朝5時半、こどもと泣く
早起きのすばらしさ
を書いたのはついきのうのことでした。
それが今日になって、朝5時すぎ、私は息子と一緒に泣いていました。
今朝は息子が早く起きてしまって。
眠いから甘えたくてよく泣いて。
ひとりの時間を持てなくて。
母親になってからあまりまえの、いつものことなのに、今朝だけは落ち込んでしまったんです。
私は1日にたったの1時間しか望んでいないのに、それも持てないのはどうして?
と・・・。
産後すぐの頃を思い出す、切羽詰まった感じ。
息子には申し訳ないことをしました。私のせいで起きちゃったのにね、ごめんね
そんなことで、やりたかったことはできず、息子とソファでうつらうつらしながら朝の時間を過ごしました。早めに台所に立って、つまみ食いしながらお昼のお弁当を一緒につくって、のこりを朝ごはんにして、やっと息子も落ち着き、平常運転に。
起きてきた夫が、息子のご飯に付き合ってくれてにるあいだに30分だけヨガをさせてもらって、それがとてもありがたくて、いらいらしていた気持ちがようやく静まりました。
そしてやっと気づきました。毎日ひとりの時間を過ごせるというのはあたりまえのことではなくて、子どもが寝ていてくれるから、寝室以外に過ごせる部屋があるから、ほかの誰かが一緒にいてくれるから、特別にもらっている時間なんだ、ということに。
早起きをしているんだから当然でしょ、という気持ちではいけなかった。
15分でも静かな時間を持てたら、そのありがたさを感じよう、少ない、というかわりにありがとうと思おう。
・・・
その一方で、朝イチのひとり時間の大切さもしみじみとよくわかりました。朝にひとりで1時間過ごした日と、そうできなかった日では、日中から夕方の気分におおきな差が出る。子どもとの関わりも少しむずかしくなる。
だから、ひとりになれなくても文句を言わない、だけどひとりの時間は求めつづける。
そんなふうに気をつけていこう。
そうして、私は明日からもっとはやく起きるぞ!と意気込んだのでした。
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