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地獄の新生児育児を乗り切ったら観葉植物を買いたくなってお迎えした話

10月24日、生まれて初めて観葉植物を買った。
お迎えしたのはガジュマルだ。3つ足のように幹を伸ばして、ぴょこぴょこと髪の毛のように葉を茂らせている姿に一目惚れした。

ガジュマルは、熱帯〜亜熱帯地方に分布する常緑高木で、あたたかくて日光のある場所を好むそう。
うん、朝から夕方まで、サンサンと日が入る我が家でくつろいでくれそうだ。
しかも、日光に当てることと水のやり方さえ気をつけていれば育てやすい植物なんだそう。

植物を家にお迎えしたことがない、観葉植物ビギナーにうってつけじゃないか。
2200円を支払って、ビニール袋に入れたガジュマルを抱えてついた我が家。

一番目について、日があたりやすい場所に居てもらった。
「ずっとおりましたけど?」くらい部屋に馴染んでるね。よろしくねこれからね。

・・・

観葉植物を買いたいと思い始めたのはこの1ヶ月ほどだ。
育児の手間がすごし軽くなって、自分の時間が持てるようになってきたからだ。

3時間ごとの授乳・おむつ替えで寝る時間こそ無い地獄の新生児期を超え、
後追いでトイレも1人で入れないハイハイ時期を超え、
夜泣きでまだまだまとまった自由時間がない1歳前後を超えて
なにを思ったかというと、「何かを世話したい」だった

自分でも驚いた
自分の世話をしろよ、って思うのに
この1年10ヶ月、生活の大半を自分以外の存在をケアすることに時間と手間を割いてきた結果、

息子が走れるくらいまでしっかりと立ち、言葉も通じて、
自分でごはんが食べられるようになって…と手がかからなくなったのが
嬉しいだけじゃなく寂しい感情を連れてきてしまった

世話したい…できれば植物を育てたい…
お店を4−5軒回って、片隅にちょこんと居たガジュマルから目を離せなくなった。
なんてかわいいの!

その場で「ガジュマル 育て方 初心者」とググり、
店員さんに育て方のコツなどを聞き、自分にGOサインを出した。

この子をお迎えしよう。

・・・


いま、ガジュマルが視界に入るテーブルでこのNOTEを書いている。
見れば見るほど3つ足の精霊みたいだ。

一説によると、ガジュマルの樹には「キジムナー」という赤い髪の子供の精霊が住んでいて、仲良くすれば家が栄えると言われてるそう。
うん、宿ってると思う。動かないけど喋りそうな生命力感じるもの。

大事にしたい家族が増えた日の日記として、
お迎えまでの気持ちの変化と、初日の姿を記しておきます。

スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。