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ドラマ日記『Believe ー君にかける橋ー』(初回)&『約束』(第3話)

大手ゼネコンに所属する設計者・狩山陸(木村拓哉さん)。橋づくりに人生をかける狩山は、思わぬ困難に見舞われる。いったい狩山の身に何が起きたのか。希望と再生のヒューマンエンタメ大作『Believe ー君にかける橋ー』の初回。

橋づくりに情熱を燃やす大手ゼネコンの土木設計部長・狩山陸は、東京都が心血を注ぐ一大プロジェクトに従事。多くの人の夢を乗せた「龍神大橋」を完成させるため、数年にわたる奮闘の日々を送ってきた。ところがある日、龍神大橋の建設現場で、大人数を巻き込む事故が発生してしまう!

部長として活躍する「過去」と、事故が原因で実刑となり、国立刑務所に収監されている「現在」が交互に描かれる構成(脚本)ですが、編集のせいでしょうか、ややわかりにくい印象を受けました。事故シーンは迫力があったのですが、全体的になんとなくユルい、狩山の武道による制圧シーン含め。

ざっと流れを整理すると、狩山が設計変更した橋の崩落事故が発生。原因は施工業者の社長・若松(竹内涼真さん)が関わる人災だったものの、社長の磯田(小日向文世さん)の泣き落とし(噓泣き?)で、会社を守るために全責任を被り、狩山は刑務所へ。朝ドラ『虎に翼』と被る設定。

しかし、妻の玲子(天海祐希さん)が余命1年の癌と知り方針転換。再審を希望するも、信頼して決定的な証拠を預けた部下・南雲(一ノ瀬颯さん)は、磯田社長らに取り込まれた模様。

実年齢では年上の天海さんを木村さんが抱き寄せるシーンは、ちょっとオッと思いました(笑)。単独主演のイメージが強い二人の夫婦役は違和感があるものの、今回はそこが狙いでもあるのかなと。竹内さんが捜査一課の刑事・黒木も演じる一人二役のサプライズ。準主役的な存在感。

『花咲舞が黙っていない』では、主人公(今田美桜さん)の人のいい叔父を演じている上川隆也さんが、本作では真逆の怖い看守長を演じていて、裏で誰かとつながっているようです。

初回で脱獄するかと思ってましたが、もう少し刑務所で引っ張る『ショーシャンクの空に』パターンかな。それだとちょっと映像的に飽きるので、外でかき回す役回りが黒木なのでしょう。

かつて連続殺人事件により、全てを奪われた女性刑事・桐生葵(中村アンさん)が、故郷に戻り“過去の真相”に迫る時、再び“事件の歯車”が動き出す心理サスペンス『約束 ~16年目の真実』の第3話。

葵の同級生で16年前の被害者遺族である不破(細田善彦さん)は、若菜(向里祐香さん)殺害と16年前の犯行を自供し逃走。その様子を撮影した動画が拡散され、望野署に報道陣が殺到する。葵は報道陣に「16年前の事件を調べ直す」と独断で宣言してしまう。

結局、不破は捕まり、葵が全面自供させることに成功。不破は妹・玲(石田莉子さん)が殺された自責の念から、故郷を離れて長年その日暮らし。そんな時に出会ったのが、16年前の事件を追っていたフリーライターの若菜。

若菜から様々な情報を聞き、後押しされた不破は、若菜と故郷で待ち合わせするのですが、すでに何者かに殺されていて。このままでは16年前の事件と若菜の死が切り離されて終わってしまうと考えた不破は、彼女の口にビー玉を押し込め、あとは警察の前で犯人役を自作自演していたのでした。

生前の若菜と連絡を取り合っていた人物として、葵と不破の同級生・恵(佐津川愛美さん)の父で、大手ITセキュリティ会社”BITOコーポレーション”の社長・尾藤誠(井上肇さん)が浮上。葵が尾藤と対峙したところで終了。

次回予告では、不破が若菜殺しの犯人と断定され、捜査終了するようですから、警察側の隠蔽で内部に犯人、ないしは協力者がいるんでしょうね。朝ドラ『虎に翼』で逮捕された父・直言役の岡部たかしさんが、本作では葵の上司役で怪しいですが、ミスリードかな。

余談①『花咲舞が黙ってない』第5話に、あの「半沢直樹」が登場すると小田玲奈プロデューサーが明言。キャスティングされたのは堺雅人さんではないようですが、さて誰でしょう?

櫻井翔さんが7月期TBSドラマで、カリスマ政治家役を演じると「東スポWEB」が報じています。原作は早見和真さんの小説『笑うマトリョーシカ』で、主演は水川あさみさんとか。水川さんについては「週刊女性PRIME」も以前に報じていました。火曜と日曜の枠は埋まってますし、深夜枠でもないでしょうから、金曜10時枠かな。


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