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日記:暮しオイルメータ

 なんか深い意味のない日記を書くのも久しぶりですね。最近あったことを書きます。




Keychron K3をカタカタしている

 キーボードを買いました。

 もともとロジのK380 Pebbleとかいう、なんかビーバーがでてきてワォ…!言いそうな名前のキーボードを使っていたのですがやっぱメカニカルの赤軸がええなと買い替え。
 おれはベッドで寝転がってパソコンする人なので無線は必須。パンタグラフに慣れてしまったので極力ストロークが短いロープロファイルで…と考えてこれに行き当たりました。

 テンキーレスよりさらにキーの無駄が削がれていていいですね、75パーセント配列は。まあ使いはするけど矢印キーとPage upとかのためのあの謎の空間って無駄だろ……と思っていたので、キー自体は減らさずにギュッとスペースだけ圧縮してくれたのは助かります。
 キーボードにバックライト、要るか…?と思いましたが案外あると使うことがありますね。近所迷惑にならんよう夜中に電気消して文を書くことあるので、手元だけ照らしといてくれるのはなかなか良い。ベゼルレスなのも美しいです。キーボードの周りに囲いなんていらないんですよ。ホコリが溜まるだけなんで…。
 たまにBluetoothがうまくいってないのか接続が途絶えてキーが押しっぱなしになることがありますが、それ以外はとくに嫌だなと思うことがないです。これを無線のままゲームで使おうとは絶対に思いませんが、まあゲーミングキーボードはほかにも持ってるし…。

 ただ、薄さや持ち運び、ストロークの究極の短さからくる入力速度はいままで使っていたK380も素晴らしいので、使い分けもいいかなと思っています。かわいいしね。


単焦点レンズを買った


大変だ…!
レンズがいつの間にか増えている……!
買っただけなのに…!

 あるといいな~と思っていた単焦点レンズを中古で仕入れました。パナの25mm標準のやつ。

 いつぞやカメラについては思う存分書いたのでざっくりで話しますが、ミラーレス一眼というカメラはレンズの付替えをして写真を撮れます。レンズごとに得意なことや性能が違うので、それによって使い分ける感じ。
 おれがふだん使っているレンズはズームレンズなので、「遠くのものも近くのものもこれひとつで撮れる代わりにちょっと性能的にこだわれない」といった種類のものなんですが、そこで逆に「固定倍率だけど性能的には上」の単焦点レンズを買ったという次第です。

 撮った写真を載せておきます。


 トップ画像にも使ったそのへんの畑の灯油メーター。
 F1.7の最大開放で撮りましたが、いやはやボケ感が素晴らしい。フォーサーズだから限界はあるんでしょうけど、それでもこれだけ後ろがボケてくれるのは興奮しますね。解像感もベネ(良し)。


 そのへんの火の見櫓。

 F8.0くらいまで絞り込んでパンフォーカス気味にしました。いやぁすっごい解像感だ。カリッカリ。ここまで写るとは…。

 そういえばF値について説明しないで勝手に自分の世界に入ってブツブツ言ってましたね。このFナントカ、ってのは絞りのことを言っています。
 レンズの中には絞り羽根というパーツが入っており、これをあえて狭める(絞り込む)ことで光の入ってくる量を調節することができます。絞らなければ(F値を下げる)たくさん光が入ってきて明るくキレイなボケを作りやすく、絞れば(F値を上げる)ピンホール効果で全体にピントが合い、なおかつレンズの性能が高い中央部分だけ使うので画像がより精細になります。
 おれが今回使った単焦点のレンズは使っているガラス玉がズームレンズよりデカく、いっぱい光を取り込めるので最大開放のF値が低いです。絞らなければよくボケを出せる。絞れば全体をくっきり写すことも可能。「わては目ン玉がデカいんで明る~くモノが見えましてん。もちろん兄さんが絞りたい言うんなら好きなだけ絞れまっせ。ボケを強くするんも弱くして全体にピント合わすんもお茶の子さいさいですわ。自由度が高いちゅうことでっせ」というレンズですね。

 いやはや、明るいレンズはいいですね…。画角が固定になるので自分で動いて頭使って構図決めないといけないんですけど、何をテーマにしてはっきりくっきり見せたいかわかりやすくできるし、絞ったときの解像もこれほどすごいのかと舌を巻くレベル。旅行とかの何が起こるかわからないシチュエーションだとズームレンズが対応力高いと思うんですけど、勝手知ったる近所とか地元、近くのものしか攝らない状況では単焦点は優秀ですわな。ぜひ使いこなしたいレンズです。


ガルクラを観ている

 ガールズバンドクライを引き続き観ています。

 おれがこのアニメを見てどう思っているのかはあらかた書いたのでとくに改めて言うこともないんですけど、やっぱりすばるちゃんとニーナの関係が無限にニヤニヤできますよね。

 仁菜ちゃんから桃香さんへの感情って憧れなので、いくら自分を救ってくれた存在とはいえど、それは自分の描いた虚像に相手を当てはめていることになる。藍染惣右介から引用するのであれば「憧れは理解から最も遠い感情」。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや。
 だから仁菜ちゃんにもっとも近いステージにいてそっと手を引いて歩いてくれる、いちばんそばにいる存在ってすばるちゃんなんですよ。実際ニーナもすばるちゃんに懐いてますしね。

 井芹仁菜ァ~~~~………。気づいてくれぇ。すぐ近くにいる大切な存在によ~~~~~………!桃香さんに熱を上げるのもいいけどそんなに波長合うやつ一生通してもそんなにいねえぞぉ………。
 おまえさぁ都会出てきて服どこで買うのとかもさぁ……お揃いの着てたりするしさぁ垢抜けたすばるちゃんに教わっとんのやろ……なぁ?大切にせなあかんで……そういう友達は……。女優志望に服飾選んでもらえるってすごいことやで。
 すばるちゃんはニーナのやりたいことを翻訳してくれる稀有な存在なんだけど、側にいるうちはたぶんわかんないんだろうな。すばるちゃんがたまたまいないときに「自分の言いたいことが誰にも伝わらない!!」って大ハプニング起こしてやっと気づきそう。
 世の中、話したがりは多いんだけど話し上手や聞き上手となると少ないからな。あんなに真面目に話聞いてくれて自分の思考を外側から整理して教えてくれる人ってホンマにレアなんやで。絶対その手離すなよ井芹仁菜。すばるちゃんにべったりくっついとけ。ええな!?


エレキギターが欲しい

 ほしいです今。波来てます。エレキの波が。

 フリクリやけいおん!もぼっち・ざ・ろっく!も通ってきてガルクラも経由してきたのでそろそろギターをやりたい。ギターの始め時の小波が繰り返し来るたびにだんだん大波になってきた感じですね。友達にベース弾いてるのとかも居るので楽しそうだなぁと思うし…。
 最近はジャンルを問わず音楽をいろいろ聴いてきた積み重ねがあるので、たぶんやりたいことは尽きなさそうですしね。RATMもいいけどキュウソネコカミとか夜の本気ダンス弾きてえなぁとか候補は無限大にあるんで始めれば興味は尽きないと思う。
 それに今だと安いギターでもそれなりに使えるものが多いらしくて、AriaのサブブランドのLegendなんかはメーカー的にもいいもの作ってそうだなという気がします。フェンダーのトム・モレロモデルっぽい黒のストラトが…欲しい!!

 ただおれは本っっ当に演奏のセンスが無くて…。楽器だけは弾きこなせる気がしないし飽きるのが怖いですね。
 DJはあんなん(基本の操作に限れば)難しくないんですよ。今の時代ほとんどBPMなんかソフトウェアが解析してあとはマスターテンポかけてピッチフェーダーでマッチングさせるだけなんで。HIP HOPならともかく四つ打ちのハウス主体だったらど~にでも繋げられるし、選曲とか展開だけ間違えなければいいし、地道にカチカチホットキュー打っておけば「そろそろ次の曲やな~」ってのもわかるんで……。先に内容を考えて仕込みをやっておけばその通りに進んでくれるし、技巧的に難易度高いことやろうとしなければ音楽の成績がカスだったおれでもできます。

 絵とかでもそうですけど、何を求めているかというとまず成果物じゃないですか。自分の頭の中で思い描いたイラストや演奏が欲しいわけで、そこに到るまでの練習とか努力はそんなに……。
 欲しいけどなぁ、ギター。いわゆるガジェット集めの一環と考えれば置物化してもいいかもしれないけど。おれの芸術的センスのなさを直視させられそうで怖い。でも欲しい…。


妹せいかつしている

 妹せいかつしてます。

 エロゲーの話するのもどうなんや、という感じですけど一応全年齢版ですからね、Steam版は。全年齢版のいかがわしくないゲームの話をするだけなんで問題ないですね。どうもみなさんあっちのKagura gamesのパッチをダウンロードされるようですけどね。

 いぬすくせんせーの妹せいかつモノクロームが好きだったので、続編のファンタジーを遊びやすいSteamでも発売してくれたのは非常に助かります。
 このシリーズは妹とお兄ちゃんがふたりで共同生活を送りながら仲を深めていくといった趣旨のゲームで、お金を稼いで生活費をなんとかしつつ妹とお茶飲んでまったりしたりお出かけしたりするのが楽しいです。

 本作ファンタジーの面白いなと思うところは昼パートに冒険業を追加したことですね。
 前作だと昼はお仕事するだけで自動的に飛ばされてたんですけど、昼パートに冒険者としての鍛錬や村のお仕事が追加されていろいろ選べるし、闘技大会という目標もあるのでハリが生まれる。

 妹が病弱という設定になったのも最初は「え!?大丈夫なん!?それエロゲーしとる場合とちゃうのでは!?トラック4あたりで容態急変するのでは!?!?!?」と気が気でなかったのですが、そのへんはちゃんとお兄ちゃんが妹の体調を気遣いながらイチャイチャしていたので安心しました。妹が病弱であるがゆえにお兄ちゃんの妹愛にも「なんとか健康に過ごさせてやりたい」というバックボーンが生まれ、説得力が深まっていましたね。

 このシリーズは妹の好感度を上げるのが大変なんだけど、だんだん妹からの感情が変わってきているのがわかるようになっていて乙ですね。
 最初は授業で作ったクッキーあげるよ~とかなんですけどなんか精力剤とか使用済みのアレとかを渡してくるので「あっ……こいつ、そういう……」と察させるのがうまい。
 でもえっちなことについては兄から話を振らないとそういう感じにならないのでプラトニックで純粋に兄がめちゃめちゃ好きな妹として接することもできる。あくまでお兄ちゃんのせいで変えられたんだからね…?という後ろめたさがあるのもおいしい。モグモグ!!

 エロゲーとして見るとエロの部分までたどり着くのに結構かかるゲームなんですけど、兄妹間を漂う情緒が格別のシスコンゲーだと思います。
 あ、いや全年齢ゲーですからね。全年齢。健全~~~~!!


Buckshot Rouletteで煌めいている


 顔が怖くて歯科治療を受けたほうがよさそうな歯並びのおっさんと鉄砲遊びするゲームしてます。

 ちょっと前に局所的に流行ったロシアンルーレットゲームです。ポンプアクションのショットガンに実包と空砲を混ぜてランダムに装填し、相手か自分に撃つ。
 最初は純粋に確率との勝負をすることになりますが、第2ラウンドから状況を動かせるアイテムが追加され飛躍的に考えることが増えます。

 おれがこのゲームを遊んでて思い出すのはやはりバイオハザード7の「21」というクソゲーですね。あっいやクソゲーっていう強い言葉使うの良くないんですけどマジでクソゲーとして作られたクソゲーなので…。
 ルーカスという川越の高橋邦子くらいクソゲー作るのが好きなクソゲー愛好家がバイオ7に出てくるのですが、彼が作った珠玉のクソゲーのひとつが「21」なんですね。ルーカスがそのへんから攫ってきた人を監禁し、ふたり向かい合わせてブラックジャックをやらすというゲームなんですが、一回負けるごとに指を切り落とされたり電気ショックを流される、しまいには回転ノコが顔面に近寄ってくるという驚きのクソデスゲームとなっております。ふざけんじゃねえよ!!
 そんなクソゲー界に燦然と輝く21なんですけど、ゲームシステム自体は非常に面白くて、特定の数字を引いたり相手に不利な効果を発生させるSPカードの存在が一捻りしてある。どのタイミングでSPカードを切るかとか、一見役に立たないゴミカードも使い所によっては……という仕掛けがしてあって遊んでると複雑な頭脳戦が始まる。やる方としてはたまったもんじゃないんですけど駆け引きがアツいクソゲーでした。

 Buckshot rouletteも散弾で撃ち合って除細動器で無理やり蘇生されるという、21ほどではないですが命の煌めきを感じさせるゲームです。う~ん、嫌すぎ!
 ブラックジャックはカウンティングといって出たカードを全部記憶するテクニックがあるのですが、そこんところシンプルなロシアンルーレットなのであまり複雑な記憶力を要さないのがこのゲームの長所ですね。
 アイテムを使ってなんとか確率を操作しようとしたのに、空砲の最後の一発を排莢してしまって実包だけが詰まったショットガンをディーラーに渡したときの絶望感たるや……。当然お互い何発空砲が出たかは数えているので、言わずとも状況はわかっているわけです。辺見ちゃんよろしく、必死で抗っても抗いきれない確率の魔物との勝負に歓びを感じる方にはとてもオススメです。

 本編に加え無限モードのダブル・オア・ナッシングがあり、今後オンライン対戦も追加される予定であるのに350円という衝撃の価格設定。買いましょう。


(いじょうです)

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