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「どうありたいか」が出てこなければ「どうだとイヤか」を考えてみよう。

プログレ、内観、自信の記事です。

自分の価値観を否定されるのがイヤだ。ここからスタートした千本ノック。

「じゃあ、どんな価値観をもっているの?どうありたいの?」

受講生さんは「どんな?」とか「どう?」とか聞かれたら、言葉に詰まってしまいました。それならば、こう聞きなおしてみます。

「どんな風になったらイヤだと感じているの?こうなるのはイヤだ、っていうのはある?」

・チャラチャラしているのは好きじゃない
・なにかに固執したり、融通が利かないのも好きじゃない
・わたしはみんなが思うよりもずっと行動的である

意見を求めて回答がうまく出てこない場合は、反対のことを発言してもらうと案外うまく言ったりしますね(これ、提供者になったときに役に立ちます)。こうなるのはイヤということは、こうじゃない反対側にあるものが実は理想ということです。反対側を言語化していきます。

チャラチャラしているの反対→落ち着きがある
固執する・融通が利かないの反対→柔軟に対応できる
行動的だ→軽やか、変化が実はイヤじゃない

ということで、わたしが「こうありたい」を作って提案しました。
では「落ち着いていて、柔軟で、軽やかなわたし」はどう?

とても気に入った様子で、表情が一気に明るくなりました。

自分の意見を求められたとき、どうしても正解をさがしてしまうと、答えに詰まってしまう。期待された回答をカッコよく答えたい、という思いが先に立ってしまってうまく言葉が出ない。真面目な人にありがちだけど、何も答えられないほどカッコ悪いことないからね、なにかは答えよう。

自分が答えやすくなるために使える枕詞
◎個人的な見解だけど…
◎ちょっと回答からズレるかもしれないけど…
◎パッと思いついたことを言わせてもらうと…
◎うまく伝わるかどうかわからないのだけど…

もしもあなた自身のことについての質問だったら
◎誤解を恐れずに言うと…
◎初めて聞かれたので答えたことがないのだけど…
◎言葉にするのは初めてなのだけど…

※これらの枕詞は、多用するとさらにカッコ悪くなりますので、うまく言えそうにないときだけ使うこと。
便利すぎて口癖にならないように注意してください。
それから、同じ質問が来たら、今度ははっきり答えられるようにじっくり自問自答しておくこと。ノートに書き出すといいですよ。脳内でやっていると、いつまでたってもループから抜けられません。

自分の軸を持っていると、決断するとき、分かれ道に来た時、選択肢があるとき、軸に合っているかどうかを確認することができます。

自分への信頼感が増します。
しっかりとした「ものさし」を持っているから、どんな出来事も測れます。

そして、軸は、成長とともに違和感が出てきて当然です。
そんなときは、軽やかに変化させていってください。
一度掲げた目標やスローガンを「1年とか3年とかは続けなさい」という教えのもとに育ったわたしたち40代~50代。
めあてや目標は随時変えていこう!

たくさん詰め込んだ記事になりました。

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