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『褒め殺しと言うが、褒められて死んだ人はいない‼️』

今日、
ちょっと人が集まる中に入れてもらい
色んな話をしました。


その中で、
今年60歳、来年61歳の男性の話です。
(当たり前やん!と思いますよね?本人が力説して言ってたので気になるワード)


3月で定年退職して
書道も習っているとか。
漢字の一ばかり最初は書かされたと言います。
次に縦棒をつけて十にする。
何回も稽古します。


その人が言っていました。

『書道は書くと思っていたが
描くんだなぁ』と。


手本を見て
書くというより
手本に似ていくように
線を引いて止めて
祓ったり伸ばしたり。
描いているんだと感じたそうです。


なるほど、
たしかにそうです。

私は何を隠そう大学時代書道部でした。
寮の怖い先輩がいない
部活動に入りたい私は急いで入部した。
女性が多い部活動だったし
どちらかと言えば草食動物っぽい人が
たくさんいた。
字が上手くなったら嬉しいし。


寮は体育界系のノリです。
私が高校の時に空手をやっていたことは
ひた隠しに隠していました。
バレて入部させられた日には
先輩からずっと遊ばれてしまいます。
(私は特に遊ばれやすい体質💦)


私は女の子と青春したかった。


入部しても
初心者の私は、
最初の話のように
横棒、縦棒ばかり書かされました。
人の字のように左右に祓う練習もした。
自分で書くセンスがないと思った。


長い紙や大きな紙に書いていると
描いている気分になってきた。
半紙で書くのとは全然違う。


硬筆ともまた違う感覚。
絵が上手い人は書道が上手くなるかも。
そんな感覚でしたね。
あまり上手くは、ならなかったが
部活動のみんなは大好きだった。
なんでも練習量って大事ですね。
野球で言えば基本のキャッチボールや
素振りは時間かけてやる必要があるはず。


私は
次第に書くよりも話すことが多くなった。
おしゃべりだから!
口が6つで6口です。
無口ではない。
調子に乗って話していると

『コラ〜!口動かさんと
手動かせ!』


と、先輩から何度言われたかわかりません。
しか〜し、
そんなもんでは私は止まらない。
とにかく女の先輩たちをヨイショした。

『は〜どないしたら、そんなに上手に書けるんですか〜凄いですね〜』

とか、何とか褒め倒す。


『何?この子?』


と、最初は思われるも
案外可愛がられるんです。

なぜか?

それは、
人は褒めてほしい生き物だからです。



ここテスト出ますよ!
アンダーライン引いてください。


だんだん私に褒められたくて
先輩たちが寄ってきます♪
気持ち良さを覚えたな?


私は恥ずかしげもなく
褒めます。
『いや〜先輩、今日もお綺麗ですね。そんなに可愛くしてどうするんですか?
アイドルでデビューしようとしてますね⁇』


私が言うと嫌味には捉えられなかった。
笑ってもらえた。

『イヤやわ〜』


と言いながらみんな顔は笑っています。
男子の先輩もヨイショします。


しだいに、
私と話しにくる先輩が増えてきた。
よく奢ってもらいましたね!


なぜか?


それは、
人は褒めてほしい生き物だからです。


この理屈わかってもらえます。
ホントなんですよ。


私が紙に書いていると
たくさんの先輩が寄ってきて
教えてくれた。
ありがたい話です。
教えてもらえたら少しは上手くなります。


最終的には
基本に毛が生えた程度しか
上手くはならなかった。
だが、書道部から学んだことはたくさんあった。
褒めることが、その代表かな?


『褒め殺し』という言葉がありますが、実際に褒められて死んだ人はいないんです。


小さい頃はよく褒められます。
しかし、
年をとるにつれ
だんだん褒めてもらえなくなります。
勉強やスポーツ、趣味で結果を出せば別です。
実際には中々簡単には結果は出ない。
褒められたいのに褒めてくれない。
だから私が褒めると喜んでもらえました。
簡単な理屈。


最近はそこまで褒めていないかな。
要所要所は褒めてますけどね。
今日から試してみてください。


夫婦、子どもを褒めて反応見てください。


『何?どうしたん?あんた何か悪いことしてるやろ?』


言われたら褒めていない証拠です。
一度お試しあれ。


最後まで読んでいただき
ありがとうございます。


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