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人生初の心霊体験の笑える記憶と、続、生き人形完全版と、、の巻

私は何の役にも立たない霊感が多少あるww
あくまでも多少なので、姿形としてはっきり視えた事は数回程度で、後は黒い靄や煙みたいに視える事が多くて、体の痛みや発熱と言った霊障として現れる事は多いかな…。

感覚的に第六感として敏感に捉える事の方が多いし、大して役に立たない妖怪アンテナなのであるが(笑)

すっかり記憶の底に沈んで忘れていた事があるのだが、それが人生初の心霊体験なのである(笑)

小学生の何年生だったか?高学年くらいかな?

祖母と叔母と従姉妹のお姉ちゃんが団地に住んでて、夏休みにお泊まりに行ってた時の話で、従姉妹のお姉ちゃんではなく、また違う私より年下の従姉妹と2人で団地の広場の近くで夜に花火をしていた時に、

ふと、後ろの木の辺りから視線を感じて振り返るとそこには、全裸で七三分けして眼鏡かけた背の高い男が立っていたのだ。

えっ!?全裸??
しかも顔がない!?
暗かったとは言え街灯はちゃんとあるし、今は近眼なので視力落ちたけど、その頃は私も視力良かったし(笑)

顔がない?って、何事?
本当に顔がなかったのである。
良く見たら生殖器もなかったのよ(汗)
勿論、陰毛もないし生殖器はないけど胸もぺったんこだから男?だよね?

そして、体の色は土気色で体の輪郭が、うっすらと苔が光るみたいにボンヤリ光って視えた。

何だかわからないモノを視てしまい、全裸だから私は露出狂の変態の類いだと思ってしまい、側にいた従姉妹に

『私の後ろに変な男がいるからダッシュで婆ちゃん家に走るよ』

と、告げても従姉妹はえっ?何処に?
と、すっとぼけた事を言っていたがとにかく走った!

従姉妹のいた位置からは見えた筈なんだけど?なんで見えなかったの?

と、不思議に思ったが、小学生ながらに理性的に物理的に考えて、私は変態の類いだと思い込んでしまおうとした(笑)

お婆ちゃんと叔母さんにそれを告げてしまい
警察呼ばれてしまいましたとさw

なんで変態だと思い込んだのだろうか?(笑)
多分、痴漢とかその類いが多発してる地帯で気を付けろと言われていたからかもしれないw

警察官が来て特徴を思い出してみたけど、やはり私が視たものは確かに顔がなかったし生殖器もなかったのよ。

しかし、子供心にそれは言ってはいけない事だと直感的に思ってしまい、顔は見えなかったのだけど裸でしたと警察官には説明したのを覚えている。

一瞬だけゾッとしたけど、その後は別に怖いとは思わなかったし、変な人って認識の方が強かったね(笑)

従姉妹には視えてなかったと言う事は、やはり変態ではなくて謎の物体を視たのだけど

記憶の中では警察呼んだし、変態との遭遇として記憶の底に長い間沈んでたのである(笑)

後にあっ!あれは霊だったんだ!!
と、わかったのは大人になってから似たような土気色の苔みたいにうっすらと光る霊体を視たからであるw

呑気だな私ww

よく怪談の中に出て来るような血塗れとかおどろおどろしい霊体験ならば、怖いだろうけど、視えても一瞬だし、視覚として捉えた事がある霊はみんなそんなに怖くはなかった。

体の痛みや発熱等の霊障の方がキツイし腹が立つし💢

なので、怪談界の御大、稲川淳二氏の有名な怪談話の生き人形に出て来るような恐ろしい経験をしたら、人生観変わってたかもしれないが…。

生き人形の全文は此方まで↓↓↓

http://cowa.qiqirn.com/doc/16/314.html

関わる人全てが不幸になり、最悪は死を招く生き人形の話はまるでリングの山村貞子の人形版だわ( ̄□||||!!

と、この話を読んだ時に思ったけど、この話を漫画で書いたホラー漫画界の巨匠、永久保貴一先生が、本編の生き人形を書いたのがもう20年?もっと前か?そのくらい前の話である。

確か生き人形がデビュー作になるのかな?

最初の生き人形の話を書いてから20年後くらいに、まだまだ続いていた生き人形の呪いとでも言う話と、その解決編とでも言うべき話が続、生き人形完全版である。

作者の永久保貴一先生は、作品を書く際の下調べ等が実に丁寧で細かくて、霊に対しても真摯に丁寧に向き会う方で、人間性の良さが作品に現れていて、霊能者が行う浄霊や除霊とはまた違う一味違った切り口で、心霊気功師とでも言うべき、ちょっと変わり種の能力者のH氏と言う方が登場するのだが、

目に視えない魂魄や霊体や気や念などを、わかりやすく物理的に心霊気功師と言う立場から説明してくれていて、おどろおどろしいだけではなく、興味深く納得出来るから面白いしファンなのである。

この一連の怪異、マジでオチが腹立つ話であった。

戦争で亡くなった人々の無念の思いや気や念を、自分の為に悪用しようとした馬鹿な霊能者的存在のヤツがいて、そう言うモノを集めて気の増幅装置的なものを作ってしまい、自分の手に終えなくなってそれを放り出し、巡り巡って生き人形の中に入ってしまい、数々の怪異を引き起こしたと言う話なのである。

そんなヤツにこそ罰が当たれば良いと思った。

とんでもないものを作り出して恥を知れ!
と、思ったね(怒)

結局、この生き人形の話、最後は浄化させる為に3人ものサイキックが登場して浄霊するのである。

やっぱり永久保貴一先生の漫画は面白いし、この気功師H氏、凄い能力者だわ。

気功は私も勉強して仕事に生かせたらと常々思っているので本当に興味深いし!

お盆だし、ついつい心霊系の話を書いてしまったが(笑)

私が小学生の時に初霊体験した顔も生殖器もなかった幽霊の男性?も
(変態扱いしてごめんなさいww)

生き人形に入ってた無数の方々の無念や悲しみも、全て浄化されて行くべき場所へ行けていたら良いなと、思ったお盆の中日であった。

合掌

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