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1週間を切りました。

移住まで1週間を切りました。
来週の土曜日には新居の鍵をもらう予定。
でも、荷造りは全く手付かずの状態です。

仕事は火曜日が最終日だったので
すでに3日以上、予定の無い日があったのに
(1日はお出かけしました)
行動が完全にストップしています。

YouTubeを観たり、編み物したり・・・。
「ああ、荷物まとめなきゃ」と思うのですが
「持っていくものを選別する作業」が憂鬱で
なぜだかとっても辛いのです。

移住することに後ろ向きな気持ちはありません。
むしろ自然豊かな温泉のある町でのんびり
心穏やかに暮らすことを楽しみにしています。

でも「思い出」というものは想像以上に厄介で、
わたしの心を揺さぶります。
家中どこを見回しても思い出がいっぱい詰まっていて
離れ難い気持ちに胸が潰れそうです。

こうして書いている間も泣けてしまいます。
どれも大好きなわたしの家やモノたち。
本当に悲しい・・・寂しい。


それでも今朝、
少し気持ちが変わるような出来事がありました。

参加しているオンラインコミュニティで
「手離すこと」に関するブログの投稿があり、
藤井風さんの『帰ろう』が紹介されていました。

わたしにとって心に響くタイムリーな内容でした。

怖くはない 失うものなどない
最初から何も持っていない

Kaerou (帰ろう) Song by Fujii Kaze


最初からわたしのものなんてなかった。
そう思えると心がふっと軽くなりました。

幸せ絶えぬ場所へ 帰ろう
去り際の時に 何が持っていけるの
一つ一つ 荷物手放そう

Kaerou (帰ろう) Song by Fujii Kaze


いずれ幸せ絶えぬ場所へ何も持たずに帰るため。
もっと身軽になりたい。少しずつ、少しずつ。


20代・30代の若い方々とは違って、
50代の移住は「終の棲家(ついのすみか)」を
見据えたものです。
ある意味テーマは「減らすこと・終うこと」ですね。

もちろんネガティブなことではなく
モノやしがらみを手放して、軽やかになるために
必要なことと考えています。

移住は娘・息子にガラクタを押し付けないよう、
一つ一つ手離すきっかけ機会をくれたのかも。

気分が変わったので、
午後からは少しつづでも荷造りしたいと思います。

※最後まで読んでいただいてありがとうございました。


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