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アタック25Next

7月28日に、クイズ番組『アタック25Next』に出演しました。予選から出演に至るまで色々な事があったので、記録として残しておこうと思います。

始めは、Xにアタック25Next出演者募集という投稿が流れて来たのをきっかけに応募しました。この時は絶対に出てやるぞというつもりはなく、小さい頃から見てる番組に出れるチャンスがあるんだったら送ってみようか、ぐらいの気持ちでした。

具体的な期間は忘れましたが、応募してからしばらくして、抽選の結果一次関門を突破したという旨のメールが届きました。予選会は大阪で行われるということだったので、住んでいる広島から新幹線で行くつもりだったのですが、広島駅での殺人予告がネットで拡散されていて、実行日と出発日が被っていたので念のため夜行バスで行くことにしたのを覚えています。

予選会場のビルに入ると、参加者の方がロビーに20人くらい待機していました。みんなクイズの強そうな方達だらけだったのでビビりました。

予選は、まずはじめにクイズのベタ問と時事問題が半分ずつで計25問の筆記テストがありました。これは事前に知っていたので、時事問題だけ若干対策していたおかげで1問多く正解することができました。


また、このテストのために非売品のペンが配られ、これを持ち帰る事ができました。参加者の多くはこれを大事に持って帰り、使わずにとっておくそうなのですが、僕は普通に使ってしまっています。一回このペンで宅配便のサインも書きました。

筆記テストが終わると15分ほど採点の待ち時間があり、合格者のみ面接という流れでした。大体Web応募の時に書いたことについて聞かれるのですが、僕が大学お笑いをやっていることを知った面接官の方に「じゃあ…(なんか面白いことやってもらおうかな…)。やっぱやめときます。」と言われました。ここで面白いことをやる流れになっていたらスベって不合格になっていたかもしれないので本当に危なかったです。

面接を一緒に受けた方達とはお互いに若干の仲間意識が生まれており、面接が終わってから建物を出るまでの間みんなでずっと喋っていました。その中の1人の顔に見覚えがあったので、「何か出たことあります?」と聞いたら「◯◯(超有名クイズ番組)で優勝しました。」と返されて驚きました。

同じく面接を一緒に受けた別の高校生の子とはホテルまでの道が同じ方向だったので、30分ぐらい喋りながら一緒に帰りました。その子とは今でも連絡を取り合っているので、またどこかで会えたらいいなと思っています。

予選から1ヶ月ちょっとで面接の合格通知、そこからさらに約3ヶ月後に収録日決定の電話などがあり、いよいよ収録日当日になりました。

当日現場に行って初めて知ったのですが、収録前にはなんとプロの手によるヘアセットとメイクの時間がありました。そのため、オンエアに映っている僕はかなり格好良いです!(当社比)

スタジオに入ると、スタッフさん達が和やかな空気を作ってくださり、かなりリラックスして収録に臨むことができました。しかし、リハーサルの時間になり司会の谷原章介さんがスタジオ入りすると少しだけ現場に緊張感が漂い、僕も「芸能人だ…!」とオーラに圧倒されました。

リハーサルが終わるとそのままの流れで本番になるのですが、『アタック25』は地上波からBS放送に移ったタイミングで放送時間が30分から60分に拡大し、その増えた時間の多くが参加者のインタビューに充てられています。また、収録ではカットを前提にインタビューの時間が長めに取られているので、結果的に僕は谷原さんと1対1でめちゃくちゃ喋ることが出来ました。あまりにも長い時間喋りすぎたので後半からは感覚が麻痺して谷原さんと喋っているのが当たり前のようになっていました。スタジオ入りの時は「芸能人だ…!」と思っていたのに、途中からは親戚のおじさんと喋ってるくらいの緊張感でした。

クイズの結果というと、大事な場面での問題の引きや盤面の運にも恵まれ、1位になることができました。ただ、クルーズをかけた最後の問題は作家の名前を全く思い出せず、「スズキハルオ」という謎の人名を絞り出すことしか出来ませんでした。


誰なんだ

あと、これから『アタック25Next』の収録に参加される方は翌朝の『めざまし8』を見ることをオススメします。「昨日この人と同じ場所にいたんだよな…」と不思議な気持ちになることが出来ます。

ここまでの長文を読んで頂きありがとうございました。最後に、オンエアで流れた漫才の完全版を掲載しておきます。広島を中心に定期的にライブに出ているので、お笑い方面の活動が気になった方は是非見にきて頂けると嬉しいです。

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