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ドラマ日記 『春になったら』(第4話)

3か月後に結婚する娘・瞳(奈緒さん)と、3か月後にこの世を去る父・雅彦(木梨憲武さん)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3か月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ『春になったら』の第4話。

自分のことはさておき、まずは雅彦の願いをかなえようと考えた瞳は、やりたいことリストの三つ目、『神に謝る』を実行するため、雅彦の同級生だった“神健一郎(中井貴一さん)”を見つけ出す。

余命系の傑作ドラマに『ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏』(2004年)という作品があります。主題歌は槇原敬之さんの「僕が一番欲しかったもの」。ドラマのストーリーにピッタリな楽曲で、泣けます。

主人公の明日香(天海祐希さん)が、膵臓がんで余命3ヶ月と宣告されます。明日香は死ぬまでに何をすべきか悩んだ末、元夫・聡(佐々木蔵之介さん)に預けたまま、ほぼ絶縁状態の娘・歩(福田麻由子さん)に会いに行くことにするのですが…。

そんな懐かしのドラマを思い出した第4話。リストの一つ「神に謝る」を巡る物語。雅彦は健一郎の好きだった女の子と密かに交際。しかし、実は健一郎も雅彦に負い目があって。最後は瞳の後押しもあり、40年ぶりの友情復活で握手という、ベタながら熱い展開でした。

一方、瞳の恋人で結婚保留中の一馬(濱田岳さん)は、安定した収入を得るべく、塾講師となり、芸人を辞めそうですが、瞳は納得いかない様子。一馬の決断は現実的ではありますが、瞳は夢を追う一馬が好きだったからですね。


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