずはブダペスト西駅に行ってみた。ブダペストは東駅、西駅、南駅の３つのターミナルがあり、私は駅訪問が好きなため全て訪れようと決めていた。theヨーロッパの駅というドーム状の頭端式ホームを久しぶりに観て気分が高揚した。
西駅訪問後は近くのマクドナルドに行きビッグマックセットを食べたが、900円ほどしたのは想定外、まさか日本より高いとは思わなかった。最近の物価高と円安の影響を旅初日から感じさせられた。
マックの後は地下鉄1号線で宿に向かった。1号線は長い歴史をもち、世界遺産に登録されているらしい。線路は道路のすぐ下の浅いところにあり、車両がかなり小さく黄色なので、すこし銀座線を思い起こさせるようなところがあった。
2/24(Sat)
朝はスーパーでパンを買い、ドナウ川沿いを歩いたりトラムに乗ったりしてブダ城を目指した。川沿いを歩いていると有名な鎖橋に着く。この鎖橋は初めてブダ地区(西側)とペスト地区(東側)を繋いだ橋である。鎖橋を渡り、ブダ城までの坂を登る。ブダ城はブダペストの街並みを一望できる最高のロケーションだった。
ブダ城から少し歩き、漁夫の砦も見てからバスで市街地におり、ブダペスト南駅へ。こちらは屋根がなく開放的な駅だった。
ブダペストで最も有名な国会議事堂を見るために対岸の地下鉄駅に向かった。
国会議事堂は入場料を払って中に入ることもできるが、入場料をケチって外から見るだけにした。そもそも大聖堂などの中を見ても「すげー」という薄い感想しか出ないし、あまり興味もないので、基本的に同様の観光地では入場料をケチりがちである。
セーチェーニ温泉、英雄広場を巡り、３つ目のターミナル駅ブダペスト東駅へ。ここは３つの中でも特に主要な駅であり、ウィーン、ミュンヘン方面の旅客列車が発着していた。他国の都市が行先表示されることは日本にいるとないので新鮮な気持ちになる。
2/25
スーパーの惣菜パンばかりでハンガリー料理を食べていなかったので、適当に街を散策してハンガリー料理屋を探す。オープンと同時に入店し、グヤーシュとハンガリービールを注文。グヤーシュは具材がゴロゴロで美味しく、ハンガリービールは日本のそれよりスッキリした味だった。パンが大量に出てきたのは何故だろうか。
トラムでハンガリー自然史博物館へ。ここでは鉱物の展示、古生代〜新生代の展示などがあり、コンパクトで見やすかった。
おやつにブダペスト市内の至る所に屋台があるチムニーケーキを食べた。チムニーは煙突の意で、中が空洞になっており、ケーキというよりパンである。シナモン、バニラ、カカオなど7種類ほどの味があった。
夕方になり、手元に空港で下ろした5000Ftの現金がそのまま残っていることに気づく。2日間でFtが必要な機会は一度もなかった。正直、ここまでキャッシュレス化が進んでいるとは思っていなかった。現金嫌いな私にとっては嬉しい誤算であったが、翌日にはクロアチアに向かうため5000Ftを消費しなければならないため、夕方もレストランに入り、ジビエスープとビールをいただいた。のちに独自通貨があるポーランドとチェコを訪れるが、独自通貨は下ろさないことに決めた。
昨日は眠くて早めに寝てしまいブダペストの夜景を見ていなかったので、国会議事堂の対岸の地下鉄駅に向かい、ブダペストの夜景を楽しんだ。国会議事堂、鎖橋、ブタ城のドナウの真珠に相応しい夜景だった。
2/26
本日はクロアチアの首都ザグレブへの移動日であり、ホステルを出てバスターミナルまでトラムで向かった。今回の旅はFlixBusを多用した。バスより鉄道の方が好きなので鉄道で移動したかったが、料金といい利便性といいこの区間ではバスに分がある。ブダペスト→ザグレブは約340kmで、札幌→釧路くらい。(なぜ伝わりづらい例えをするのか)(パッと出たのがこの区間だったので許してほしい)座席は指定されていたが、空いていたのもあり指定を気にせず座って良さそうだった。国境付近でパスポートコントロールは無かった。4時間以上かけて、ザグレブのバスターミナルに到着。
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