雨風を凌ぎて空へ鉄線花
本日の季語 鉄線花 時計草
みなさん、こんにちは。
お散歩のときのお楽しみ、他所様のきれいなお庭を怪しくない程度に拝見することです。
あまりじろじろ見ていると不審者・・・わんこを連れているおかげで今のところ怪しまれてはいませんが。笑
ご近所に、溢れ出すように花が咲き乱れていて、毎日毎日丹精込めて育てられたお花が見事なお庭があります。
そこはお手入れをなさっている奥様がいつもお庭におられるので、立ち止まってお花のことを色々教えていただける貴重なお散歩コースなのですが、今日教えていただいたことをこちらに。
テッセンとクレマチスの違いがわからないのです。
という私に、とても詳しく教えてくださいました。
クレマチスのほうがお花が大きくて、花びらに見える萼片が8個ある。
テッセンは6個。
クレマチスに比べてテッセンは小ぶり。
そしてクレマチスは日本で改良された日本の花らしい。
テッセンは中国のお花なんだそう。
何種類ものテッセンやクレマチスが咲いている中の一つを指して、
このクレマチスは、要らない葉っぱを全部取ってそのまま越冬させたら、こんなにたくさん花がついた。
どの株にたくさん花がつくか、大きくなるかはその時にならないとわからない、のだそう。
それも楽しみのひとつ、とおっしゃった。
鉄のような蔓を伸ばすから鉄線。
上へ上へとどんどん伸びて、たくさんの花をつけていた。
あめかぜをしのぎてそらへてっせんか
よくよく見ていると、ある花になんとなく似ていることに気づく。
時計草もクレマチスの仲間ですか。
とお聞きしてみた。
似てるけど時計草はトケイソウ科なのだそう。
クレマチスやテッセンはキンポウゲ科。
似て非なるものらしい。
時計草おなじ数だけ夜と朝
とけいそうおなじかずだけよるとあさ
もうすぐ時計草が咲きますよ。
と教えてくれた。
楽しみがまた増えた。
今日もへたっぴの句をよんでくださり、ありがとうございます。
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