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きっと大丈夫

「どこからくる自信なのか」

そういう表現をするときに、実は2つの全く違う状況が考えられますよね。

一つは、本当に、何の根拠もなく、
「自分ってきっとすげーはず」という思い込みから派生する場合。
世の中のあらゆるものは批判できるんだよという自分がいて、
今の自分の立ち位置や置かれている立場に納得がいってなくて、
それに対する批判ができるものだから
「本気を出せる環境や立場に立ちさえすれば、俺はきっとスゲーんだよ」
という勘違いから生まれるもの。

そしてもう一つは、
自分のスキルや経験が直接的に繋がってなくても、
多くの経験値と蓄積した引き出しの準備から感じる
「きっと大丈夫」
という確信めいた自信から生まれるもの。

この両者には大きな違いがありますよね。

前者はネットニュースやSNSに批判的な書き込みをする人たちに多い、
批判こそ自分の完璧さや優位性を証明する手段だという行動をとる人たち。
まあ言ってみれば、
自身のアイデンティティの確保のために
人を攻撃するタイプの人たちによくあるタイプですね。
例えば自分が納得いかないパフォーマンスをするアスリートに対して
平気で上から目線で攻撃するような人たちです。w

片や後者は、
コツコツと研鑽や修練を重ね、
目の前の繋がりとそこに生まれる信頼や許容を大切にしながら、
相手の役に立とうと必死で頑張っている
職人気質な人たちに多いタイプです。
どちらかというとネットニュースやSNSに
批判的な投稿は一切しない人たちで、
アスリート側のような人たちなんだと感じるのです。
そういう人たちは目の前の仕事を相手のためにこなし続けて、
次第に経験や引き出しが生まれ増えていくもので、
大丈夫だと思えるさまざまな要素を蓄積していけるはずです。


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同じ「どこからくる自信なのか」を体現するとしたら、
前者後者どちらで生きてゆくのかは本人次第だし、
個人の資質にもよりますから
どっちだって好きに生きてもらって結構なのですが、
僕はやっぱり後者でありたいし、
そういう思考やスタンスを拠り所に生きてゆきたいと願うのです。

どこからくる自信なのかわからないけど、
自信がある状況をいつでも生み出せる自信が欲しいなと思います。
どこから来てるのかわからないけど、
決して「根拠がない」わけではない自信。
突き詰めて構築したら判明するであろう「根拠のある自信」による
「きっと大丈夫」が欲しいなと常に希求するのですね。

そして、そういう、
勘違いや不遜ではなく、
自分だけが確信してる自信や納得は、
クリエイティブに限らず
生きてゆくにはとっても大切なんだと思うわけです。

健全な未来を思い描くためにも、
根拠ある自信と
紡いできた人と人との繋がりだけは
大切にしたいなと思うのです。

そして、今日も明日も言いたいわけです。
人を攻撃することなく
どこからくる自信なのかわからない風情で

「きっと大丈夫」って。w



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