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【元アドバイザーが教える】後悔しないショールーム見学の事前準備

こんにちは。
元ショールームアドバイザーの美紀です。

住宅を購入する方やリフォームを検討している方は内装を決める際、こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

「ショールームはどんな場所なの?」
「なにを見れば良いのか分からない」

私も中古マンションを購入しリノベーションをするときに、様々なメーカーのショールームを利用しました。事前準備をして、目的をもって見学に行くことが上手く活用するポイントです。

この記事ではアドバイザーとリノベの経験を生かして、事前準備や効率よく巡るポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にして見学へ行ってみてください。

ショールームってなに?

実物を体験できる

今回ご紹介する住宅系のショールームには、キッチンやお風呂、洗面台、トイレなどの水まわり設備や、フローリングやドア、収納、窓などの建材、照明やカーテン、家具などのインテリア、外壁材や屋根材などのエクステリアまで幅広くあります。ショールームとは展示されている商品を実際に見て触って体験することができます。

暮らしに取り入れるイメージができる

ショールームには実物を確認するだけではなく、暮らしそのものを提案する展示や実際に調理した料理を試食できたり、お風呂に入ることができるところもあります。自分の理想とする暮らしに当てはめてイメージを膨らませることができます。

アドバイザーに相談できる

私は以前パナソニックのショールームで、お客様にキッチンやお風呂などの商品の説明や、希望に合わせた商品を提案するアドバイザーをしていました。

アドバイザーに相談することで、図面や要望を伝えて自分にあったプランを提案してもらうことが出来ます。自分で商品を見ただけでは気が付けない発見があるかもしれません。

ショールームは上手く活用すれば家づくりの参考になります。設備や建材、インテリアは暮らしを支える大切な要素です。後悔しないように実物を体験して、イメージを膨らましてみてください!

事前準備が大切です

気になるショールームを調べる

住宅系のショールームは、Panasonic(パナソニック)以外にもLIXIL(リクシル)やTOTO(トートー)TakaraStandard(タカラスタンダード)などたくさんのメーカーがあります。 ほとんどのメーカーはインターネット上にホームページを設けているので、どんな商品があるのか事前に確認しておきましょう。

予約は早めに1ヶ月前にする

各メーカーのホームページ上に予約方法が記載されているので、電話やネットなどで予約します。 また、住宅メーカーを経由して予約する場合は、事前に住宅メーカーからショールームへ間取図や要望を連絡してもらい、見学後のフィードバックをショールームから住宅メーカーへ送ってもらえることもあります。そちらの方が話が進みやすくなります。

予約する際は自由見学かショールームアドバイザーに説明をお願いするか選択できると思います。計画が具体的でなくてもアドバイザーに依頼することをおすすめします。商品の特徴やショールームはどんな展示になっているのか説明を受けることができます。

土日はかなり早く予約が埋まります。私がショールームを予約したときは土日は1ヶ月先しか空いていないところも多かったです。ホームページを見て、気になるショールームがありましたら早めに予約しておくことをおすすめします!

効率よく巡る方法は朝一番に予約する

1日に何社か巡る場合は時間指定された予約が複数あると大変です。事前予約が必要なところも多いですが、小さなショールームは予約なしで自由見学できるところもあるので、その場合はいきなり伺っても大丈夫です。ネットや電話で確認しておくと安心です。

1日に効率よく巡るためには、予約が必要なショールームには朝一番で予約をとり、その後は予約なしで自由見学できるショールームを巡ると時間指定がないので、ゆっくり見ることができます。

おすすめのルート
予約が必要なショールーム

予約なしで自由見学ができるショールーム

目的を決めておくのがおすすめ

ネットで調べた情報からどのメーカーの何の商品が気になるのか決めておきます。ネットだと分かりづらい場合はカタログを請求すると良いです。わからないことや気になったことなど、確認事項をまとめておきましょう。実際にショールームに行くと思った以上に時間がかかります。アドバイザーに案内を希望して予約をすると1-3時間までのところが多いですが、商品を見ていると長いようであっという間です。ある程度目的を決めて時間を有意義に使いましょう。

当日の持ち物

「間取図」
予約の際に事前に送っていない場合は当日持参します。条件にあった商品を具体的に提案してもらえますので、なるべく用意しておくことをおすすめします。

「メジャー」
メジャーはアドバイザーが持っていることが多いですが、自分でも持参していると気になるところをすぐに測れるので便利です。ショールームではキッチンの通路幅など、商品以外でも家づくりに必要な情報を確認することができます。

「スマホなどの写真が撮れるもの」
多くのショールームは他のお客様が写らないように注意してもらえれば、撮影はOKです。あとで見返せるように写真は撮っておくと便利です。

「動きやすい服装」
ショールームを見学するときは、基本的に座ることは少なくショールーム内を歩き回ります。靴を脱ぐ可能性もあるので、脱ぎやすく疲れにくい靴を選びましょう。荷物はロッカーを備えているところが多いので、預けておくと身軽に動けます。貴重品を入れるための小さなバッグやポケットのある服装だと便利です。

まとめ|早めの予約と事前準備をしてショールームにいこう

ショールームの予約は土日は特に1ヶ月先まで埋まっていることがあります。早めに予約をしましょう。1日に何社か巡る場合は朝一番に予約をして、その後は予約なしで自由見学できるショールームに行くと効率よく巡ることができます。余裕のあるスケジュールで、楽しみながら選んでもらえればと思います。スケジュールを立てたら事前準備をして目的をもって足を運びましょう。

  • 行きたいショールームを探す

  • 一ヶ月前までに予約する

  • 一日で何社か巡る場合は予約なし自由見学できるショールームも探す

  • 事前に調べて目的を決める

  • 持ち物を用意する

しっかり準備してショールーム見学を有意義の時間にしましょう!

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