見出し画像

【4/28-29】俺得の祭典→NT函館2024レポ01

ちょうど桜の見頃を迎えたゴールデンウィークの入口となる2024年4月28日~29日に、函館市地域まちづくりセンター(函館末広町)【NT函館2024~俺得の祭典~】が開催されました。

地元函館の地で”なんだかよくわからないこと”に足を突っ込みまくっている・ジャンボ中村氏(株式会社函館ラボラトリ)と、興味のアンテナを幅広く張りまくっている若きエース・Wada氏(株式会社アルティスタ)が世話人となって企画・運営したこのイベントについてレポートします。

長いので、たぶん記事を3つくらいに分けます。


どんなイベント?

まず、普通に(?)暮らしていると、JKやDK、CMYKなんていう略語はちょいちょい耳にするわけですけれど、このイベントで使われている【NT】やら【LT】やらという謎の略称・単語はなかなか耳にしません。

とりあえず【NT】って何のこと?

NTとは、なんかつくってみた人たちが集まる場所です。
初開催となる函館でのテーマは「俺得の祭典」です。
人のためになるかはいったん置いておいて、まずは自分が楽しめるものを作ってみた人たちが集まる、
お祭りのような場所を目指しています。

※各地のNTについては、https://wiki.nicotech.jp/nico_tech/ を参照ください。

NT函館2024公式サイト https://sites.google.com/view/nt-hakodate/

Nanka Tsukuttemita = NT
というわけですねぇ。

つまるところ、今回開催した【NT函館2024~俺得の祭典~】とは、社会や誰かの役に立っているかどうかはともかく、好き!とやってみたい!が高まりすぎて、なんか作っている人が「こんなんできましたけどぉ~?みてみてみて~」と発表するイベントということになります。

イベントスケジュール

まずはイベントスケジュールを置いておきます。この記事では、1日目である4月28日について記載しますよ。

4月28日(日)搬入と準備とツアーの日

  • お昼ごろ~搬入と会場準備開始

  • 13:00 函館NT的スポットツアー開始(希望者)

  • 17:00~ 自己紹介と顔合わせ

  • 18:00~ LT&トークセッションリハーサル

4月29日(月・祝)NT函館2024本番の日

  • 9:00 準備スタート

  • 10:00 開場 展示スタート

  • 13:00 LTスタート

  • 14:00 トークセッション

  • 16:00 終了

  • 18:00 交流会(希望者のみ)

函館NT的スポットツアー

NT函館の本番は4月29日(月・祝)ですが、遠方から参加される方も多く、前日昼頃から搬入と設営準備とNT函館ツアーが開催されました。

搬入や会場準備に追われる面々を尻目に、世話人・ジャンボ中村がツアーコンダクターとなり、函館山一帯に広がるNT的スポットを巡る旅へ出かけます。

「函館地域まちづくりセンター」には東北以北最古の手動式エレベーターがあります
昭和9年3月以降に設置。5階までノンストップで手動でGOします
函館公園まで歩いていって歩いて帰ってくるのは、それなりに鬼畜です…
絶対に市電に乗ったほうがいい!ということで、十字街電停へ

えー・・・見たところ、私も含めて普段パソコンの前であぐらをかいて座っている系のヒューマン。函館山の麓といえば、名前がついているだけでも19本の坂があることで有名。なかなか山登り気分になれるフィールドなわけですが、大丈夫でしょうか?

お花見シーズンなので混んでいる青柳町電停
青柳町電停眼の前のライオンズマンションに備え付けられたタイルづくりの椅子
「ジャンボ的にはポイントですよ!」と世話人・ジャンボ中村が興奮

函館公園

いつもの倍以上は人がいる

この日の午後はとにかく夏日。風は冷たいのですが、日差しは夏。桜満開の花見日和の函館公園には、噴水広場で水遊びに興じる子どもがたくさん。

https://www.hakobura.jp/spots/356

「すごい・・・混んでいるね・・・」とつぶやきながらのメインスポット「こどものくに」へ。

函館公園こどものくに

おぢさんたちが遊具をみつめて
素材や機構の話をしている
ギアやチェーンにうっとりしているおぢさんたち(を撮るおばさん)
鷹@MintiaPさんがフェード・イン!

日本最古の観覧車をはじめ、ちびっこむけだけれども本格的な遊具やアトラクションがあるミニ遊園地。GWの日曜日なので、たくさんの親子連れが楽しむ中、一同が注目するのは遊具に使われているギアやチェーン…そして機構……。
チョット・シテンガ・チガウ

孔雀を見たり
「てか、ここが入場無料ってすごくない?」という声がチラホラ
蝦夷鹿角ヘルメットをかぶってジャンボ仕草
「山羊ツノ持ってくればよかった…」と呟く鷹@MintiaPさん

展望台

心地よい海風に吹かれるひとたち
背中がエモい

お花見屋台を横目に見ながら、函館公園と津軽海峡が見渡せる展望台へ。函館公園の中も坂道ですけど、展望台への道も階段。そろそろライフゲージが点滅です。

FMいるか

函館公園から坂道を下らない!をテーマに歩きました
FMいるかのスタジオはお休み中
下から見ると函館のロゴマークが
ちなみに、夜はライトアップされます

できるだけ坂道を登り切ったら登らない決意で、函館公園からFMいるかのスタジオがある函館山ロープウェイ山麓駅へ。日本初のコミュニティFMとして開局したラジオ局で、収録中の様子を見ることもできます。自販機ではコアップ・ガラナをゲットしたり、メロンカレーを眺めたり冷やかしたりしながら、ロープウェイが真上を通過していくのを待ちます(乗らんのかい!)
ロープウェイの真下の写真を撮ることって無いですよね。

https://334.co.jp/

ちなみに、自販機でみなさんが買っていらっしゃった「コアップガラナ」は、函館の隣町七飯町に位置する地元企業・小原が製造と販売をしている飲み物です。公式サイトは無いので、本番日に取材に来てくださっていた函館新聞社さんの記事をリンクしておきます。

元町配水場


地味めな観光名所ですが、水道のいわれの解説をうけるとふむふむと
面白い感じになります。ちなみに、市街地を挟んで北部山側にはいくつかのダムがあり、
そこも建築的にはNTスポットといえます
桜や噴水ではなく、この水飲み場で水を汲み上げるさまを
撮影するなんて、なかなかどうしてマニアック❤

函館市民の飲水を配る施設「元町配水場」。飲料水を汲み上げる仕組みがあったりして、桜の名所でもあるのですが、花より技術ってなもので、、、。「ハンドルのあそびが多すぎて調整が難しい」。

八幡坂

ちなみに、右下の黄色い消火栓は塗り替えられる前まで
映画ロケで訪れたアントニオ猪木さんのサインがありました(多分今はない)

チャーミグリーンの坂と呼ばれた八幡坂ですが、すでに死語ですかね。「ここにスキーのジャンプ台を作って飛距離を比べてはどうか」という声が聞こえてきました。

ちなみに、こんなイベントはありました。基坂ですけどね。

https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/6064916262001/

元町公園

元町区旧公会堂。色が塗り替えられていてあざやかに
中でコスプレ…もできるはずし、眺望が良いです。
天皇さんが使ったトイレも見られます←
ライフがゼロ…と思いきや、運営のテンションでハイなジャンボ中村
駒ヶ岳が見えます!
基坂を歩きます
小樽出身の方が「函館の石畳や階段は歩きやすくてイイネ」とおっしゃっていました

函館の公園建築に多い微妙な石畳のスロープ。バリアフリー設計だよね、と語りつつも「水平感覚がわからなくなる」という感想。

基坂を下り、電車通りへ降りてNT函館の会場「まちせん」でゴール。

ぼくには・・・帰れるところがあるんだ・・・!

おおよそ4km(内1kmは市電)の道のりを歩き切りましたね…。

前日準備ALL RIGHT

ここからは、前日準備の様子を簡単に振り返っていきます。

”活きの良い”NT函館パンフレット
小林商店さんも準備
手で押して運んできたってマジっすか!?
翌日アレがアレな感じになるなんて(謎)
みんなの心をくすぐるガシャポン的なやつ
4人deオセロの紹介をする北海道情報大学湯村研究室の面々
世話人のWadaさんに「LTのリハやるんで撮ってください!」って言われたんですが、
さすがやり慣れた人たち…秒で終わってマッタリしてました

まちせんに戻ると、着々と本番会場の準備が進んでいました。TLFWさんの車が自走で搬送中に壊れ、手押しで搬入するなどのトラブルもありつつ、どんどん準備が進んでいきます。

17:00頃からは、顔合わせと簡単な自己紹介が行われ、あとは流れ解散ということでこの日は終了です。

なお18:00からはLTやトークセッションを行う会場の機材リハーサルが行われました。さすがにみなさん手慣れていらっしゃって、大きなトラブルもなくふんわりリハも終了です。

おつかれさまでした!



よろしければサポートをお願いします。モチベーションが上がって、きっと記事の品質が上がります。