同柄シンパシー
シンパシーとは、共感する、とか同調する、とか言う意味で使っています。
猫にはどうやら、同じ柄だと仲間と思うのか、他の猫よりも懐く、という傾向があるように感じます。
うちには、黒三毛のはるちゃんがいまして、そこに、うめがやってきた。カメラ目線の子がうめです。うめは、きくと姉妹なのですが、きくはキジトラ柄でお腹が白。
↑これがきくです。
姉妹猫はもちろん仲良しなのですが(同腹の猫でも相性があるのて、この二匹は仲良しだという意味)、黒三毛のはるを見つけたうめは、まるで「お母さん」に出会ったように懐いていきました。
同じ黒三毛でも、色のバランスとか、それぞれの三色の毛色に個性があると思いますが、うちの黒三毛は、かなり近い柄で、二匹が混ざっていると、どこまでがはるちゃんで、どっからがうめなのかわからないくらいです。
キジトラ、お腹白のきくにも、同柄の「お母さん」がいましたが、2020年末に虹の橋を渡ってしまいました。
左がきく(子猫時代)、右がなつ。
正直、なつはとても猫らしい猫で、自分の勝手が通らないと騒ぐ子だったから、子猫の世話をするとは予想していませんでした。
これまでの子猫は、ふゆを除いて、すべてはるちゃんが甲斐甲斐しく世話をしましたので、わたしたち夫婦は、今回も二匹の子猫をはるに丸投げしていました。
同柄シンパシーのおかげで、はるはうめを、なつがきくを可愛がり、二匹の子猫は我が家の猫族に無事受け入れられました。
命は暖かくて柔らかく愛おしい。
奥に見える茶トラは、末っ子のチャドです。
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