【発達障害】ハンディの自己開示を善しと思わない古い文化|「人と違う」を隠したがる親世代への対処
おはようございます。
イライラしない日常を目指す あろはる です。
我が家の3兄弟の長男(6歳)は先天性疾患を持っています。
発達障害も併せもった生まれつきの疾患です。
昨日は自己開示をしたことで親子共々サポートしてくださる方が増え、就学準備がスムーズにできていることを記事にしました。
↓
今日は、自己開示をしてきた中で、もっとも手ごわかったのは身内であり、その対処はいたってシンプルだというお話です。
ハンディの自己開示を善しと思わない古い文化が背景にある親世代、特に、「人と違う」ということを隠したがる親世代からの心ない発言に胸を痛めた経験がある方もいるのではないでしようか?
結論から言いますと、
こういった親世代への対処は、
受け止めるけど、受け入れない。
この一点です!
親世代の文化を一概に排除することは
尊重しつつ受け止める
私自身の話で恐縮ですが、幼い頃に離別し、大正生まれの祖母が育ての親です。
今でも祖母は健在で時々ひ孫たちの顔を見せに行きます。
変化を嫌う保身的な考えが根付いている世代。
初ひ孫の疾患は理解し難く、かつ今でも細部までは理解しきれていないことでしょう。
「人とは違う」何かがある、あるいは欠けているものがある、と分かると、
「よその人に病気があるって言うもんじゃない!」
と、長男の疾患のことを隠そうとしました。
当時の先天性疾患新米ママだった私にはショックな発言。
当時はまだ、自己開示することの方向性が定まっていなかったので、受け流すこともできず、祖母に反発してしまいました。
それが、ある時期を境に、祖母からの発言を、
「受け止めるけど受け入れない」
ことができるようになりました。
それは、今もお世話になっている「親の会」の先輩ママさんからの実体験に基づく貴重なアドバイスを聞いてからでした。
「この子のサポーターを増やしなさい」
「周りに助けを求めなさい」
「そのために、疾患のことをどんどん周りに伝えていきなさい」
この言葉は、今も私の子育ての指南です。
この言葉をいただいてからというもの、祖母の発言に躍起になることはありませんでした。
ただ、一番身近な身内なので、少なからず、アンチではなく、サポーターに転じてもらいたいもの。
祖母には、長男を扱う際に注意しなければいけない点を一つに絞り、会うたびに伝え続けました。
年月も経ち、長男という一個人を見てくれるようにはなったものの、いまだに、
「なんでこの子はしゃべらないんだ?」
「早くしゃべらせない」
と、言ってきます。
先天性疾患6年目ママは、こう答えます。
「そうだね〜」
以上!!(笑)
心配する親の気持ちも分かります。
通常発達を「普通」と捉え、それね沿わない発達を「おかしい」と分ける考えも分かります。
親世代の文化や背景も汲み取り、
否定はしません。
ゆっくりで良いので、ちようなんのサポーターに傾いてもらえればそれで良しです。
これまでの長男子育ての振り返りをすることで、ハンディのあるお子さんのご家庭の一助になれば幸いですし、どこかのどなたか必要な方に届けば良いなと思いつつ、ゆるく振り返っていきたいと考えています。
それでは、今日も良い一日を(^^)
あろはる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?