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尊富士は大鵬を超えられるか(大相撲春場所十一日目)

今日は全勝の尊富士が大関琴ノ若。尊富士を二敗で追いかける大の里が貴景勝に挑戦する大一番が後半に組まれました。

まずは前半戦を何番か振り返ります。
遠藤は北勝富士に敗れて9敗目。負け越しです。来場所は十両に落ちることは間違いなさそうです。遠藤も大の里とおなじく所用3場所で幕内まで駆け上がってきて長く幕内をつとめきましたが、先場所から元気のない相撲が目立ちます。

高安は佐田の海を豪快に投げて勝ち越しを決めました。僕はいつか高安が
優勝する日を期待しているのですが、高安は優勝がかかると固くなって負けてしまいます。

翠富士は今日も肩透かしを決めて白星。これで3日連続で肩透かしで勝っています。
昨日解説に来ていた陸奥親方もおっしゃっていましたが「肩透かしは警戒すればするほど決められやすい」とのことです。

そして結び前。注目の尊富士が登場してきました。11戦全勝となるでしょうか?
立ち合いすぐに琴ノ若が尊富士を組み止めます。しかし尊富士も前に前に攻めて琴ノ若の右がのぞいたところを崩して今日も速攻相撲で白星を手にしました。新入幕から11連勝は大鵬の記録と並ぶそうです。

大鵬は昭和の大横綱で「巨人・大鵬・卵焼き」の流行語でもお馴染みですね。現代だったら「ドジャース・大谷・カツカレー」とかですかね。
よくわかりませんが。
YouTubeで大鵬の横綱土俵入りをみたことありますが、所作がとてもきれいで美しかった。
ちなみに今幕内にいる王鵬は大鵬の孫です。
今後、尊富士は大鵬を超える存在になるかもしれないですね。

結びで大の里ー貴景勝です。
昨日、大の里は尊富士との直接対決で負けて星の差が2つに広がりました。
今日は大の里の圧力が貴景勝の突きより勝っていました。大の里が前に前に出て最後は貴景勝をタマリ席まで吹っ飛ばしました。

明日からの優勝争いが楽しみですね

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