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褒めることのメリットとポジティブ思考

こんばんは。

みなさん、最近誰かを褒めたり、ありがとうや感謝の言葉を言いましたか?

実は1週間前に自分の実家の親兄弟と集まることがあり、モヤモヤしたことがあったので言語化してみます。

私の家族はみんなとても愚痴っぽいんです。

ネガティブ思考っていうか。
いつも人の悪口を言ったり、批判をしたりして結束力を高めています。

他人を褒めることなんて皆無です。

小さい頃から家族とは不仲だった私は、実家の居心地がわるく、高校卒業と同時に自立しました。

なんでこんなに実家が居心地が悪いのかなぁとずっと不思議でした。

3人の子供を産むときですら、里帰り出産をしたことがないし、お盆や正月に帰省する時もいつも日帰りでとんぼ帰り。

最近、そのモヤモヤの正体がなんとなくわかってきて、今回の集まりで確信したことを書いてみます。

人が好きでポジティブ思考

私は人が好きで、情が深く、感情移入しやすいタイプです。

看護師だからと言うより、元々の性格というか体質みたいな感じです。

惚れやすいとも言います。

ポジティブ思考とよく言われます。

そして好きな人には好きってストレートにいうし、わりと感情を面に出すタイプです。

それが良いとか悪いとかじゃなくて、一人だけ性格が違うので、家族の誰とも仲良くなれなかったのですよ。

まぁ、職場でもですが笑
(患者さんには好かれますが、ドライで意地悪な同僚たちと気が合いません)

なので、反面教師なのか
自分の家族や子育てにおいては
「褒めてのばす」教育をしてきました。

伸びたかどうかは不明ですが、
愛されてる実感や認められてる感覚など
子供たちの自己肯定感は半端ないと思います。

私の褒めるクセは子供だけにとどまらず
夫のこともよく褒めます。
(褒めるというより、ありがとうなどの感謝やお礼をよく言います)

もちろん仕事上でも、部下でも同僚でも上司でも、すごい人に出会ったら公然と褒めるし、たたえるし、愛を伝えてますね笑

職場では
「師長さんはよく他人を褒めたり好きって言いますよね」

と言われることも多いです。

自分からすると
愚痴をいったり批判をしたりすると、自分が一番疲弊するし、ネガティブな感情が残って気持ちがわるい。

後味が実にわるい。

だから、できるだけポジティブな言葉をつかい、人を褒めたおすようにしています。

昔は人の愚痴や誹謗中傷大会がひらかれていても、そこから抜けることができずにひたすら一人でモヤモヤしてました…

最近は年の功というか、スキルが上がったというか。

自分からささーっと輪から抜けることができるようになりました。


実は褒めることは医療現場でも、他人にとっても自分にとってもメリットがあると語られることが多いです。

他人を褒めることのメリット

①褒められることにより伸びる

褒められたり期待されることで

・モチベーションが上がる
・やる気が出る
・想定していた以上の結果につながる

「ピグマリオン効果」や「教師期待効果」ですね。

②セルフイメージの向上

褒められ評価されることで

・単純に嬉しい
・セルフイメージの向上
・意欲の向上→成功→成功体験による良い循環


褒めることでの自分へのメリット

①褒めると自分に返ってくる

何か良いことをしてもらったときに

「同じようになにかその人にお返しがしたい」
という心理が働きます。
「返報性の心理」といいます。

褒めることからお互いに好意的なコミュニケーションがはじまり、相手から褒めてもらうことで自分自身も嬉しい気分になります。

②相手を褒めると脳が活性化する

褒められた人は「嬉しい」と感じることで、脳からドーパミンという脳内物質が分泌されます。

ドーパミンは「快感ホルモン」とも呼ばれ、セロトニンなどと同じ「幸福ホルモン」のひとつです。

脳はドーパミンをより多く得られるように、
脳自身の構造を変えていくという性質があり、
これが脳の強化につながります。

つまりドーパミンが出る前よりも出た後のほうが、脳の内部での行動が強化され、運動や学習、やる気や意欲にプラスになるため、リハビリでも褒める効果が利用されています。

③他人をほめる自分が得をする

「自発的特性転移」という言葉を知っていますか?

これは、例えばあなたがAさんに対して

「Bさんは優しくて素敵な人ですね」と話をすると

不思議なことにAさんはBさんに対して「爽やかなで素敵な人だな」という印象を持ちます。

すると、Aさんから
「この人はそういうところを評価しているんだな。きっとこの人も素敵な人なんだろう」

という印象を、自分にも持ってくれます。

なので見方を変えると、第三者を悪く言わないように注意しなければなりません。

第三者を悪く言ったりすると逆の効果になるからです。

たとえば同僚や部下について、悪口や陰口ばかりを言っていると

それを聞かされている相手から
「この人は人の悪口ばっかりだしネガティブでからあまり仕事ができない人だし、なんだか嫌な人だな」

と思われてしまいます。

第三者について褒めることと同様に
ネガティブな発言も自分に返ってくるのです。

これは直接の会話だけではなくSNSでも同じなので、何気ない気持ちで誰かを悪く言うことがないように気をつけたいことです。


まとめ

結局何を言いたいかというと

ネガテイブな発言は他人にも自分にも良いことがないので、出来るだけ、意識してやめましょう!ということ。

愚痴っぽくネガティブな実家の人たちにモヤモヤしていた正体が、わかってきました。

長年医療の現場にいて
褒めることの効果やポジティブ思考のメリットは、
自分の体感や主観ではなく、さまざまな場面で科学的に実証されてることを知り、確信となりました。

ライターの仕事を始めて執筆機会が増え
うまく言語化できそうな感じがしたので、今日はnoteにつづってみました。

ポジティブとネガティブ。

人を褒めるとけなす。

抱く感情や発する言葉一つで
開かれる未来が変わる気がしてます。

ウザがられても、
素直に人を褒めて、愛を語れる人間で居続けたいと思うし、今日も明日も、ポジティブに生きていこうと思います。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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