AKIRARIKA

サラブレッド大好きの道産子男子です。過去の取材から掘り起こした小説が、いよいよ大空へと…

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サラブレッド大好きの道産子男子です。過去の取材から掘り起こした小説が、いよいよ大空へと!皆様、「翔べ大空の彼方へ」どうぞ宜しくお願いいたします。

マガジン

  • 翔べ君よ大空の彼方へ

    AKIRARIKAと申します。サラブレッド、乗馬大好きの道産子です。初めて馬の背に揺られたのが20歳、あの瞬間の感動は今もなおこの手のひらの中に。馬の鼓動、息吹、命の力強さ。《いつか必ず競馬小説を書く!そして、その売り上げを引退馬支援に繋げる!》  大好きだったお馬さんを天国に見送り、構想を重ね遂に完成した作品「翔べ君よ大空の彼方へ」・・・ 物語はまだまだ続きます。  第2章途中からの有料配信となります。皆様からの支援を、引退馬支援へと繋げます。具体的には、皆様からの支援金(購読料他)の寄付、牧草送付等を行います。現在数ヶ所の牧場より連絡を受けており、受け入れ可能となっております。また、寄付実施後には、note内にて報告させて頂きます。  拙作ではありますが、購読の程お付き合いいただければ、また、1人でも多くの賛同者の目に留まれば幸いです。

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翔べ君よ大空の彼方へ     いざ出陣🐴🐴🐴

 皆様、初めまして。サラブレッドを愛する道産子男子です。過去の取材や乗馬などの実体験をも…

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  5-㉒ ただいま

 翼の妻萩花と料理上手な男性が腕を奮い、パーティー用の料理に次から次へ取り掛かっていた。…

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  5-㉑ 火炎琉星

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  5-⑳ 再会

 久しぶりに降り立った北の大地に、翔馬は懐かしさを覚え笑みを浮かべた。 〝ここに来たらい…

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  5-⑲ ひとつの朝

 たとえば 涙に 別れること  たとえば 勇気と 知り合うこと  たとえば 愛を 語ること…

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  5-⑱ 砂時計

 たくさんの思いが込められていた。 その一枚一枚、一字一句から、彼に対する思いが泉のよう…

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  5-⑰ 颯爽と、

 彼は早朝、新千歳空港の出発ロビー前にて搭乗便を待っていた。  彼が管理しているG1レース6…

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  5-⑯ 目覚め

 彼はその足音で目を覚ました。 それは彼のよく知る足音であった。 〝迎えに来たのかな?〟 …

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  5-⑮ 想い人

 少年が砂浜を駆けている。 闇夜に浮かぶ満月が、彼の行き先を照らしていた。しっかりと手綱…

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  5-⑭ 覚悟

 陽光降り注ぎ、春風薫る3月下旬、昼食を終え本堂で座禅をしていた彼の前に、1人の恰幅の良い…

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1か月前
55

  5-⑬ 春暁

 より一層の高みを、無我の境地を目指すニ度目の冬。  〝心頭滅却すれば火もまた涼し〟 火…

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  5-⑫ 鐘の音

 2ヶ月前に生を受けたその小さな命は、2人の愛情に見守られ、すくすくと成長していた。  よ…

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  5-⑪ 静寂の夜❷

 中山競馬場から徒歩10分の場所にある居酒屋オーナーの自宅では、2人の男性が今年1年を振り返…

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  5-⑩ 静寂の夜❶

「寒くない?」「うん、大丈夫!」 両親の心配をよそに、少年は力強く頷いた。  自宅から徒歩…

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  5-❾ 一条の光

 四国霊場第三十八番札所、金剛福寺。 急峻な崖に打ち寄せる激しい荒波の音が 、静寂に包まれ…

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  5-❽ 影

 3度目の旅は、体調と天候不良に悩まされた、正に綱渡りの旅であった。  コンビニの青年店…

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