イジワルされるのなんで？

職場でイジワルされるのがつらくて仕事を辞めたいと上司に伝えた。

すると、もったいないから辞めないで部署異動してはどうかと提案され、異動した。

そして異動先で主任からイジワルされるようになった。

また？私が悪いのかな？悩んだり落ち込んだりしていた時、主任はこれまでも前科があり、新人にイジワルして辞めさせたり、主任のイジメに耐えかねて部署異動していった人が多くいるということを知った。

私が悪いのではなく、たまたまターゲットになっただけなんだなと思うと、落ち込んだりする必要ないんだと、ちょっと気が楽になった。

とはいえ、毎日チクチク言われるたびにイヤな気持ちになるので、なんだかなと思っていた。

で、取り合わないようにしていたら、主任が上司に私が仕事をやりたがらないとか、私の悪口をたくさん言ったようで、上司から呼び出された。

上司は頭ごなしに決めつけて開口一番「自分の仕事は何かわかっていますか？」だった。

周りの人は主任が文句言っているだけだとわかってくれていて、当然上司もわかってくれていると思っていたが、上司は主任と同じだった。

それでここには居られないから辞めようと思い、上司に伝えた。

上司は、部下から意見があったので私に状況確認しただけだという体にしたかったらしく、私の受け取り方がネガティブだから、辞めると言い出したのでそれを受け入れた、働かない人は辞めてもらってよかったという感じだった。

上司、お前もか！

ここまでくると、イジワルされることが多いのは、やはり私に原因があると確信した。

なに？なんだろう。全然わからない。

イジワルの前に「嫉妬」があると知った。
嫉妬？私に？何で？
私なんかになぜ嫉妬？意味がわからない。

私は自己肯定感が低いし、相手からは、たいてい下に見られる。

だから嫉妬されるとは、ほど遠い気がする。

なぜかを考えて続けていたら、急にわかった！

私の自己肯定感の低さからきてるんだ！

常に私なんて……と思いがちなので、相手が私を下に見てくると言うのは通常運転。

だから気にならないしマウントとられても、マウント取りたいんだなと気づくけど、そうよね、私よりいい感じだよねと思うので、あまり気にならない。

でも、私と相手が私に対する評価が低いだけで、一応やることは普通にやれるんだよね。人並みにできてる。

そうすると、周りから私が評価されることがあると、相手は私のくせになんだよ！と思うらしい。

私が評価されて喜んでいると、それが気に入らなくて、陥れようとする。

思い返せば、私がみんなが働きやすくなるようにちょっと整理整頓すると「使いやすくなった～」「物探す時、ちょっとしたストレスだったからこれはいい」という声が多くあり、喜んでくれて私もよかったと思っていると、主任が「これ使いづらいってみんな言ってるよ」「前の方がよかったみたいだよ」と言って、元に戻したりしてた。

余計なことしたなと落ち込んだ。

でも、みんなが気持ちよく働いて欲しいというのがあるから、以前の私のやり方が良くなかっただけで、他のやり方で片付けようとバージョンアップを試み、やってみると、また周りから、使いやすくなったと喜ばれた。

それを見て主任は悔しかったのかも。

最初の段階で私が気持ちが折れて、もう余計なことはしないと何もしなかった方が主任にとっては、あの人は何もできないと言えてよかったのかも。

でも私がくじけなかったから、だから憎しみが増したのも。

つまり、最初で、私は素敵です！を全面に打ち出していたら状況は違っていたのかもしれない。

最初に、私は大したことのないダメ人間です。を打ち出してしまっていたので、主任が真に受けて私のことを下に思い、周りに私が評価されることに対して憎らしく思うようになったのかも。

私に原因があった。

職場だけじゃなく、友だちからも、いじられるからエスカレートしてイヤな思いをすることもあった。

ちゃんと今のは言い過ぎだよと言えばいいのに、私には価値がないからそんな扱いでも仕方ないと無意識に思っているからヘラヘラ笑って、相手に悪気はないから場の空気を乱さない方がいいとスルーしてきた。

私のそういう自己肯定感の低いところが良くない！

自分に価値がないと思っているところが良くない！

長年の疑問にやっと気づくことができた。

私は自己肯定感が低いことを自覚していて、上げていかないといけないとは思っていた。

でもそれは私自身の問題で、周りへの影響はないと思っていた。

それは違っていた。私が自己肯定感が低いために誰もが持っている悪い部分を私が引き出してしまい、自分が被害者になりたがり、相手が悪いと批判してきた。

これからは私のことをちゃんと自分で評価していく！
それは私のためだけど、でも私のためだけじゃなくて周りのためにもなるんだよね。