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頭の中に住むお母さんがささやく呪い

ちょっとすごいタイトルになっちゃった。

いわゆる「お母さん問題」の記事です。

子どものころにお母さんに何度も言われたことは、いい大人になって、お母さんと離れて暮らしていても、縁が切れても、死別しても、脳内で繰り返し再生されています。それはまるで呪い(のろい)のようです。

実際のお母さんは、もうあなたにそんなことを言わないのに、子どものころ繰り返し言われたことは、先回りして自分で自分にささやいちゃっているんです。

例えば・・・・
・早くしなさい
・もったいない
・むだづかいして
・いい子でいなさい
・静かにしなさい
・そんなことして何になるの
・うちにはそんなお金ないの
・もっとがんばんなさい

これ、今でも自分の脳内でヘビーローテーションしている人、手を挙げて~~。

子どものころは、お母さんに見放されたら「命が危うかった」のです。わたしたちは、お母さんの言葉をよく聞いて、従っていることで「安全な場所」「食事」「愛情」を確保していました。でも、今の私たちはどうでしょう。もうお母さんに守られなくても、命の危険は無さそうです。

ささやきヘビーローテーションは数十年続いているものだから、もうすでに立派な脳内BGMとなっています。むしろ、この声に従わないほうが「不快」な場合すらあります。

自分にお金が使えない。お金を使うのが怖い。無くなってしまうような気がする。やりくりが下手なわたしのせいかもしれない。

いいえ。

お金は消えません。無くなりません。お金は、欲しいものと交換する「アイテム」です。お金は減るけれど、手元のモノは増えています。お金は、役に立った代償として受け取り、何かを手に入れるために出します。ぐるぐると循環しているお金は、もしかしたらだれのものでもないのかもしれません。

お金に関する学びは、親から受け取ります。

お金のブロックをいくら解除しても、頭の中に住むお母さんが「あら、もったいない」「無駄遣いして」「お金なくなっちゃうわよ」とささやき続けていたら、いつまでたっても自分が満足するお金の使い方ができません。

頭の中のお母さんのささやき、いつまで大切にしますか。

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