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息子に私の中学時代の闇を語ってみた

今日は、小6の息子と歯医者に行きました。
まだ体は本調子ではないですが、
旦那さんが仕事で無理だったので、
私が車で連れて行きました。

ちょうど、小学校から、この時期恒例の、
歯医者行ってきて?
の紙をもらってきましたので、
何とかしたい気持ちが大きくて。

歯医者の帰り道、息子と中学受験の話をしました。
娘が通っていた、私立中学が、
男女共学で、家の近くにあります。
京阪神のような中学校受験ではなく、
ありがたいことに、
それ程まで偏差値も高くなく、
ちょっと勉強すれば、届くかな、という感じの所です。

何より私がその中学校を素晴らしいと思うのは、
先生も、通う生徒さんも、
どの行事を見に行っても、
一生懸命、情熱的に、取り組んでいらっしゃること。

初めて、娘の運動会に参加したときには、
ちょうど、直前に、九州で豪雨災害がありました。
生徒代表の最初の挨拶では、
豪雨災害で、辛い思いをされた方々が沢山いらっしゃる中、
こうやって、
運動会が開催できている幸せを噛み締めて、
今日は、精一杯、
頑張りましょう!
という主旨の挨拶でした。

中3の挨拶に、私は泣き崩れそうになりました。
どんな政治家の言葉より、
胸に響く言葉でした。
こういう人に、政治家になってほしい。

そんな言葉でスタートして、
どの競技も、みんな、一生懸命にやっていました。
運動できる、できないは関係ない。
一生懸命さというのは、みていて伝わります。
あの、難しい時期の、中学生が。

各学年、三クラスずつの縦割りで、
赤、黄、青チームに分かれます。
それぞれ、応援団が形成され、
応援団長がいて、チーム対抗戦に
なっています。

閉会式では、優勝チームが発表されます。
優勝出来なかった応援団長は、男女問わず、
ほとんどが泣いてました。
悔しくて、本気で泣いています。
最後に発表される、優勝出来たチームの応援団も、
結局、嬉しくて泣いてしまうんですが。

それが、中学校の運動会で、
誰も冷やかすことなく、
成立している中学校でした。
私は、このことに、非常に羨ましさを
感じていました。

そのことに、私は凄く感動しました。
たまたま、この中学校に、娘が入学できて、
良かった、と。


できれば、同じ中学校に入学して欲しい。
その話は、旦那さんからもしてもらい、
息子も何となくは納得してくれました。

私が仕事休んで家にいるので、
毎日一教科くらいのペースで
過去問を解いてみてもらったのですが、
問題は、国語。
それ以外なら、何とか、
苦手なことを勉強さえすれば、
クリアできそうな感じ。

歯医者さんに行く前に、初めて国語を解いて、
やっぱり、全くできないので、
息子はやる気を喪失しました。

車の中で、なぜ受験した方がいいのか、
という話になりました。


すみません、ようやく、本題です。
私の、闇の話が登場します。

ママは、中学校時代に、嫌なことがあった。
中学生は、みんな、病んでる年頃で、
大人でもなく、子どもでもない。
お互いに、傷付け合うことが多い。

〇〇は、小学校でも、嫌なことがあったら、
学校に行けない日があるよね。

お姉ちゃんが行っていた学校は、
先生も、生徒も、一生懸命だから、
大丈夫だと思う。
誰も、冷やかしたりとか、そういうことしない。

ママは、大好きだった、女友達に、
中学時代、裏切られたことがある。
私には、直接、何も言ってなかったけど、
裏で悪口言われて、孤立したことがある。
何でも一生懸命にやってしまって、
鬱陶しく思われていたと思う。
中学校は、そういう時期だから。

でも、あの中学校なら、そういうことが
ないと思う。

そう言ったけど、息子には、多分、
伝わらなかった。


私の中学校時代の闇は、
私が作ってしまった部分がある。
周りの空気感も読めなかったし、
押してばかり、引けない、子どもだった。
正しければ、一生懸命にやれば、
何でも大丈夫だとも思っていた。
相手の立場とか、気持ちとか、
全く想像できていなかった。
表面的に、何も言われなければ、
悪く思われているなんて、想像できなかった。

結局のところ、あまり私の本質は変わっていない。
私は、中学校時代の、イタイ私のままだ。
本質は。
でも、少しだけ、
当時の彼女の気持ちを考えることも、
理解することも、できるようになった。
自分は悪くない、なんて、決して言えない。
お互いに、思いやりや、共感や、言葉が
足りなかった。
もちろん、それだけで修復できない
深い溝があったのかもしれない。

息子の中学校受験で、
自分の中学校時代の闇を語ることになるとは。
そして息子に、
そんなこと、大したことないじゃん、
的に流されるとは。

ママ的には、大したことあったんですよ。
だから、男友達が多くなったところもあったので。
多分、自分の人生で、仲良くなった人を
ぜーんぶ集めて、男女比を出したら、
半々まで、いってしまうのではなかろうか。
もしかしたら、男が多いかもしれない。
仕事はほぼ、男ばかりなので。
理系女子に突き進んでいった理由も、
もしかしたら、そこにあるかもしれない。

おちはない話なんですが、
私の闇の一つです。

息子に守られた話に続き、
息子に過去を一蹴された話となりました。

やっぱり、どんなママでも、好きなのよね。
そーゆーことにしておきましょう。

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