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自分史を書いたこと

皆さんは、自分史を書いたことありますか?
書いてみたいですか?

私は一度書いたことがあります。50歳になるちょっと前、
「音楽×インターネットで事業ができるように」指導を受けることになり、
約二年間、次から次へといろんな課題をこなすことになったのですが、
その課題の一つに自分史を書くというものがありました。

自分史を書いた頃の写真
課題の一環でタイマーを使った自撮り

この二年間の指導を受けたことは、
私の人生が大きく変わった出来事でした。
人間が変化するのは、教育なのだなと思います。

この指導以降、次々と新しい扉が開いていく展開だったので、
もし今書くとしたらそれ以降のことが大半を占めることになります。
あの時描いた自分史には、
今の自分をほとんど書けていないということですね。


それ以前の自分史、どんなことを書いたのかよく思い出せないのですが、
子どもの頃の話では、
家の近くに淀川(大阪出身です)という真っ黒に汚れた大きな川があり、
橋が近くにかかっておらず、ポンポン船と呼ばれる船があった話、
くらいしか書いたことを覚えていません。

そのあたりは工場地帯で、高度成長期で公害が問題になった頃。
工場排水により川は真っ黒だったし、
ポンポン船は、「ポンポン」と鳴るエンジンの音が凄く高くて
耳が痛いくらいでした。
全くもって、都会の上品さなど欠片もない話です。

提出したらそれを読んだ社長が、この世界観が「あしたのジョー」みたいですごく気に入ってるという話を嬉しそうにしてきたので、
よく覚えています。
高度成長期の昭和の勢いや、貧しさからの成り上がり目指せみたいな、
そんなイメージですね(笑)

その他に、あの時書いた自分史に
一体何をそんなに書くことがあったのか不思議なくらいです。
ハモンドオルガンとピアノの講師や
レストランやブライダルで演奏してたこと、
イタメシ屋で働いてたこと、
ロックが大好きだったことくらいしかネタがなさそうな気がします。


この指導を受けることになったきっかけは、
ビジネスプランコンテストに音楽事業プランを応募したら、
全国大会出場者に選ばれたことでした。
それを知ったとある社長から、
「音楽とインターネットで事業ができるように指導してあげよう」
という話をいただいたんです。


今思うと、あのコンテストに応募をしていなければ、
私は今も変わらずピアノ講師で、
アナログ人間だったのではないかと感じます。

インターネットで
ドンドン自分から情報を集めて取り入れていくこと、
これからの時代はそれがものすごく重要である、
という事をその時に教わり、それが私の日々になりました。

自分史を書いてから10年ちょっと経ちますし、
今思うとあれは序章に過ぎないと感じます。50歳までが序章・・・(汗)
大器晩成という事にしておきたい(笑)

それ以降の10年間のことも書いてみたくなりました。中盤、って感じで。
修行、という感じの10年でした。60歳を超えてしまいました・・・
うちの家系は皆、若く見える家系で、私のプロフィール写真も
60歳には見えないと思います。よね?!
でも二年前、ちょうど60歳の時の写真です。

今のプロフィール写真


部屋でギターを弾いてる時に
「そうそう、今度のイベント用に写真撮っとかないと」と思いだして
スマホで自撮りしたものです。

と、話がずれましたが、今度は70歳かな?!
今やりかけてることがある程度の形になってきて、
また自分史を書き足したくなるといいなと思います。
新しい事への挑戦と失敗、
諦めず続けることとささやかな成功体験を求める
そんな人生を送りたいです。

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