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京都旅行記 2日目

退勤後の電車の中からこんばんは。
水曜日くらいから一気に時の流れが早くなるような気がしています。休みが近づく高揚感のせいでしょうか。
昨日に引き続き京都記録2日目です。

1日目はこちら



◆朝食ビュッフェ


7時くらいに起きたような記憶があります。
このホテルは朝食の評判が良く、私も楽しみにしていました!
一階フロント前にあるロビーラウンジ兼カフェが朝食会場になります。メインがオーダー式、それ以外のおかずやドリンクがビュッフェ形式で楽しめるハーフビュッフェです。
こちらの朝食は北欧料理がメイン。スモーブローというデンマークのオープンサンドが常時4種類あり、全種類を2回までオーダーできます。

この時は、【根菜(写真中央の皿 左下)、鯛のブランダード(中央の皿右上)、ローストポーク、りんごとさつまいも】の4種類でした。
ブランダードというのは、白身魚とじゃがいもやペースト状にしたものです。豚肉をペーストにしたリエットという調理法がありますが、それの魚版といった感じ。スモーブローは季節によって具材が変わるそうなので、全種類制覇したくなります!
ヴィーガン向けのメニューも豊富で、人種問わず利用できそうな内容でした。ダイエット中だからと言い訳してペロリと食べてしまいそうな美味しさ。
個人的なおすすめはドリンクコーナーの黒葡萄ジュース。季節によって産地を変えているそうで、市販のぶどうジュースよりも甘さが控えめですがその代わり葡萄本来の味が強く、ワインのような渋みを感じました。色味も赤ワインに近いです。市販のジュースに戻れない!

2時間制です、と最初に説明していただきましたが、スモーブローの土台のパンがずっしり硬めでお腹に溜まり、1時間ほどで退席しました。
こちらの朝食は宿泊客以外の方も利用できますので、お近くの方はぜひ!

◆昼食

旅行の楽しみの一つであるご当地朝のワイドショーを見てから昼食を食べに行きます。この日はとあるお店を予約していました。
烏丸御池駅から10分ほど歩いたところにある「手毬鮨と日本茶 宗田」さんです。

京都らしい上品で宝石のような手毬寿司と、1杯ずつ丁寧に淹れたお茶をいただきました。なかなか普段の自炊では勇気のいる組み合わせのものもありますが、全部美味しかった!
外観も内装も高級感があり、女性や年配のご夫婦のお客さんが多かったです。
私はノーマルな手毬寿司と日本茶のセットでしたが、お寿司ひとつひとつが小さめなので男性の方には物足りないと思います。おばんざい3種、天ぷら、日本茶の飲み比べがついてくるセットもあるので、予算や気分によってカスタマイズするのがいいかと思います。
こちらのお店もひと月ごとにメニューが変わるそうです。
せっかくなので最後にお抹茶とデザートのセットもいただき、合計3500円程度だった気がします。この日は朝から小雨が降っていたのですが、お店を出る頃には雨が上がって陽が差していました。よかった!

烏丸御池周辺は大きな本屋さんがあったり、喫茶店やカフェが点在しているのでお散歩コースにいいと思います。疲れたら休憩できるので嬉しい!程よく人がいて、賑やかすぎなくて、退店後は気ままにお散歩を楽しみました。

◆夕飯


烏丸御池の本屋さんで、カズオイシグロ「夜想曲集」を購入してから部屋に戻り、夕方まで本を読んだりテレビを見たり、普段と変わらないことをしていました。
旅行先でも普段通りに行動するのって、その土地で暮らしている気分になるんですよね。非日常を満喫しながら、自分のライフスタイルを重視した旅をしていたいです。

話が逸れましたが、今日の夕飯は焼肉!あのジモン・テラカドも訪れたという「焼肉はやし」さんに行きます。
京都に数店舗あるお店で、ホテルから徒歩1分の場所にもお店はあるのですが、そこの店舗は定休日だったので少し離れた九条烏丸まで住宅街を15分ほど歩きました。歩くのが大変な距離ではありませんが、夜になると人通りが少なくなるので面倒ですが電車に乗るか、タクシーを使うか、お空が明るいうちに行くのがおすすめです。

レトロな外観と赤提灯が目印🏮
赤提灯があるお店って異様に興奮するの、なぜでしょう。旅先では無意識に赤提灯を探してしまいます。モダンなお店も好きですが、カウンターで常連のおじさんたちがその場にいない娘・息子の進路を話し合うとか、そういうお店に当たるとちょっと嬉しい。よほど古くからある喫茶店や居酒屋以外ではついぞ見なくなった光景です。

17時ごろに伺うと、先客は男性2人、どちらも1人客でした。
このお店は特製の漬けダレにお肉があらかじめ漬けてあるため(タン以外)、焼肉のタレなどは置いていません。豪快に一気に炒めて食べます。

私は上赤身・ホルモンミックス・ライス・烏龍茶を注文しました。写真は上赤身!濃いめの味付けなので、ホルモンミックスなんかはもはやレバー以外何が何やらですが、甘辛い味付けがクセになります。結局最後までどこの部位だか全く分からないまま食感の違いを楽しみ、メニューを見ながら「これかな?」と1人で当てっこしていました。これはこれでアリだと思います😂
ビールよりも白米が欲しくなる味で、焼肉屋で白米を食べることはほとんどないのですが、食べ勧めるうちに猛烈に白米が恋しくなり思わず注文してしまいました。
辛さ控えめもできるようだったので、辛いものが苦手な人も美味しく食べられます!合計2200円也。
持ち帰りもできるようで、近所の人はこの味をお家でも味わえるのが羨ましいです…!

退店後は近辺にケーキ屋もなく、わざわざコンビニまで寄るのも面倒になったのでこのまま帰城。
明日は帰る日。別れを惜しみながら眠りにつきました。

◆おまけ 三島由紀夫「不道徳教育講座」


旅に出る前に自宅近くのブックオフで三島由紀夫『不道徳教育講座』を購入し、旅のお供としての役割を担ってもらいました。「嘘をつくべし」「弱いものをいじめるべし」など、今の時代だとちょっと問題視されそうなパンチの効いたエッセイ集です。
完全にタイトル買いでしたが、ウン十年前に書かれたとは思えないほど読みやすい。刺々しさと皮肉たっぷりの文章がなかなか面白く、真夜中にこそこそ読んだらちょいワルくらいにはなれそう。

本日はこのあたりで。明日は京都旅行完結編。
読んでくださった皆様、ありがとうございます。

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