見出し画像

仙台旅行記 2日目&3日目


おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。
私は社会人3週目討伐クエストが始まりました。
昨日に引き続き、仙台旅行記です。目次機能の使い方を覚えたので、今回から少し見やすくなります。

1日目はこちら



◆市場にて

8時に目が覚める。今回は利用していませんが、グランバッハ仙台は朝食も評判で、地元の食材をふんだんに使用した和朝食をいただくことができます。
私はというと、駅の反対側でやっている朝市に繰り出しました。ほとんどのお店の開店が9時とのことで、8:30過ぎに出発。10〜15分程度で市場に着きます。

すでに観光客がいっぱい。有名なコロッケ屋さんがあり、そこは行列でした。例えば豊洲や築地みたいにめちゃくちゃ広い!というわけではないですが、野菜・漬物・お刺身など、地元のものを中心に安く手に入れることができ、人は多いものの元気よく闊歩できる余裕がありました。名物の500円で食べられる海鮮丼や昔ながらのラーメン屋さんもありましたが、今回はできるだけ長くホテルに滞在していたかったので、食料だけ調達してすぐに引き返しました。

買ったものはこちら。

マグロの切り落とし、イカ、鯨の尾の身、おにぎり。合計2300円也。
マグロもイカも美味しいですが、なによりも鯨!
鯨の尾って、脂乗ってて美味しいんですよね。そもそも鯨刺しが好物なので、勧められるがままに購入してしまいました。口の中でとろけるお肉がたまらない!馬刺しにも似ているけれど、鯨の方が少し癖がありますよね。
そしておにぎりは驚異の100円でした。手作りのふっくらとしたおにぎりが100円。ほんのり温かくて美味しかったです。
ホテルに帰ってきた時点で10時ごろだったので、朝食というよりはブランチでしょうか。地元の朝のワイドショーを見ながら食べていたのですが、この日は天気が良く、窓から差す光が心地よくて、大したことはしていないのになんだかとても幸せでした。

◆夕飯

この後はしばらく部屋に引き篭り、夕方。
17時から居酒屋を予約していたので16時半に出発。前日まで軽い中耳炎を患っていたため薬を飲んでおり酒を封じられていたのですが、症状が改善し薬を飲み終わったので1週間ぶりのアルコール解禁。浮き足立ちます。本当にちょっとだけ足が浮いてた気がします。ドラえもんじゃないですけども。

駅の反対側に行き、大通りから少し歩いたところにある『わのしょく 2階』さんへ。
オープンと同時の予約だったため、この時点で店内の客は私1人。カウンターの隅っこに着席。
席を予約した時に一緒にせり鍋も確保していたので、すぐに用意してもらえます。それと、本日のおすすめから太刀魚の炙り刺と地酒を注文。地方に来たらやっぱり地酒でしょう!

お通しのおでん。鶏の出汁を使用しているらしく、まろやかな味がキリッとした冷酒にもよく合う。汁まで飲み干した。

太刀魚の炙り刺。初めて太刀魚を食べました。味は淡白ですが、炙ることで皮目の香ばしさが加わり、こちらも日本酒が進む。
1人で来てカウンターでお酒を飲む若い女性が珍しかったのか、お店の方が話しかけてくださりました。
「グランバッハに泊まりたくて来たんです」と伝えたら、「あそこ、仙台価格で他のところと比べて安いですよね」と。やはりそうなのね(また来よう)。

そしてメインであり今回の目的のせり鍋。

具材は鴨団子とせりのみ。せりも七草粥に入った刻んであるものを食べるくらいで、形が残ったものを食べるのは初めてでした。スープを沸騰させない程度に温めて、せりをさっとくぐらせていただきます。とろみのあるスープ、ふわっとした鴨団子、シャキシャキでほんのり苦味のあるせり、どこをとっても美味しい…!癖があるので好みは別れると思いますが、寒い日にぴったり。冬だけの限定です。
鍋の汁が半分ほどになったときに、〆のラーメンを注文。最後まで悩みましたが、スープの美味しさには敵わず。雑炊もできるようです。個人的にはお蕎麦も合いそうだと感じました。

◆夜のあれこれ

・お楽しみケーキ


ほろ酔いで退店し、歩いて帰ります。日本酒飲んだ後に夜風に当たるのってどうしてこんなに気持ちいいんでしょう。人生で幸せな瞬間トップ5に入ります。
行く時にじっくり見られなかったアーケードや大通りを散策し、前日と同じ店でケーキを買いました。忘れられなくてつい。

この日はアントワネットにしました。ベリーがたっぷり入った大きなマカロンです。中心に紅茶のクリームが入っていて、これまた美味しい。ショーケースで見ると小さく見えますが、いざ目の前に来ると結構大きいです。でも全体的な甘さは控えめなので、甘いものが苦手な人でも問題なく食べられそう。
どうやら羽生結弦がこのお店の最中を差し入れとして買って行ったことがあるようで、なるほど、それは美味しくないわけないですよね。

・ホテルのバーにて

そして私には夢がもうひとつ。それは、ホテルのバーでお酒を飲むこと!
ホテルのバーって、なんとなく敷居が高い感じがしませんか?

大人の人が来るところというイメージだし、バーテンダーさんと何を話すんだろうとか考えると躊躇してしまいがち。ただ、この時LINEで話していた母親に「気になること全部やっておいで」と言われたので意を決して行ってまいりました。
ちょうどバータイムに突入していたので、買ったケーキを部屋の冷蔵庫に入れて、そのままフロントに降ります。フロントの裏にバーがあるので、とりあえずメニューを見ようと試みますが、なんとメニューが置いていない。
仕方なくフロントで「バーでお酒を飲みたいのですが、メニューを見せてもらえませんか」と伝え、快くメニューを出してもらい一安心。私が一番乗りで、他にお客さんがいないのでめちゃくちゃ緊張した。
バーカウンターでまたもや人生初のカシスオレンジを注文しました。普段甘いお酒は飲まないので新鮮。
本を読みながらちびちびお酒とナッツをいただきました。いい経験だった。

支払額は800円でした。思っていたより良心的!これで味を占めたので一年働いたら帝国ホテルのバーにでも行ってみたい。

◆3日目

簡潔に3日目。6時に大浴場が開くので、朝風呂をしたくて6時前に起床。まだ外は薄暗い。
時間ぴったりに大浴場に行くと目論見通りまだ誰もおらず、貸切状態でした。バッハの音楽を聴きながらお風呂に浸かる経験なんて、人生であと何回あるんでしょうかね。

30分ほど貸切風呂を堪能して、朝食の調達へ。前日までの食事でかなり満足していたおかげで欲が無くなったため、ホテル一階のコンビニで値段を見ずに物を買うというちょっとした贅沢をしました。
朝のワイドショーを見ながら朝食を摂るといよいよ多幸感で欲が消え失せたので、チェックアウト後は土産のお菓子と地酒、昼食代わりにずんだ餅を買って、11:30の新幹線で東京に帰りました。

◆総括

何度か一人旅をしていますが、仙台は食べるもの全てが美味しくホテルのコンセプトもどタイプで、私史上最高の旅行でした。2泊3日では正直足りないです。
あのケーキとホテル、せり鍋のためだけにまた行きたいです。カズノリ イケダさんのケーキ、仙台に行った際は是非ご賞味あれ。私が食べたものは両方とも800円ほどだったと記憶していますが、値段なんて気にならないくらい美しくて美味しい。ケーキの価値観変わりますよ。
カズノリ イケダさんはマカロンも有名だそうで、図らずもマカロンのケーキを食べていますが、普通のマカロンも購入したいですね。生キャラメルやクッキーなんかもあって、あと10回くらい行きたい。東京にお店出さないかなあ。

以上、仙台旅行の記録でした。
明日は1人でフレンチを食べた話をしたいです。ネタが尽きるまで1日1回を目安に投稿しますので、もう少しお付き合いください。
読んでくださった皆様、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?