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頑張るすぎなあなたへ、就活のプレッシャーから逃げる方法を2つ提案してみる


就活中って
自分の未来を見据えなきゃだし、いろんな人の態度、評価、判断…
全部自分の責任ってなりそうで

普段では絶対受けないようなストレスが常時かかっているようなときですよね…。

2018年に書いた「なぜか涙が止まらないときは、心が風邪をひいてるサインなのかもしれない」という記事はこれまで、21万回以上読まれているそうです。

コメントをしてくださった方や、DMでメッセージくださった方、読んでくださりSNSでシェアしてくださった方。ありがとうございます。
コメント見るたびに

どうか!みんな、頑張りすぎないでくれ!!と

あったかいココアを差し出したい気持ちになるほど
就活に、人生に、いろんな物事に真剣に向き合って心も体も疲れてしまっている方が多いんだと心がズキズキします。


涙が止まらない状態にいるあなたが、とことん休んで、少し前を向いてみようかな、と思えるくらいになったとき読んで欲しいなと思ってこの手紙を書きました。


この文章で伝えたいのは、
・自分らしさの呪縛から解放されてみない?
・ともかく生き残ること優先で考えてみよう
と言うことだけです

そのために、
自分らしさを追求しない自己分析のやり方と、
生きづらさに敏感になることの効用について書いていきます。


<1.自分らしさを追求しない自己分析のススメ>


自己分析は、とことん自分と向き合って
これからの人生、どんな仕事をどんなふうにして生きていきたいかの答えを探す作業だと思っていました。

「自分らしさ」ありきで「自分らしい」仕事とは何かを探し出すみたいな。

だけど
どんな仕事がわたしに向いているか、っていう目的だけでするのじゃなく
生活の時間も含めてどんな暮らしがしたいのか、
そうすると幸せを感じるのかを考える時間であるべきだと強く思います。

理由としては、仕事内容だけを考えた就活した結果、適応障害になってしまったから。
就職したのはIT系の制作会社でした。

ものづくりがすき
企画が好き
喜ばせるのが好き

という、自分の一面だけを見れば
制作会社は向いているようですが

面を変え、どんな生活がしたいかとなると
・ストレッチなど自分の体を労る時間を取る
・手帳やブログなど半径5メートルの生活について記録し勉強する(靴磨きとか整理収納とか)
・毎日あったかいお風呂に入る
・家族と共にいる
・インターネットの通信速度を気にせずアニメや映画を楽しむ

が自分が幸せだなぁという条件でした。

人によって仕事でその幸せを補充して、
毎日生きていくだけのエネルギーを蓄える人もいれば
わたしのように生活の中で元気になる人もいます。

生活重視の場合、仕事は人生の暇つぶし、お金を得るための手段として
・休みがとりやすい仕事
・時給が高い仕事
など選べばもっとちがう生活だったんじゃないかと。


いまこの文章を読んでいるあなたは、どんな時間が幸せだなぁと感じますか?
幸せ…?とピンとこないひとは

・長時間苦も無くできることはなんだろう
・頼まれずともやってしまうことってなんだろう
・人から相談されたりすることってあったかな

という切り口で考えてみてもいいかもしれません。


※幸せだなぁって感じることができないなぁ…ってときはまだ心のかぜが治ってないと思うので、ひたすらのんびりしましょう(わたしは あ、これ好きかもっていう感性がもどってくるまで3ヶ月ほどかかりました)


自分らしさを追求する、苦しい就活のプレッシャーか逃げるためにしたのは二つ


❶海外に1ヶ月逃げました
→フィリピンのセブ島でファームステイをして馬に乗ったりお客さんの接客などをしてました。

牧場にいるセブ島の住民は良い意味で適当で、仕事中だけど寝てるし
竹でできたちっさい小屋で8人家族が住んでるし、馬は思ったより怠け者だし、
ちゃんとあるべきっていう考え方がまるでない。

ある日チャリティーでご飯を配るボランティアをしてたとき、そうだよなぁと思った一言が
ボロボロで夜はダンボールの上で寝てるホームレスが


「僕は幸せだよ!家族がいるからね!家族がいたら幸せなんだ」と言っていて
自分の幸せの条件は自分で決めることができるんだ!と気づかされました。

❷「自分らしさ」の呪いから解いてくれる本を読みました

松浦弥太郎さんの「自分らしさはいらない」
暮しの手帖の編集長からクックパッドへ移動するなど
どんどん変化していく松浦さんの軽やかさと生き方の綺麗さが
自分らしさというもの自体を持たない、という考え方が根っこにあるんだなぁと肩の力を抜いてくれる本です。

自分らしさとは、目の前のことに夢中になって没頭してできた成果ににじみでるものであって、

最初っから「自分らしい」仕事や生き方、ファッション、住む場所にとらわれてたら不自由だよ、
心は無限で自由だよ、と教えてくれました。

一度就活につながるか繋がらないかは無視して、何か没頭できるものやこれまでの人生で触れてこなかったものに触れて見るの、おすすめです。
絶対普段みたいであろう映画を見たり、友達がおすすめした本を無条件で読んでみるとか。


<2.自分の中の普通と、周りの普通を一緒にしすぎないこと>

目が悪い人が眼鏡で日常生活ができているように、人それぞれ弱い部分があって、自分の弱さが何によってならサポートされて生きやすくなるか。

知ってるか知らずに過ごすかで生きづらさが違うと思うのです。



感覚に敏感だからこそオフィス勤めではしんどさが勝っていたのに接客業では細かいサービスを褒められたり人それぞれ弱点は長所になりうると思っています。
つ、さんが、わたしだって、という気持ちを燃料にして前へ進むのが得意な場合はそれでいいんです。
ただ、いちどこれはわたしは苦手だ、ほなどうしよう、こうしたいなぁと自分の苦手なことをいちど受け止めてから進む道をゆっくり考えてから進むほうが得意な人もいます。ひとまず、何も考えずまずは生き残ることを大事に、ゆっくり休んでください。
ゆっくりやすんで、ふわふわと「こんなんしたいなぁ」と心のエネルギーが戻るまでのんびり、安全に過ごしてくださいね…!


<おわりに、成長とは前を向くことだけじゃない>


就活とかしてると、成長、前進!前向き!
が善じゃないかって思う時があると思うんですけど
就活が終わって、涙が止まらない時期が終わってから思うのは
前を向くだけが、何かが良くなっていくだけが成長じゃないんだなということです。

なんでこんなに弱いんだって自分を責めてしまっていたのですが、
そこから逃げて逃げて、逃げてこそ見つかった自分の好きなことだったり
ほんとうに自分が苦手なことを見つけられたり。

なにかを減らしても、悲しくて苦しくて
心も体も100%のときでなくても
後ろ向きだと思っていても
どこかでなにかが成長してると思うので

ともかくいまは意識的に体を休めて、
楽しいこと嬉しいことで心をいっぱいにして
泣ける時に泣いて、自分の心が心地よいって感じる場所にいてください。



スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。