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インプリーツとアウトプリーツの違い

こんにちは。アキスケです。

ここ数年で当たり前に見るようになったディテールにパンツの「プリーツ」があります。2010年代の始めころは「おじさんくさい」イメージの仕様でしたが、クラシック回帰とか流行のシルエットの変化とかで近年では若い人も中年層も関係なく、かなり一般化している印象です。

ところでこのプリーツ、よく見ると”ひだ”の向きが外を向いてるのと内を向いているのがあったりします。外を向いている仕様をアウトプリーツ、内を向いているのがインプリーツといいますが、それぞれの違いについて調べてみました。


いったん「プリーツ」自体の話をすると、衣服に運動量をつけたり、立体感をだしたり、もしくはデザイン性の目的で付けられる”ひだ”のことを指します。

いまはデザイン目的で付けられている印象が強いですが、着ていて感じるところとしては、ひだをつける分、布を多く使っているため、パンツで言えば腰回りの動かしやすさにつながりやすくなります。


アウトプリーツ

まずアウトプリーツについてです。こちらはいちばんよく見る形だと思います。

SLOWEARより引用

アウトプリーツは”ひだ”が外側を向いています。
視覚的にそれが無いものより直線的な印象を強めます。
イタリアブランドのパンツに多い仕様とされています。


インプリーツ

BEAMSより引用

次にインプリーツです。ショートパンツの画像を引用していますが、ショートパンツに多い、ということではないです。あんまり写真をみつけられなかったので。。。

ということでアウトプリーツに比べると見かける機会は少ないかもしれないですね。

インプリーツはアウトプリーツとは反対に、ひだが内側に向いた仕様です。内側にカーブを描いているように見えるのも特徴です。

これがあることで、腰回りに丸みを与えて見た目がより柔らかく見える効果があります。クラシックなブランドで用いられる傾向にあるので、アウトプリーツよりも見かける頻度はかなり少ないです。

また、英国やフランスブランドに多い傾向にあります。


以上、今回はインプリーツとアウトプリーツについて書いてきました。ここまでをまとめます。

そもそもプリーツとは・・・
衣服に運動量をつけたり、立体感をだしたり、もしくはデザイン性の目的で付けられる”ひだ”のこと。

アウトプリーツ・・・
”ひだ”が外側を向いた仕様。
よく見るディテール。
視覚的に直線的な印象がある。
イタリアブランドのパンツに多い。

インプリーツ・・・
”ひだ”が内側を向いた仕様。
あまり見かけないディテール。
腰回りに丸みのある印象を与える。
英国やフランスブランドに多い。

上記のとおりです。

それぞれの違いをわかっておくとアイテム選びや着こなしに違いが生まれます。何気ないことですけど覚えておきましょう!

それでは、また。



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