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今始めるべきインデックスファンドはこれ!

前回、教育資金は

子どもひとりあたり30,000円/月

つみたてNISAを利用して資産を増やそう! と書きました。

これまで私は子ども5人 それぞれ名義の銀行口座を作り、個人の名前で教育費の積み立てをしていました。

3人ぐらいまでの時は良かったのですが、4人目以降は毎月積み立てできなかったり(お金が足りない)、 下の子の入学金を上の子の名義の貯金から出金したり…と それぞれの名義で管理するのが難しいなと感じる時が度々ありましたねぇ…。

最終的に一つの口座から教育資金を出す!

みたいな流れになってしまい、 それぞれの口座の意味がなくなってきてしまいました汗。

そう考えると子どもが何人いても個人名義に振り分けるのではなく、教育資金を積み立てる口座を1つ決めてそこから入学金や授業料を引き出していく方法が1番楽です。

大切なのは子供の数が増えても1人ひと月30,000円、高校3年生の春までに一人あたり約4,000,000円を最低の目標とし

高校3年生まで絶対下ろさない、と決めることです。

高校2年生までの学費や塾代、お稽古代などで積み立てを崩さなければいけない事態に陥った場合は、そもそも学校の選択(私立か公立か?)塾は必要か?お稽古は続ける必要があるのか??などその都度見直す必要があります。

そこまできちんと覚悟した上での積み立てます。

取り崩すのは高校3年生の夏以降です!!

肝に銘じてスタートしましょう。

1人1月30,000円!教育資金を積み立てる

我が家では末娘がようやく春から高校生になり、資金不足のため、しばらく休んでいた積み立てを私名義の新NISAで再開しました。

スタートに「遅すぎ」はありません。

今日が1番若い!!

今すぐ始めましょーーー♪


子ども名義のNISAは作れない

新NISAを利用できるのは18歳以上の国内在住者です。

新NISAができる前にジュニアNISAがありましたが、 投資期間は2023年で終了したため、子どもの 教育資金の積み立てでNISAを利用したければ、 親の名義を使うしかありません。

ジュニアNISA口座の投資可能期間は、2023年で終了します。ただし、2023年の制度終了時点で18歳になっていない方については、2024年以降の各年において非課税期間(5年間)の終了した金融商品を継続管理勘定に移管(ロールオーバー)することができます。

金融庁:ジュニアNISAのポイント

すっかり勘違いしていて…子どもの数だけ新NISAが使えると思っていたのは 間違いでした!

NISAは老後資金のために利用しようと思っていたのに…

そんなあなた、心配ご無用です。

よほどの大富豪でもない限り

教育資金と老後資金を投資に積み立てられるほどの資産はないのが普通です。

老後資金の準備は教育資金が終わってから!

教育資金の積み立ての残金はそのまま老後資金に充てます。

そう考えると親の名義で積み立てることが一番ベストな方法ですね。

きっと…やる気が湧いてきたことと思います〜!

何を選ぶ?つみたて投資枠

新NISAのポイントは以下の通りです。

・非課税保有期間の無期限化
・口座開設期間の恒久化
・つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
・年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
・非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)

金融庁:新しいNISA
つみたて投資枠の概要

投資対象商品にある「コストの低いインデックス型」とは以下の通りです

コスト= 販売手数料や口座管理費
インデックス型=基準価格が日経平均(日経225)といったインデックス(指数)と同じ値動きをするような運用を目指すファンド

人の手がそれほどかからないので当然管理費が安くなり、個別銘柄を選ぶ手間が省けます。(アクティブ型はファンドマネージャーやアナリストなど運用に携わる人間の数が多い分コストが高くなります)

教育費はコストの安いインデックス型から選ぶことをお勧めするのはそんな理由からです。

ではどんな投資信託があるのか、楽天証券のNISAランキング(つみたて)のサイトを参考にお話ししましょう。

どんな投資信託(インデックスファンド)があるの?

上のリンクをクリックすると下の表が出てきます。 (2024/2/13-2/23)

出典:楽天NISAランキング(積立金額)

上位のファンドはどれもインデックスファンドです。

その中でも現時点でどんな商品にお金が集まっているのかが分かります。

見るべきポイントは、基準価格と純資産です。

投資信託の基準価格で何口買えるかがわかる

まずは基準価格を見ると、2024/02/26時点では下記の通りです。

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 23,206円
楽天・S&P500インデックス・ファンド 12,196円

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 23,206円(2024/02/26)
楽天・S&P500インデックス・ファンド 12,196円(3034/02/26)

投資信託はすべて10,000円スタート(そこから手数料や管理費が引かれるため 10,000円弱からスタート)しますから、 スタート当初からいずれも値上がりしてます。

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)が2020年に 基準価格割れの8,102円 (2020.03.24)の値をつけましたが、

その時に購入していたら資産は3倍ですね!

楽天・S&P500インデックス・ファンド は設定からまだ日が浅く(5ヶ月程度)値上がり率は20%程度です。

基準価格の高い投資信託に投資すれば当然買い付け口数が少なくなります。

また一本調子で値上がりしているわけではなく、 細かく値上がり値下がりを繰り返しながら大筋で上昇しています。

 小さな波を回避するためにも淡々と長く積み立てることの重要性がわかると思います。

できるだけ手数料や管理費の低い投資信託を選ぶ

同じく楽天での手数料のランキングは以下の通りです。

楽天: 手数料ランキング(2024/02/26)

基準価格で比較した2つのファンドはそれぞれ販売手数料がなし管理費用0.05775% と 0.077%と、 1万円に対して6〜7円程度と、 ほぼゼロに近いのが特徴です。

アクティブファンドの手数料が2〜3% (10,000円に対して200円から300円)を考えると、 できるだけ手数料の安いインデックスファンドはありがたい存在です。

純資産の多いファンドを選ぶ

純資産の少ないファンドは大口の出金等で大きく値動きする可能性があります。

純資産の多いファンドが大型客船、 資産の少ないファンドはクルーザーと置き換えると、 どちらも転覆する可能性はあるものの、 大波に関しては大型客船のほうが安心感がある、そんなイメージですね!

以上のことから、 私が考える選ぶべき投資信託(インデックスファンド)は

eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

そして、 個人的には勢いが衰えないと思っているのですが、もしトラリスクや 一時的な景気後退のニュースで基準価格の下落時にスタートするのもありかな?と思われる米国株式のファンド

楽天・S&P500インデックス・ファンド
eMAXISSlim米国株式(S&P500)

これらがおすすめです。

もちろん元本保証ではありません! よく考えて投資しましょうね〜!!


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