とし総子

小説と、詩と、川柳と、日々のことを書いています。 猫が好きです。 アメブロ→htt…

とし総子

小説と、詩と、川柳と、日々のことを書いています。 猫が好きです。 アメブロ→https://profile.ameba.jp/me ブルースカイ→https://bsky.app/profile/toshisouko.bsky.social

マガジン

  • 詩、誌、氏

    詩だ、と言い切れない。でもたしかに私の書いたもの。 短くて、要領は得ない文章のかたまりなのだと思う。 でも書きたくなるから、こうして出してしまう。

  • 川柳での日々

    川柳の習作を書いたり、川柳教室でのことを書いたりしたnoteをまとめておくためのnoteです。

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    短い、小説になりきらないものを、載せていきたいと思ってます。

  • いつか朗読になるかもしれない類の

    自作の詩を読み上げたものを、ぽつぽつと。

  • 余情

    小説。 あなたに一目会うために十年を繰り返すわたしのお話し。

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固定された記事

じこしょうかいします、今さらですが

今さら自己紹介の理由 私が、 自己紹介なるものを書いていないことに気が付いたのは、 解雇問題が起こって、毎日何かしらnoteを書く、と決めてからでした。 、、、遅す…

とし総子
2年前
151

初夏の滴を指先に、朝

朝から曇りで、ぼんやりと涼しい。 頭はいたいけれど、 体は動くなぁと調子にのってパン(11枚切りくらいの)を一枚と、お姉さんの送ってくれたプロテインを飲むと、食べ…

とし総子
1日前
5

「わたしのペン」(詩)

ペンも紙も選ばずに 土に指でも書いてやろう と、覚悟をしているけれど どうだろう このお気に入りのペン 戻った私の指先の軽さは 浮かれ度合いは あーだ こーだ 何でで…

とし総子
1日前
6

社労士さんにあってきた

昨日は、 じろうさんにお願いして休みを取ってもらい、 一緒に社労士さんにあってきました。 はやく出過ぎて、 コンビニで一休みしたのに15分前についてしまったけれど、 …

とし総子
1日前
6

「クリーム」(詩)

分かろうとして分かったこと どれほど分かったというの 言えるその口の端 舐めきれなかったクリーム あなたをもう分かっているかもしれないけれど

とし総子
2日前
7

絵を観に行く

昨日は、 詩の先生こと祥子先生と、 川柳の大先輩ことまりさんといっしょに、 お知り合いの絵がギャラリーで個展を開かれているというので、 ご一緒させてもらえることに。…

とし総子
2日前
13

ヘンな生き物は本を造り出す(川柳)

本はヘンなイキモノを創り出す ヘンな生き物は本を造り出す 飽きたなら放り出せよと言う指よ ヒカリモノきれいに見える液塗って 花瓶枯れ頬杖のあと窓も枯れ 募るごと…

とし総子
3日前
16

「紫煙」(詩)

トカレフ かっこいい銃ね 私のこめかみが強請ってしまう カトレア なんて可愛い花なの 耳に挿したい アネモネ 私の心にあのようなものを与えてよ ああ 味わい深い白い…

とし総子
3日前
3

『花の娘の園』と文芸会

一昨日の文芸会の疲れがまだ取れず、 今の今まで眩暈のひどさと左側の顔と喉と頭が痛くて寝てばかりいた。 立ったら必ず立ち眩みで座り込み、 昨日も帰ってきてからずっと…

とし総子
4日前
4

「水面に立つ玉」(詩)

あなたと向き合う水面 あなたは下に黙り 笑う わたしは上で藻掻き 水滴を零す たった一面の うすい水の膜のようなこれに どれほどの時空は重なっているのか あなたはか…

とし総子
4日前
9

ついに今日からの詩から139冊目の詩を載せていきます。
大分時間が経っていて、季節じゃないわ、というのは省いたり。
どうぞよければ読んでやってくださいませ。

とし総子
4日前
4

「流れる去る血」(詩)

わたしのどこかから 血が流れ続けている気がする それは見えないと言い張って 体の不調に隠しておくことの 難しい量になってきているような気がする あなたから見たら 私…

とし総子
4日前
5

「この雨も」(詩)

さぁ どうぞ 嫌いだったら、どうしよう されでもうつくしかったなら さぁさぁどうぞ ここに全てをのこすから どうかペン先乾かないで さぁどうぞ 冷たい雨も咲いて書…

とし総子
4日前
6

「花の娘の園」改(ちいさなお話)

 どこでもない、だけど、どこでもある。そんな場所。そこには三種の花の娘たちが育ち、そして咲いては枯れていく。大人たち側の関わりや、子供たちの残酷さや粗暴さには興…

とし総子
7日前
4

「白い机」(詩)

雨漏りがしてきたらいいな と思った 息を整える箱の中だと 外はざあざあ あーせいせい この天井も染みを大きく それは自由のようなものを描きに 雨が降ってきたらいいな…

とし総子
7日前
8

社労士というひとを知る、そして検査の一つを終える

この間の心療内科で、 障害者保険のことを聞いてきました。 市役所の年金課?で聞いたところによると、 本当はあと一年心療内科に通っているというのが最低条件のようなと…

とし総子
8日前
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じこしょうかいします、今さらですが

じこしょうかいします、今さらですが


今さら自己紹介の理由

私が、
自己紹介なるものを書いていないことに気が付いたのは、
解雇問題が起こって、毎日何かしらnoteを書く、と決めてからでした。

、、、遅すぎる。

いや、最初の記事で、そのようなことを書いたり、
たしか書きはじめたときは、
“そうだ!自分のことをどんどん書いていこう!”
なんて張り切っていたりしたのですが、仕事と子育てと趣味に明け暮れて、
そのうち書こうと思っていた

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初夏の滴を指先に、朝

初夏の滴を指先に、朝

朝から曇りで、ぼんやりと涼しい。

頭はいたいけれど、
体は動くなぁと調子にのってパン(11枚切りくらいの)を一枚と、お姉さんの送ってくれたプロテインを飲むと、食べ過ぎで気持ち悪くなってくる。

次男が、
母のしんどさをすこしでも減らすために
ぐずらずに学校へ行ってくれ、
そして本当に行きたくないときは母にきちんと教えてくれ、と話してから、
月曜の朝もすっと学校に行くようになった。
いい子だけど、

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「わたしのペン」(詩)

「わたしのペン」(詩)

ペンも紙も選ばずに
土に指でも書いてやろう
と、覚悟をしているけれど

どうだろう

このお気に入りのペン
戻った私の指先の軽さは
浮かれ度合いは

あーだ
こーだ
何ででも書けると言いながら

このペンをとても頼っている
それがさめざめと胸に染みた

社労士さんにあってきた

社労士さんにあってきた

昨日は、
じろうさんにお願いして休みを取ってもらい、
一緒に社労士さんにあってきました。

はやく出過ぎて、
コンビニで一休みしたのに15分前についてしまったけれど、
とても気さくに、
腰が低いというのか、
弱っているひとにも威圧感を抱かせない空気をもって話しを聞いてもらってきました。

昔通っていた心療内科のことで
「あ~、ここの先生は大変だったでしょう、、、」
と話が盛り上がったり笑

やっぱ

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「クリーム」(詩)

「クリーム」(詩)

分かろうとして分かったこと
どれほど分かったというの
言えるその口の端
舐めきれなかったクリーム
あなたをもう分かっているかもしれないけれど

絵を観に行く

絵を観に行く

昨日は、
詩の先生こと祥子先生と、
川柳の大先輩ことまりさんといっしょに、
お知り合いの絵がギャラリーで個展を開かれているというので、
ご一緒させてもらえることに。
正直ギャラリーと聞くとどんな格好でいけばいいのやら、、、
と思ったのですが、
この間東京でお姉さんに太鼓判を押してもらいました紺のスカートと、
白いブラウス、青いカメオのブローチで向かうことに。

私と、祥子先生を拾ってもらい、
いざ

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ヘンな生き物は本を造り出す(川柳)

ヘンな生き物は本を造り出す(川柳)

本はヘンなイキモノを創り出す

ヘンな生き物は本を造り出す

飽きたなら放り出せよと言う指よ

ヒカリモノきれいに見える液塗って

花瓶枯れ頬杖のあと窓も枯れ

募るごと影は萎めど花ひとり

生きている指にペンあり光来て

赤い服 誰も私を摘まないで

黒いベルト蛇に生まれてくるといい

包まれてやっと幼児の真似捨てる

保つのは純真でなく純粋を

塗りたてでいられる一寸ティッシュオフ

うつしと

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「紫煙」(詩)

「紫煙」(詩)

トカレフ
かっこいい銃ね
私のこめかみが強請ってしまう

カトレア
なんて可愛い花なの
耳に挿したい

アネモネ
私の心にあのようなものを与えてよ

ああ 味わい深い白いマイクをなぞる
私はメロウにカナリアに成り
夜を明かさず消えてしまう

煙る幻
あなたの紫煙になりたいわ

『花の娘の園』と文芸会

『花の娘の園』と文芸会

一昨日の文芸会の疲れがまだ取れず、
今の今まで眩暈のひどさと左側の顔と喉と頭が痛くて寝てばかりいた。

立ったら必ず立ち眩みで座り込み、
昨日も帰ってきてからずっと寝ていたけれど、
長男の友人が電話を貸してほしいと言ってきたのを
(眼鏡を掛けていなかったため)
「うんうん、どうぞ」
と渡しに行くためにベッドを出たらその子の前で倒れ込んで、
大層驚かれた。
本当にごめんね。
(どうやら彼は3DSをゲ

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「水面に立つ玉」(詩)

「水面に立つ玉」(詩)

あなたと向き合う水面
あなたは下に黙り 笑う
わたしは上で藻掻き 水滴を零す

たった一面の
うすい水の膜のようなこれに
どれほどの時空は重なっているのか

あなたはかわらない目で微笑む
黒い水晶をはめそうになる思い出を
やさしく正す

あなたを見ていたい
あなたのそばにいたい
それは相反して私を暴れ泣かせる

静かに見つめることさえできれば
おそらく心は添うのに
そう呟いてみても

結局私は

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ついに今日からの詩から139冊目の詩を載せていきます。
大分時間が経っていて、季節じゃないわ、というのは省いたり。
どうぞよければ読んでやってくださいませ。

「流れる去る血」(詩)

「流れる去る血」(詩)

わたしのどこかから
血が流れ続けている気がする
それは見えないと言い張って
体の不調に隠しておくことの
難しい量になってきているような気がする

あなたから見たら
私はどう見えるかしら

顔色は
やわらかに白んでいるのかしら

わたしの血はどこへ流れていくのかしら
せめてどこかで点滅する
あなたの赤い場所に垂れたならいい

「この雨も」(詩)

「この雨も」(詩)

さぁ どうぞ

嫌いだったら、どうしよう

されでもうつくしかったなら

さぁさぁどうぞ

ここに全てをのこすから
どうかペン先乾かないで

さぁどうぞ
冷たい雨も咲いて書くから

「花の娘の園」改(ちいさなお話)

「花の娘の園」改(ちいさなお話)

 どこでもない、だけど、どこでもある。そんな場所。そこには三種の花の娘たちが育ち、そして咲いては枯れていく。大人たち側の関わりや、子供たちの残酷さや粗暴さには興味を持たないように遺伝子に組み込まれているかのように、けしてこの場所のことを意識にいれることはない。

 ここに入ることが出来るのは、ここを、ここに生きるものをけして排したりしないものだけだった。その一人である私は、この場所に長く通い続けて

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「白い机」(詩)

「白い机」(詩)

雨漏りがしてきたらいいな
と思った
息を整える箱の中だと

外はざあざあ あーせいせい

この天井も染みを大きく
それは自由のようなものを描きに
雨が降ってきたらいいなぁと

白い机の前に座っていたの

社労士というひとを知る、そして検査の一つを終える

社労士というひとを知る、そして検査の一つを終える

この間の心療内科で、
障害者保険のことを聞いてきました。

市役所の年金課?で聞いたところによると、
本当はあと一年心療内科に通っているというのが最低条件のようなところらしいのですが、
私の場合、
今の心療内科に通う前にいくつかの心療内科に通っていたことを伝えると、
それなら、その時点の私の状態と、
今の病状が繋がりのあるものであることが証明されたら、
それをまとめて提出して一年待たずに年金をもら

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