かつて自分はインターネットになりたかった

こんにちは。久しぶりにスケダンを見て、俺、昔はインターネットになりたかったんだよなぁ・・・っての思い出したので、ちょっとだけ書きます。

インターネットになりたいとは

明石家さんまさんだっけ、紫になりたいって将来の夢持ってる芸人さんがいたと思うんですけど、私はインターネットでしたね。SKET DANCE、略称スケダンなんですけど、この作品のスイッチってキャラクターにめちゃくちゃ当時憧れてたんですよね。中学1年生ぐらいかな。当時、リボーン、スケダン、ブリーチ、ナルトを鬼のように読み込んでいました。で、スイッチの説明を簡潔にしときます。

笛吹和義くんってキャラクターなんですが、あだ名がスイッチくんで、彼は基本、しゃべる時はパソコンの文字を読み上げ機能で話すんですよね。この辺はむちゃくちゃ深い話になるので、気になる人は読んでください。

で、なぜインターネットになりたいんだい?って話なんですけど、当時、ネットの世界にはすべてがあると思ってたんですよね。特に、パロディで返答する文化が好きで、おしゃれなんですよね。それでいて、自分の声で話さないスイッチくんに惹かれて(アニメは自分の声加工してた気がする)俺もインターネットになりてぇ・・・となってたんですよね。

なんでそんなこと思ってたん?

で、当時なんでこんなこと思ってたんだろうと思ったんですよね。そこを突き詰めると、他人の声を出したいって願望があったのかなとかちょっと思うんですよね。そう言えば、この頃赤木かん子のSFセレクションと夢枕獏の陰陽師がバイブルで、赤木かん子の変身願望って奴と、陰陽師作品おなじみ、他人になりすます妖怪ってのがいて、やっぱ他者になるって絶対無理で、そこって空飛びたいみたいな夢があるんですよね。

でも、具体的になにやりたいんだ?ってことなんですけど、やっぱり隠匿性が高まるのが魅力なんですよね。他人になれるって。絶対法を破ろうと思わないけど(法だけが人間の証明だと思っているので)、法を破っても隠匿が可能になるんですよね。ぶっちゃけ。他人に化けるってことへの憧れは人より強かったのかなと思ったりします。

で、パロディが好きだったってのも考えてみると、昔から雑学とか、クイズ知識とか集めるの好きなんですよね。パロディってやっぱ元ネタ知ってるものが出ると知識欲が刺激される感じがするんですよね。歌詞なんかでも今でも○○で☓☓な△△~みたいな歌詞見ると、あ、あの作品のあのシーンかな!とかちょっとわくわくします。初期のアーバンギャルドなんかもこの傾向強くてめちゃくちゃ好きです。

で、結論として、インターネットになりたいってなに?って話なんですけど、昔のインターネットには俺がほしかったものが転がってたってことなんだろうなってことだと思います。そんな世界を体現したかったってことなんかなと思いますね。政治の話するインターネットしんどいぜ。インターネットでは楽しい話をしましょう!

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