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黒三毛家の養子になったチャドラ(その①) 3日目/100

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うちには、5匹の猫がいる。全部保護猫。

最も若いのが、このチャドラ。そして、唯一の雄。

猫は柄によって性格がある程度分類されるようで、次に迎えるなら「陽気な『茶トラ』がいいねぇ」と話していた。

チャドラは、拾った時の様子から「捨て猫」だと思われる。毛皮もきれいで、目や耳に汚れも無かった。

茶トラくんが欲しいと思ってたら、来たから面白い。

茶トラは陽気でおっとりした子が多く、全体的に大きくなる(自分調べ)。予想を全く裏切らず、陽気でおっとりした大きな猫になった。

新参者が来ると、先住猫は大騒ぎになる。先住猫は皆でシャーフー威嚇していたが、うめだけが興味津々でそろそろと近づいていった。

チャドとうめがあっという間に仲良しになった。うめがかいがいしく面倒を見る。

チャドは、猫の集団に入っていったから、わたしたち人間夫婦にはさほどなつかず、最初の一年は家庭内ほぼ野良猫状態だった。

人間の気配がすると「さっ」と逃げたり、姿勢を低くしてそろそろと隠れたりする。飼い猫なのに、家の中で捕まらない。

多頭飼いしているからなのか、先住の猫がいるというのは面白い。新参者は、まず、猫の中になじもうとする。猫の中で、さまざまなルールを学んだり、習慣を共有したりして溶け込もうとする。

チャドは、黒三毛のうめが最も世話を焼いたため、うめ姉ちゃんが大好きになった。   

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