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犬育ても子育ても…①


我が家にいた犬たちのお話です。

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1匹めの犬はオスのシェットランドシープドッグ 通称シェルティ。

名犬ラッシーのコリーの小っちゃい版のはずなのに家のは大きかったのでよくコリー?と間違われました。

本当は成長すると耳の1/3位が折れるのですが、彼はずっと立ち耳でした。
シェルティは飼主に従順でとても賢く西洋の柴犬と言われていますが、だからこそ少し神経質でよく吠えます。

家に来る宅配便の車が遥か遠くからバックして来る音が聞こえるともう吠えて知らせていました。
バイクが猛スピードで通り過ぎると、まるで取り締まりの警察官?と思うほど吠えまくって追いかけようとするので油断できませんでした。

身体能力もしなやかで走る姿はカッコよく、ボールをキャッチするのも高いジャンプで正確でした。

歩く時もピタッと横に付いて私を追い越さず、待てやお座りや伏せもすぐに覚えたのですが、残念ながら肺の病気で4歳という短い命でした😭
病院でもらった薬を飲んでいてちょうど飲み終わって連れて行こうとした日に亡くなってしまったので残念でなりません。
 私の創作童話「ノンスケのサーカス」のモデルになりました。


2匹めの犬はビアデッドコリー。

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アニーに登場するオールドイングリッシュシープドッグに似ていますが、比べると小さめでオスでも25kgくらいです。  
あごひげ(ビアード)のように毛があるのでビアデッドコリーというそうです。
同じコリーでも見た目は全然違います。

成犬になるとグレーと白になる犬が多いですが、赤ちゃんの頃は真っ黒です。

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この犬種ほど親子で似ていないのはいないのではないかと思うほどでした。
少し経つと顔の真ん中が白くなってきてボーダーコリーの赤ちゃんと似ています。50日で迎えに行った時すでに小型犬の成犬くらいになっていました。

おっとりしていてのんびりやさん。無駄吠えはないし人懐こい。
顔が毛で覆われているので前が見えないのでは?と思いましたが視力が弱いらしく紫外線を避けているらしいのです。
ボールを投げても自分の顔に当たってから気がつくどんくささ。

もともと牧羊犬なので走り回るのは得意で足の筋肉は赤ちゃんの頃からすごかったです。到底乗り越えられないと思っていた柵をよじ登っていつの間にか出てしまっていたりしました。
後ろ足2本で立ち上がってしまうとかなり身長があるので飛びかからないように注意が必要でした。

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暗がりで吠えもせず顔を出すので、宅急便の方が「お届けものでーす!って犬に言っちゃいましたよ」とよく言われました😅

ボールは興味ないけれど野菜を洗うプラスチックのボールは好きで逆さにして地面をガラガラ押して遊んだり咥えて被ったりしていました。
一度プラスチックのプランターを咥えて帽子のように被って抜けなくなって騒いでいたことがありました。マヌケなところがまた可愛い。
とにかく丈夫で穏やかなので育てやすく毛もフサフサしている割に抜けにくいです。

たぶん初めて飼った時の緊張感がないからその余裕が伝わるのか…
人間の子育てと一緒。1人めはどうしても手をかけ過ぎて神経質に育ててしまうのかもしれません。

自分の子どもでも同じく育てているのに兄弟でどうしてこんなに違うの?と思っても実は同じく育てていないのかもしれません。
親の余裕の分だけ子どもに伝わる感情が違うと思いました。

上の子を見ている下の子は要領も良いし自立も早いです。
親が変に手をかけなくてもいつの間にかできるようになっていたりするものでした。

つづく


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