うまくできないと「わたしの『やりたいこと』じゃなかった」と感じる人へ
やってみたいこと、やりたいこと、好きなことがわからない。
そんな相談をしばしば受けます。
でもね、ほんとうは「わかってる」の。
わからない、んじゃなくて 「これじゃない」ってなってる。
やりたいことをやってみたけど・・・
・うまくできない
・お金にならない
・人の役に立たない
・仕事になるほど続かない
・正解をさがしてしまって「これは間違っている」と感じる
だから「これは、わたしの『やりたいこと』じゃなかった」って
結論づけてしまってない?
せっかくやりたいことを始めた自分のすぐ隣に、速攻で否定する、批判する、ダメだしする自分がいることに気づいてほしい。
なんでそんな、自分をいじめるの?
やりたいことをやるのって、「やってみる」ことが一番大事で、それがうまくできることがゴールじゃない。歌いたい!と思って歌ってみたら、へたくそよりも、うまく歌えた方が楽しいにきまっているけど、まずは、歌ってみた自分を「達成!」って認めてほしいな。
やりたいことをやってるときの「高揚感」を楽しんでほしい。
結果はいいの、どうでも。自分以外のなにか(他人や世間の価値観)がそれを評価するかもしれないけど、気にしない。
まずは、やってみた自分にグッジョブです。
そんでね。
楽しかったなら続けたらいいし、一度やってみて満足したならそれで放り出せばいい。うまくできないものをずっと続けてたっていい。お金を使うだけで、なにも生み出さなくても続けていればいい。
上手にできないわたしはダメだ、上達しないわたしはダメだ、あの人(比較に出てくる人はだいたいプロ)みたいにできないからダメだ。
そんな風に「ダメだ」と「思考」しながら「やりたいこと」をやっていると、「ダメだ」という結果が引き寄せられます。「ダメだ」という欠損に関心が向いているから、関心が向いているところにエネルギーは集まって、エネルギーが磁石となり、現実・経験を引き寄せます。
だから、逆に考えてみて。
へたくそでも、始めたばかりでうまくできなくても、ながいことやってるのにちっとも上達しなくても「楽しい!」と思ってやっていると、「楽しい」を感じる他の人があなたに共鳴します。「楽しい」に関心が向いているから、そこにエネルギーが集まって、磁石となり、「楽しい」現実・経験が引き寄せられるの。
あなたが、したいことが分からない、と感じているのなら、それは、本当は「自分が人よりうまくできて、人に認められることがあるのか疑っている」
ということだとわたしは考えます。
人よりうまくできて、人に認められること。それは確かに仕事になるけれど、やりたいことを考えるときに、この基準を「第一優先」に持ってきてしまうとちっとも楽しくありません。
「自分が人よりうまくできて、人に認められること」を知りたければ、
周りの人にインタビューしてみてください。「わたしが人よりうまくできて、みんなが「すごい」と思ってくれてることってなに?」って聞いてみてください。
おそらく、あなたにとって自覚のない「当たり前にできてしまうなにか」について、周囲の人から「すごい」という評価をされるはずです。
あなたにとって「無自覚」で「当たり前にできてしまうなにか」について、いくら褒められても、あなたは「そんなこと…」と否定するでしょうね。
だから楽しくないんだよ~~ん。
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