みきまる

多趣味でいつのまにかアラサーになってしまった人。

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    ベタの繁殖記録。

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羽織沼へようこそ。

唐突だが、私は長着に関して濃い色を選びがちである。 長着とはいわゆる着物のこと。 「着物」というと帯、襦袢、など和服すべてを指すことがあるためあえて長着と表記していく。 持っている長着を並べてみると濃い紫や黒、深い緑にデニム、柄のたくさんついたもの。 寒い冬の間は色が暗くてもなんの問題はないのだが、問題は春先。 暖かくなってくると暗い色は春には重すぎる。 春を感じて明るいものを着たくなるのである。 でもなぁ…明るい色の長着か…まだいいと思うものに出会えないんだよな。ということ

    • 4月の香水

      サブスクの香水レビュー。4月編。 今回も2種類。 パルファンサトリ/ノビヤカ EDPPARFUM SATORI NOBIYAKA パルファンサトリ ノビヤカEDP 原産国:日本 トップノート:枇杷の花と実、梅酒、ダバナオイル、白桃ベース、ヘリオトロープ ミドルノート:ジャスミンアブソリュート、ミュゲ、ナツメグオイル、ローズエッセンス、カモミールブルーエッセンス、Akaitoサフラン®アブソリュート ラストノート:アイリスアブソリュート、オリバナムレジン、L‐ムスコン、サ

      • 概念コーデ①ー君たちはどう生きるかー

        着物を着るときは物語を作ったり、作品をイメージした色柄を取り入れてコーディネートするのがスキ。 着物には多彩な色や柄があるので表現の仕方が多様なのだ。 今回はスタジオジブリ「君たちはどう生きるか」を観に映画館にいったときのコーディネート。 合わせて2回ほど観に行く。 1回目 アオサギモチーフの夏着物コーデ 最初は情報があまりなく、どこからイメージを取るものか悩んだが 「アオサギ」というキーワードとビジュアルが出ていたので青を基調にコーディネートしようと思い着てみた。 最

        • 3月の香水

          今月から香水のサブスクcoloria(カラリア)始めてみた。 普段はあまり香水をつけるほうではないんだけれど、SNSで香水紹介を見ていたら色々試してみたくなってしまい・・・ 瓶で買っても絶対使いきれないし、そもそも合わなかったらもったいない。 いい香水だとそれなりのお値段もする。 香水こそサブスクだ!と思い立ったのである。 3月は2つのコースで注文してみた。 ドルセー/A.R 幻影的な影ドルセー A.R 幻想的な影ESP D'ORSAY A.R LES OMBRES FAN

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          2本
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          2本
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          2本

        記事

          不言色

          日本には昔から多彩な色がある。 桜色、朱鷺(とき)色、山吹色、孔雀青と 色の名前もとても美しい。 そのなかで「不言色(いわぬいろ)」という色がある。 その名前からは一見想像できない色であるが、黄色っぽい上品な色だ。 なぜ不言色(いわぬいろ)というのかというと この色は別名、支子色(くちなしいろ)と呼ばれる。 くちなしの花は白だが、実で染めると黄色い色になるのだそう。 口無し、口がないとものが言えないので「言わぬ色」 「不言色(いわぬいろ)」なのである。 人には言えない

          魂宿る場所

          日本では古くから「袖(そで)」は魂が宿る場所と言われている。 袖を振って相手の魂を引き寄せる儀式があったり、袖を折り返して寝ると好きな人が夢に出てくるという可愛いおまじないもあったりする。 袖にする―冷淡な扱いをする  袖を濡らす―涙を流して泣く 袖を振る―別れを惜しんだり愛情を示す 袖には人の感情が出る。 江戸の踊り子は舞台上で袖を前後に振ると求婚拒否、横に振ると求婚を受け入れるという表現をしていたそう。 これは離れた場所からでも客にわかるようにという演出もありそう。

          魂宿る場所

          第2夜 不思議な体質

          世の中には不思議な体質を持つ人が多数存在している。 その一人が私の知人Aさん。 仕事関係で知り合ったのだがこのAさん、とても不思議な体質の持ち主なのだ。

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          第2夜 不思議な体質

          第1夜 鏡越しの自撮り

          私にはトラウマがある。 それは鏡に映った自分の写真を撮ること。 時々、SNSで自分を鏡越しに自撮りをしている写真をみることがあると思う。 その行為が私にはとてつもなく怖いのである。 当時、10代の私は実家の自室で悩んでいた。 年頃の女の子であった私、 初めての異性とのデートに着ていくコーディネートが中々決まらない。 あれでもない、これでもない。着ていく服がない。どうしよう。 お洒落に疎かった私が一人で悩んでみても一向に埒が明かないので 友達に相談してみることにした。 なんだ

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          第1夜 鏡越しの自撮り

          ベタ繁殖②ー初対面ー

          前回はベタの大まかな生態とうちのベタ紹介などを書いたが 今回はメスベタさくらとオスたちの初顔合わせのこと。 当然だが、魚にだって相性はある。 そりゃ命がけなんだから誰だっていいわけじゃないよね〜と 別の水槽越しにさくらと顔を合わせてみることにした。 まずはベロとさくらから。 さくらは初めてみるオスに興味津津。 エラを開いてオスに近づいていきます。 一方ベロはというとびっくりして何事かとさくらのことを見ますがすぐに奥に逃げようとしていた。 うーん?ちょっと微妙な反応? ベロ

          ベタ繁殖②ー初対面ー

          獅子と牡丹

          趣味で着物を始めてから一緒に描かれることが多い組み合わせのモチーフがあることを知る。 「獅子と牡丹」はその一つだ。 獅子というのは神社の狛犬のような獅子舞(シシマイ)の獅子をイメージするとわかりやすいだろう。 牡丹は花札にも出てくる花である。 牡丹も花の王と呼ばれ、大輪の花は見る人々を魅了する。 獅子というのは百獣の王、つまりとても強いものとして恐れられていた。 しかしそんな百獣の王にも弱みはある。 獅子の体の中に虫が寄生しており、その虫は獅子の体を食い荒らすのだ。 こ

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          乙女心と悩むベタ

          ベタという魚はタイに生息する小型の熱帯魚である。 日本でも馴染みは深く、よくホームセンターでも小さな瓶に入って売られている赤や青のカラフルな魚だ。 別名、闘魚(とうぎょ)とも呼ばれておりオス同士ではどちらかが死ぬまで戦い合うという気性の荒さも目立つ。 ベタはとても色々な種類があり、色は多種多様。模様の入り方も個体によって全く違うのである。 日本中、いや世界中でかなりの愛好家がいて、日夜、収集やブリードをしているのである。 このベタという魚、飼育していると結構色が変わって

          乙女心と悩むベタ

          クジラの歌

          クジラは海の中で歌を歌う。 ソングとも呼ばれるそれは反復的な音の繰り返しで、音の構造が人間の歌に似ていることからそう呼ばれるのだそうだ。 多くはわかっていないがソングを歌うのはオスで求愛のために歌っている。 片思いの大好きなひとのために唄うのか、はたまた己を誇示するために歌うのか。それとも相手を牽制するために唱うのか。 好きな相手に振り向いてもらうためのラブソング。 ライバルと勝負するためのラップバトル。 人間の手の届かないところで繰り広げられる恋模様。 また、クジラの歌

          クジラの歌

          ベタ繁殖の記録①ーベタについてー

          私の中で特に思い入れが強いお魚は「ベタ」 ヒラヒラした色鮮やかな布をまとったようでとっても綺麗なお魚。 よくペットショップやホームセンターなどで瓶の中に入って売られていたりする。 性格は気性が荒いと言われているが好奇心旺盛で水槽に近づくと寄ってきたり、指で水槽のガラスをなぞると指の動きに合わせてついてきたり、とても愛嬌がある魚だ。 そんなベタに魅了されて素人がベタ飼育からベタの繁殖をした記録。 ベタとは?ヒレの長いベタは品種改良されたものだが、原種はタイを中心にラオス、カン

          ベタ繁殖の記録①ーベタについてー

          自己紹介

          こんにちは。はじめましてみきまると申します。 多趣味なアラサーやってます。 今年は新しいことを始めてみたかったのと 多趣味ゆえジャンル広めでごちゃごちゃな感じですが記録として残して整理しておきたいなと思って始めてみました。 好きなこと音楽 小学校からピアノを始めて高校生でアコギデビュー。 大学ではベースを少し。 音楽自体は大好きなんだけれどもなんせコツコツ練習はキライなもので今はぱっとみてコードが簡単そうなものしかやらなくなってしまった。 最近はたまにアコギで弾き語るかカ