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結婚してからの友人へのカミングアウト

この記事では、
僕のカミングアウトの事例を
ご紹介します。


*記事内に出てくる専門用語については
別記事で解説しているので、
参考にしてくださいね🌈

▼LGBTQ・セクシュアルマイノリティ用語集


「まだ梅雨だけど元気してる?
こっちは会社で
ワクチン打つことがきまったよー」


友人のよっちゃん(仮称)から
こんな連絡をもらったのは、
つい先月末のことである。


最近は元気にやってるよー!
今はネットで情報発信してるんだ。


僕はそう返信した。

「どんな仕事なの?」


と、よっちゃんは聞いてきた。


僕とよっちゃんは、週末バイトの同僚だった。

僕が結婚しているときのバイト先で知り合って、
年齢が近いのと、
離婚経験があることなどで、
何となく話が合って、
LINE友達になっていた。

離婚後、
いよいよ引っ越しという前に、
軽くお茶をしながら、
たくさん相談にのってくれたお礼を伝えた。

そのとき、
本当はカミングアウトしようと思ったのだが、
何故か言えずに、
2年ちょっとの年月が流れていた。

LINE友達として
たわいない会話をする関係だったけど、
よっちゃんはいつも僕を励ましてくれて、
話をきいてくれるやさしい人だった。


カミングアウトは、
基本的に、自分の話を共有したいという思いで、
そして、それによって相手との関係を深めたいという思いをもってされることが多いのだから、
その思いを理解さえすれば、
それをめぐって丁寧なやりとりが生じるはずだ。
---『カミングアウト』砂川秀樹 著 より引用---
@H_Sunagawa


そう、
僕はよっちゃんに本当の僕を知ってほしかった。

よっちゃんは、
僕にとって大事な友人だからだ。

そして、
LINEでこう切り出した。


実は俺さ、
トランスジェンダーなんだよね。
性同一性障害って知ってる?


「なんとなく」
と、よっちゃんからの返信。


元々は女性としてうまれて、
13年前に戸籍を男性に変えたの。


とカミングアウトした。

すると、
よっちゃんからは、

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こんなLINEスタンプが送られてきたのだw

あきらかに驚いている様子が目に浮かんだ。

「びっくり~。
全然わからんし~!」

との返信がきた。

そして、なんと!


「娘の友達にもいたわ」


なんと!!!

身近にいるものですよね、ほんとに。

でもまさか、ちいさいおじさんだと思っていた僕が、
その娘さんの友人と同じトランスジェンダーだとは、
まさか思わなかったとのこと。


そのあとは、
今やっている発信のこととか、
思いなんかを話して、


「応援するよ!!
みんなの光になって!
これからもよろしくね!!」


ということで終わった。


LINEなのに、手汗がすごくて緊張したよーwww


ということで、
いつになってもカミングアウトは緊張します。


直近のカミングアウトはこんな感じでした🌈


*カミングアウトするしないについては、個人の意思であり、
それをすることがいい悪い、ということではありません。
また、カミングアウトすることを推奨する記事でもないことを、ご理解ください。

■僕のカミングアウトシリーズ

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