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THE BIG ISSUEのこと

THE BIG ISSUEという雑誌をご存知か。

町中で、おじさんが雑誌片手に立って売っている、あれ。書店では手に入らない。必ず、おじさんから買うことになる。


「おじさん」しか見たことがない。おばさんとかお兄ちゃんとかお姉ちゃんとか、いるのかしらん。町中で絡まれたりしたら危険だからとかいう理由もあるのかな。下のサイトだけでは分かりませんが、多分年齢等不問なのでしょう。

販売員は「ホームレス状態の人」ということになっている。ネットカフェ難民状態など、広く受け入れている感じ。


うちの近所には何人かの販売員の人がいて、最も近所の売店で最新号を入手。

この雑誌、世界中で発刊されていて、内容は非常に硬派、そして良質。

いくつかの記事をご紹介してみますので、是非近くにおじさんが立っていたら声をかけてみてください。

・ベン・ウィショー

007(ダニエルクレイグの)に登場するキャラクターとして有名な俳優さんなのだそう。僕はあまり知らないのですが、かっこいいです。彼のインタビューが載っています。彼が表紙になっています。表紙によって買う号を選ぶ人も多いでしょうね。


・第6の大量絶滅の時代

地球では、生物種が一気に絶滅する時期というのが過去に5回あったことが分かっている。それは人間という種が現れる前の出来事であった。現在我々は「第6の大量絶滅」という時代を生きていて、どうもそれは我々人間が原因であるということが分かってきているという。このことについて、我々はどのように考えるべきかということについての特集。広島大学の山田俊弘先生のインタビュー。

大学で学生に、「絶滅危惧種を守らなければならないと思うか」という質問をすると、賛否があるという。守らなければならないという意見の中にも、「人間の益になるものを失うことになるから」というような答えが、日本の学生には多いという。東南アジアの学生には「他の動物にも生きる権利があるから」という答えが多いという。

日本の学生に、損得でものを考える答えが多くなる原因は分からないと仰っているが、興味深い記事。


そのほか、僕の大好きなマムアンちゃんの4コマ漫画があります。これはどうも2号に1回に頻度で現れるそうです。上記リンクから別記事も参照されて、気になるものがあったらぜひ街のおじさんを見つけて買ってください。下記はマムアンちゃんのご紹介。前はサイアム駅の近くにショップがあったのですが、噂ではなんか遠いところへ引っ越したそうです。バンコク市内は市内みたいですね。


【今日のイラスト】

そのものずばり、big issueで調べたら出てきました。ありがとうございます。

世界中で売ってます。台湾のビッグイシューも買ったことがありまして、NT200でした。いくらだっけ。あれ? NT100やったかな。台湾のビッグイシューはかっこいいですよ。

かっこいいのが話題になっていて、日本から買えるのか? なんかよくわかりませんが。誠品書店等で扱いがあるみたいですね。


【今日の一曲】

くるり ブレーメン リモートバージョン

くるりがデビューしたのは僕が大学4年生か院生の1年生のときで、かっこいいなぁと思って聴いていたのです。αステーションがその少し前に開局して、当時はまだ北山にあって、よくステッカーもらいに行ってました。

この3人は全員京都出身ですが、ファンファンが辞めてしまいましたね。最初のメロディを吹いたあと、彼女がすごく嬉しそうに微笑むのがとても印象的な動画です。





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