見出し画像

春の七草秋の七草

春は植物が綺麗に咲き誇る季節です。
春の身近な草花は、
春の七草です。
正月7日に、
その年の健康を祈って、
おかゆに入れて食べる風習があります。
1.セリ科セリ
2.アブラナ科ナズナ
3.キク科ハハコグサ
4.ナデシコ科ハコベラ
5.キク科コオニタビラコ
6.アブラナ科スズナ(カブ)
7.アブラナ科スズシロ(ダイコン)

片や、秋にも七草があります。
秋の七草は、春の七草とは違い、
姿を見て楽しむ植物です。
1.マメ科ハギ
2.イネ科ススキ
3.マメ科クズ
4.ナデシコ科ナデシコ
5.スイカズラ科オミナエシ
6.キク科フジバカマ
7.キキョウ科キキョウ

春の七草は、
季節の変わり目にそなえものをして祝う節句です。
節句は年に5回あります。
1月7日(人日じんじつ)
春の七草を入れたおかゆを食べて、1年間健康に暮らせるように祈ります。
3月3日(上巳じょうし)
モモの節句といいます。ひな人形や桃の花をかざります。
5月5日(端午たんご)
魔物を追い払う効果があるとされるショウブの葉をお風呂に入れます。
ちまきやかしわもちをササやチガヤに巻いて食べます。
7月7日(七夕たなばた)
ササ竹に願い事を書いた短冊をかざりつけます。
9月9日(重陽ちょうよう)
長生きを願ってキクの花びらをひたした菊酒を飲んだり、くりご飯を食べたりします。

節句に関係する植物を愛でたいと思います。