「ザ・クリエイター/創造者」観た。

原題:The Creator
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:ジョン・デヴィッド・ワシントン、マデリン・ユナ・ヴォイルズ、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、渡辺謙 ほか
上映時間:133分

「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督によるSF大作!


人間の暮らし、社会活動にハイテク機器が根付いた様子が自然な未来風景となっていて、そのビジュアルを愛でているだけで没頭できる。
アジアのロケーションとの融合感も違和感なし。


破壊を目的とした兵器は、威圧感を放つラージサイズになっていくのね・・・。
無機質の極み。
ドローンの行き着く先のようなデス・スターの進化系「ノマド」めっちゃ怖いし、走る自爆兵器えげつない・・・。


模造人間(シミュラント)のルックが鮮烈。
AIの進歩によって本当に登場してくると思わせる真実味。


「エターナルズ」でも印象を残したジェンマ・チャンがキーパーソン。


ハルン(渡辺謙)は存在感あるが、キャラの重要度はさほどでもなかった。


反戦を込めながら、愛情から生まれた奇跡の存在意義を問うファンタジーSF。

”人類とAIの戦い”という食傷気味の設定、よくある構図を直感的なヒューマンドラマに仕立てた監督の作家性に触れられる豊かな映画体験。


ジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)とマヤのキスシーンが素敵だった。

降り立ったアルフィーが見せる泣き顔のち笑顔、ほんのり怖かったぞ。
成長して性格悪くならないでね。







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