怪獣に対する偏愛哲学

こんにちは。このたび、例のマイゴジ見て、おおー確かに面白いなーーとなったのですが、個人的にはちょっとハマらなかったんですよね。というのも、怪獣に対して欲しい要素が自分にはあって、満たせてなかったのかなーと思ったんですよね。そこで、怪獣ドラマに求める、怪獣のポイントみたいなものをまとめておきます。(日記)

1,ヒーローよりは強くない

怪獣=確実に倒されます。ゴジラもそうだし、ウルトラマンでもそう。ウルトラマンに倒されるか、人間に倒されるかは差がありますが、必ず倒されるべきと思っています。やっぱり、倒されないと、おいおい、お前無敵なのにこの先、何食って生きていくんや?と思っちゃうんですよね。確実にキラー生物がいたり、生態がバレると始末されるみたいな、絶対に覆せない動物としての一面が欲しいです。

ただし、ガンQとか、宇宙からきた奴らみたいなわけわからんやつらはこの限りではないですが。

2,人間的立ち回りをしない

昭和ゴジラ、あんまり好きじゃないんですけど、なにが嫌って、怪獣のくせに人間臭いところ出してくるんですよね。もっと動物っぽい動きしろ!!!!!!!!!!!!!と思って・・・その点、ここ最近のゴジラ2本は素晴らしい。特にシン・ゴジラ。本能で動いて、しっかり対策されて駆除される、素晴らしい。

3,しっかり見せ場がありつつ、見せ場=対策研究に使われる

実際の動物被害もそうだと思うんですけど、動物の特性によって、人間がなんらかの被害を受ける(例えば、シカだと植物を食べる、イノシシなら突進力が被害を生むみたいな)みたいな感じで、怪獣作品は基本、街がめちゃくちゃにされる、圧倒的な力で山を削るみたいな描写があります。そこで、とりあえずの対策を取られますが、想定を上回る反撃を行うが、それ故、弱点を見つけられてしまう・・・というこの感じ、とても好き。マイゴジが
ちょっと不満なのが、最初、撃ってたらもう終わってたんじゃね?ラストちょっとご都合すぎん?ってとこがあって、その点、シン・ゴジラの納得感の凄さ、好きなんですよね。一見、とても人間だけだと勝てないのでは・・・・?という特性に対して、わずかばかりの糸口を見つけて、一点突破を目指して駆除をすすめる、すごくいい・・・この、一見見せ場に見えるとこすら、わずかなスキを見つけるシーンとの表裏になる、素晴らしい。

以上の3点が個人的には外せない怪獣ドラマのポイントだと思っています。だから、ガメラが1をガメラが背負ってるみたいなとこあるので、あんまり好きじゃなかったりします。本能全開で暴れてくれ!!!!!!!!!怪獣!!!!!!!!!!!!!

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