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【YouTube】置かれた場所で努力することこそかけがえのない財産となる話 〜ヨビノリたくみさんに学ぶ勉強する意味

――大学生はなぜ勉強しないのか。

ヨビノリたくみ@Yobinoriさんのnote「大学生が個性を身に付けたければ勉強すれば良いという話」を見つけた。

内容を読んで思わず納得。わかるわかると繰り返し視聴した。

特に強調したいのは以下の文章。

"しかし、もっと簡単に、かつ、もっと珍しい個性を身に付ける方法がある。それは自分が入っている学部・学科の勉強をしっかりすること

ヨビノリたくみ「大学生が個性を身に付けたければ勉強すれば良いという話」より

”もっとも、10代後半から20代前半という輝かしいときを、勉強とは全く別のことに使うのは悪いことではない。ここで言いたいのは、大学生のほとんどは、自分が所属している学科の勉強をしていないということだ(今大学に通っている人からしたら、何をいまさら、という感じだろう)。”

ヨビノリたくみ「大学生が個性を身に付けたければ勉強すれば良いという話」より

最もな内容である。

一昨年「ドラゴン堀江」というamebaTVの企画番組で東大受験の最強講師として2人の売れない芸人&グラビアアイドルとホリエモンの指導を担当するヨビノリたくみ先生の存在は知っていたものの、ツイッターやYoutubeやnoteの存在を知るのは後になってからのことだった。

東大を志す4人の数学を担当するヨビノリたくみ先生。クールで頭の回転が良くいつもオシャレなネクタイをしている。受験から遠ざかって20年以上経っていたホリエモンも、たくみ先生の数学の授業を受けて「数学って面白いんだ」と数学好きにしてしまうほどの授業展開は目を見張るものがあった。

数学を学ぶことのメリットとその魅力【ヨビノリたくみ×堀江貴文】
2019年6月3日公開 181,225 回視聴(2020年3月7日現在)

受験番組といえばそれまでだが、東大受験は過酷である。特に芸人のTAWASHIさんは30歳を超えて1日12時間の勉強を6ヶ月毎日続けるというコツコツ努力型で模擬試験の成績も受けるごとにドンドン上がっていった。

オバンドー吉川さん、グラビアアイドルのわちみなみさん、そしてTAWASHIさんの3人プラスホリエモンの4名は東大受験に挑み、その結果は全員不合格だった。

要領の良い理系の吉川さん、ロケで多忙の中メイクの時間などを活用して勉強をするわちさん、ガリ勉タイプのTAWASHIさん、そして日本が誇る最も多忙を極める実業家のホリエモン。4人ともタイプが違う受験生だった。

1次試験の足切りにひっかかったのは吉川さんとわちさん。わちさんに至ってはあと2点という惜しい点数だった。2次試験に進んだTAWASHIさんとホリエモンもさすがに2次試験突破とはならなかった。

東大受験の合格発表の時、私はYoutubeを観ながらTAWASHIさんの涙に感化されてもらい泣きをしていた。ちょうど私も昨年の宅建に落ちて何もやる気が起きなくなってきていた時期だった。番組の企画とはいえTAWASHIさんの努力はいつも画面越しに伝わっていたし、時間やいろいろなことを犠牲にして努力を積み重ねてきた人だった。1人暮らしで朝から晩まで勉強をし続ける30代の売れないお笑い芸人。頭は丸刈りの坊主姿で詰襟りがトレードマークだ。

その番組を見て、私はここまで一生懸命に努力をする人の姿が美しいと思った。もちろん受験だけでなく何か夢に向かって目標に向かって努力するというのは傍から見るとこんなに美しいのかと。犠牲にした時間は戻ってこない。しかしその時間は自分自身のかけがえの財産となる

勉強することは人生を豊かにしてくれる。勉強を好きになる努力は怠ってはならない。

この番組を観て必死に勉強を続ければ「必ず幸せになる」ということが理解できた。必死=必幸、私が一時期通っていた吉野塾の吉野先生の言葉だった。もう死ぬってくらい本気で物事に取り組んだことがあるだろうか。死ぬことはないのだが、限界からあと10分頑張ることができるだろうか。

その差が合否に直結する。受験は他者との闘いでもあるが自分との闘いでもあるのだ。だからギリギリまで追い込んで自分自身に打ち勝って初めて手にすることができる喜びや希望が得られる。

大学受験を乗り越えた人はその後どうなるのか。

私自身は大学生の時、ほとんどの時間を旅行や登山、あとバイトに費やされた。学部は行きたい学部を選んだが学校は選ばなかったというかどこでも良かった。それだけ大学という場所に価値を見出せなかった。やがてシラバスを研究し要領よく単位をゲットする方法ばかり集めるようになり、日々バイトでお金を稼ぎ、お金が貯まったらまた山や旅に行く。その行動範囲はやがて国内から海外に広がっていった。

世間は空前の就職氷河期真っ只中、恐らくまともな就職先はないだろう。大学3年生になっても就活セミナーなるものは出席したことはなく息つく暇もなく忙しく旅に出かけていた。今の私からすればもっとまともに勉強しておけばよかったと思う。たくみ先生の言うとおりだ。学部の勉強をオタクかと思うほど勉強したことはないし大学なんて就活養成所か就活研究所くらいの位置付けでしかなかった。

今しかできないことをやろうと決めてから私は若さを武器にあちこちの山に登り原付バイクで旅をし、海外へバックパック旅へ行くようになった。大学の勉強のほうはというと評価があまり良くなかった。しかし単位を落とすことはなかった典型的な要領のいい奴だったのかもしれない。もっと勉強をしておけばよかったと過去を省みてもその時間は戻ってこない。今後悔していないと言えば嘘になる。しかしあの若い時間を大量に旅に投入したお陰でたくさんの面白い旅人に出会うことができた。だから過去を否定することはしたくない。

現在大学に行っている人はどのような気持ちで何を考えて行っているのだろう。何も考えていないという人もいるかもしれない。しかしひたすら勉強ができる環境というのは大学時代が一番であり、それは社会人になってからは戻ってこない時間である。

勉強することは楽しい。恐らく勉強を突き詰めてここまでかというほどやり込んだ人ほど楽しいと思えるのだろう。その境地に達するともはや「コスパ最強伝説」が生まれるのである。視野や世界は広がり、やがてそれが将来の職業にも直結することになるかもしれない。

たくみさんの話は続く。

大学で一番勉強していた自信はある。一番勉強していたやつが、一番良い成績をとっただけの話だ。今、自分はYouTubeで数学や物理を教える仕事をしている。これができているのは紛れもなく勉強によって身に付けた「個性」のおかげである。この先、もしYouTubeがなくなることがあっても、自分の仕事がなくなるとは思っていない。たとえ自分のレベルでも、世の中に数学や物理のことを同じレベルで話せる人間はそう多くないからである。”

ヨビノリたくみ「大学生が個性を身に付けたければ勉強すれば良いという話」より

チャンネル登録者数が333,000人に達した「ヨビノリたくみさん」
予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」は大人になっても人気のチャンネルだ。今はたくみさんのこの動画を観ている。

教育系YouTuberの1週間を撮ってみた【Vlog】
2019月9月22日公開 252,185 回視聴視聴(2020年3月7日現在)

さて東大リベンジを果たす今年のTAWASHIさんの合否はいかに!?

3月10日(火)12時少し前にYoutubeで東大合格発表生配信をやるそうです!緊張しますね。2次試験を終えた受験生もドキドキしていることでしょう。努力が実りますように祈ります。



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