見出し画像

Regional Scrum Gathering Tokyo 2024に参加してきました

株式会社SpecteeでVPoEをしております、おーのAです。
今年で2回目となるRegional Scrum Gathering Tokyo (以下RSGT)2024に参加してきました。

本記事は単なる私の記録ですので、まとまりありませんがご了承ください。
(また、2024/1/14現在、誤字脱字も直していません。私のRSGT2024を終了させるために一旦バグだらけでリリースします)


最初にまとめ

2023年の集大成となったRSGT2024

  • RSGT2023で受けた恩に対して直接感謝を伝えられる時間になったのが一番のハイライト

  • 昨年単身乗り込んだRSGTを楽しんだ体験を会社のメンバーにも体験してもらいたいと思っていたので、めちゃめちゃ満喫してくれたのが最高だった。今後もコミュニティを楽しんでもらいたい

  • RSGTを盛り上げる一端を登壇という形で恩送りをできたのは本当に嬉しい

  • RSGT2023の時よりもさらに知り合いが増えて、ギャザリングがさらに楽しくなった

私の2024年に向けて

正直、2023年を走り切った充足感に満たされていて、今は何も無ありません。

ブログを描き終えたので、明日からじっくり自分を見つめ直してこれからどんな旅を歩みたいのか考えていきたいと思います。

Day0の半年前のお話し

今回Day0で登壇させていただいたわけですが、登壇させていただいた経緯について、少し記載させていただきたいです。実はこのプロポーザルを出すことを決めていたのはかなり前からで、確かスクラムフェス新潟の頃にはアイデアがあったと記憶しています。

ちょうどプロポーザルの募集が開始する直前に小笠原さんに相談したところ、小笠原さん自身もプロポーザルを出していると聞き、「え、嘘でしょ」ととても驚きました。私は小笠原さんが運営から依頼されているものだと思っており、そこに差し込んでもらおうという気でした。

とにかく、プロポーザル出すってことはそれなりに考えなきゃいけないと思い、一度書いたプロポーザルを小笠原さんにレビューしていただきました。その時のフィードバックがこちらです。

"全体を通じて、おーのさんの成功体験ではあるけど、ターゲットが共感できるかな?という印象を受けました。おーのさんがすごいからできただけでは?という印象を持たれてしまうかも、という話です。"

小笠原さんの非常に的確なフィードバック

これを経て最終的なプロポーザルの状態に至りました。小笠原さんのご指摘がとても正確で私が語りたかった本当のことに気づくことができたことにとても感動しました。

そんなこんなで無事に採択されたわけですが、なぜRSGT運営が採択してくれたのか、そんな話は後ほど書きたいと思います。

Day0

スピーカー&スタッフディナー

Day0は15:30頃に現地入りしました。最初は黄色い森さんとの登壇準備。二人でせっせとワークショップの準備をしていました。

頑張るびばさん

作業が完了したのは16:30頃で、それからスピーカーディナーに向かいました。現地には既にたくさんの人が集まっていて、「おー、始まるなー」とワクワクとどきどきに胸を高まらせていました。

17時になり、スピーカーディナーが始まったものの、この後に控えるDay0での自分の発表に緊張がMAXで会話中も気が気でない感覺でした(上の空でお話ししてしまった皆様申し訳ございませんでした)。

Day0があるため、本来18:30までのスピーカーディナーですが、オンラインで参加するために早めに切り上げて一度自社に戻りました(現地は撤収時間が決まっているため、現地でオンライン参加できない)。

Shinya Ogasawara - [Day0] (online-only) 知り合いを増やしてRSGTを最高に楽しむための会

こちらで以下の発表を挟んでいただきました。

PCを変えてからの初めてのZoom共有だったらしく、まさかの画面共有できない状態で急遽小笠原さんが順番を入れ替えるという素敵なフォローもあり、無事に登壇完了することができました。

Day1からDay3の間、「おーのさんのおかげでとても楽しめています!」というお言葉をたくさんの方から何度もいただきました。RSGTの場づくりに貢献できたことは本当に嬉しかったです。昨年の私の感動が連鎖的につながっていく、このコミュニティの素晴らしさを改めて感じられました。

Day0の夜は帰宅するつもりだったのですが、興奮が収まらず結局小笠原さん含めた数名でギャザリングしました。とりあえずVPoEでめっちゃイジられたのを覚えています。おめでとうと言われるよりもイジってもらえるのは救われるなーと思いました。

Day1

Heidi Helfand - Dynamic Reteaming, The Art and Wisdom of Changing Teams

チームが変わることはスタートアップでは本当に当たり前に起こるので、とても難しいなと思っていたので、興味深く聞いていました。チームがエコサイクルを経て変わっていくという流れは頭に入れて、今どの状態にいるのか、そして、状態に対策を講じていく、それをパターンとして形作っていくことの重要性を学ぶことができました。

自社メンバー7名で写真撮影&Day0メンバーギャザリング&登壇シミュレーション

Day1ランチは忙しかったです。

ランチの前にメンバー7名でバナーの前で写真を撮影しました。

(ところで、昨年私1人でRSGTに参加したところからメンバーが自発的に7名も参加してくれたことは非常に嬉しかったです。また、Day0で私がお話ししたことによってギャザリングに壁を感じることなく3日間楽しんでもらえたようで、自社内でのRSGT経験者としての役割は果たせたのかなと思います。)

そのあと、メンバーも一緒にDay0で知り合ったメンバーとお会いするためにランチギャザリングに向かいました。しかし、Day2の登壇準備があり、少し顔を出すだけしかできませんでした。この辺り、私的にはすごく反省していて、みなさんとお話しする時間の取り方は工夫したいなと思いました。

この後、「みんなでギャザってふりかえりカタログを作ろう!~おすすめ手法、体験談、みんなで集めよう!~」のシミュレーションをするためにRoom Cに向かいました。どこの机を片付けるとか、オンラインはDiscordで実施する一方で会場で我々が入るため会場の音声が入らないかなど、チェックしました。(ShokzのOpenCommはかなりうるさい場所でも他の音が入らないことが分かったのでめちゃくちゃおすすめです)

品川アジャイルの対談収録に小笠原さんと参加

Day0について品川アジャイルの対談をしてくれないか、と当日急遽お声がけいただきました。昨年、「ちょっとあそこで話せるの羨ましいな」と思っていたので、お声がけいただいて嬉しかったです。
台本無しで話したために、何を話したのか全く覚えていないのですが、編集を経てどんな対談になっているのか楽しみです!

piyonakajima (Tomohiro NAKAJIMA) - Changing Teams with Music: A Retrospective on a Year of Adding Music to Company and Team Journey

14時からはpiyoさんの英語セッションに参加しました。彼が英語で登壇するということで非常に楽しみにしていました。最近になって登壇するようになったpiyoさんが英語でお話しするというだけで尊敬の嵐です。いつか私もそんな英語セッションに登壇する、そんな勇気をもらえたセッションでした。

カフェタイム

カフェタイムでハイディとお話するタイミングがあり、少しお話しさせていただきました。なんとかがんばって英語で話そうと努力したものの、5年ぶりくらいの英語コミュニケーションで変な汗が大量に出てきました。最終的には隣にEmiさんがいてサポートしてくれましたが、一応簡単なコミュニケーションは自分で取れた(つもり)なので、優勝です!

そのあと、Zuziも見つけたので、お声がけして、書籍を読んでORSCを学ぼうと思ったということと、昨年ORSCの基礎コースを受けて、今年応用コースを受けるというお話をお伝えさせていただきました。こちらは私一人でなんとか伝えられたので、優勝です!最後に一緒に写真も撮ってもらい、大満足でした。

Zuziと写真撮れるなんてRSGT最高だ

Takao Oyobe - よいチームをよい雰囲気を保ったままよい組織にスケールさせていくためにできること

マネージャーをやらなきゃいけないという話になった時、うっと思う人が多くて、うっくるマネージャー像はやりたくないというお話は本当そうだなと思いました。その人にとってマネージャーが「かくあるべき」みたいなものがあって、マネージャーはやりたくないって思う人が多いと思うんだけど、マネージャーってやることたくさんあるから、もっとたくさんの人がやりたいって思ってもいいんじゃないかなぁと思いました。

コミュニケーションの方法についても非常に興味深かったです。コミュニケーションの質ばかりにフォーカスされて量について議論する人が少ない、という話はほんとよく分かるなぁと思いました。そもそも質が低いコミュニケーションって、話してない時間が多いから量も少ないってことになりそう。それに、量が多くなってくると質も高まるはずだし、どの程度話せば質が高まるのかということを考えられるといいのかなと思いました。(チームトポロジーのコラボレーションモードの話とも繋がるし、kyon_mmさんのDay2で聞いたLiving Processの共通プロトコルの話とも繋がるなぁと今思ったりしました。)OSTで盛り上がらないということも組織の見える化だよね、という話は目から鱗でした。ワークショップといえば盛り上げなければいけないと思っていたので、これは忘れずに覚えておきたいなと思いました。

最終的には「成功循環モデルを実施していただけ」と気づいたというお話を聞いて、問題解決から走り出す私の今後の活動で意識していきたいです。

Zuzi Sochova - Learning from Mistakes

ZuziのセッションはORSCをこれから受ける身としてはぜひ聞いておきたいなと思い、日本語通訳ではあるものの、聞きにいくことにしました。

失敗に対して指摘するのが日本人、欧米は誉める文化だ、という話をよく聞くけれども、Zuziも失敗を指摘するのはよくある話と言っていたので、傾向としてそのような傾向があるだけなのかな、と思いました。

Zuziが自分の考えと遠い人と話をしに行った、という話はすごく大事だなと思って、自分がそのアクションを取れてないことに気づかされました。また、他の人の立場でものを見よう、考えようと思っていても、気づくと自分の視点になっていることがよくあるなぁと改めて思いました。自分をよく観察してどんな視点で考えているのか、あるいはその人のロールに当てはめて物事を見ているだけなんじゃないか、ということを心に刻んでおこうと思いました。

Zuziが間違いを認めて進んできた、ということはとても良く分かる、と思いました。私自身、スクラムマスターやマネージャーになってから本当に間違いだらけだったけど、その都度、自分が間違っていたと謝ってきました。マネージャーは完璧じゃないけど、完璧を求められがちだからこそ謝ることの大切さ、Zuziの言葉でより心に刻まれました。

"There is no one way"、最後にこの言葉が刺さりました。

Day1ギャザリング

最初はことねさんとおにやんまという、立ち食いうどんを食べに行きました。とり天ちくわ天うどんがおすすめなので、お茶の水にお立ち寄りの際はぜひ行ってみてください。

その後、KAGのメンバーと会い、一緒にお店に向かうことにしました。Scrum.orgの庭屋さんと初めましてをすることになりましたが、実は庭屋さんのお話を昨年の12/23に川口さんにお伺いしていたので、まさかこんなに早く初めましてをできるとは思っておらず、ギャザリングすごいな、と改めて思いました。そして、その後Discordで参加者を募って人を少しずつ増やしてたら怒られて店を追い出されるやらかしをしてしまいました。反省してます。

その後もたくさんの人とギャザリングをしました。最終的に自宅が近いtrebyさんがいたために、まぁいいじゃん!と言いながらタクシーで帰る実績を解除しました。

Day2

Michael Feathers - Solving The Value Equation

価値と一言で言ってもいろいろな側面があるというのはとても大事だなと思いました。自社でも価値、という言葉で語られることは多いけど、その価値ってどんな価値なんだとか踏み込んだ議論はあまりされることはありません。

計測できることを探して計測することが簡単だから計測することが目的化してしまい、計り過ぎてしまうということを気をつけなければいけない、ということを心に刻みたいと思います。私自身、開発生産性や4keysについて今取り組もうと考えていたところだったので、それがどんな価値につながるのかをよく考えてから実行したいと思いました。

テスラやアマゾンの話を持ち出して、その部分的な価値が最大化されるようにして、部分的な価値を提供できるように作っていった話は、三河の時のJoeの話とも繋がっていて面白いなーと思いました。

新しい価値が別の側面では悪い影響を与えるという言葉は忘れないようにしたいです。ビジネス的な価値だけで物事語られがちで、その他の側面をしっかり議論できるようになりたいなと思いました。

ランチ&ギャザリング

ランチはサイボウズメンバーとスクフェス仙台実行委員のこじまさんと食事しました。サイボウズはアジャイルコーチとスクラムマスターの集いも会社の経費で行かせてもらえると聞き、とても驚きました。

その後、前日からDiscord上で岩瀬さんを見かけていたので、岩瀬さんを探しまくりました。そして小田中さんが繋いでくれて会うことができました。
そこで岩瀬さんに「昨年のクロージングキーノートを見て『辞めるつもりで組織に働きかける』ということを1年間頑張ってこれた」という感謝を伝えることができました。前年のクロージングキーノートの人が現地にいる、ということ、RSGT最高かよ、と改めて思いました。(さすがに来年狩野さんはいないと思うけど)

RSGT最高かよ!の写真

その後、コーヒーを飲んでいたらfreeeのEMの方々にスクラムフェス福岡2023で登壇したスライドを読んで私と話したかった、とお声がけ頂きました。コミュニティに貢献したくて登壇してきた私としてはこれは本当に嬉しかったです。ありがとうございます!

kyon _mm / Gota Miyazaki - Living Process -ビジネスとチームと組織が自律的に連携と成長するフレームワーク-

Day0で私がびばさんと準備している最中にキョンさんがリハーサルしているところを見ていたので、「これは聞きに行かなければ」と思っていたので、この時間はきょんさんのセッションに行きました。

他の職種の人とどのように会話すれば良いか解が無い、というのは本当にその通りだなと思いました。各人が目の前の仕事に追われながら、それぞれがそれぞれのやるべきことをやっている。しかし、日本は人材不足、エネルギー不足など、枯渇先進国なんだから、いかにリソース最小限で創造していくか、それが大事という話は説得力がありました。各職種のコミュニケーションのプロトコルが整備されていないからマネージャの負荷が高くなる、という話も分かりみが深過ぎでした。

私も経営層にこれをどう理解してもらって共にやっていくべきなのか質問させていただきました。会社を20年30年と存続させるために今から取り組むべきだと回答いただきましたが、目の前で生きるか死ぬか必死になっている、と言っている弊社の方々に私がこれを言っても伝え方が下手くそなので、「は?」と言われそうだなと思いました。
ただ、あまりビジネスサイドと話ができてない、というのは私自身本当にその通りなので、じゃあ私だったらどう伝えるだろう、ということをこれから考えていきたいです。

Masaya Hayashi - QAエンジニアってスクラムで何をすればいいの?

スピーカーディナーで知り合った林さんのセッション。弊社でもちょうどQAを導入しようと取り組み始めたところだったので、聞きにいきました。
林さんが硬い顔をしていたので、「象、死んだ魚、嘔吐」を踊りました(正確には松崎さんにやらされた)。動画に残っていれば幸いです。

全てのフェーズでテストする、という話で始まり、QAがテストするだけって会社が多い中でQAだけでは考えることが多すぎると言えるだけで既に優勝してるなと思いました。それでも当初はQAが分かれていて、開発チームとQAチームが分断されていってしまったそうです。このように少しずつチャレンジして変化を起こしていったという話は非常に分かりみが大きかったです。
「どのフェーズでもテストをする」ということが共通認識としてあるからリファインメントやふりかえりで議論できるんだろうなと思いました。

QA含めたフルサイクルチームにする、という組織設計が大事なんだなと改めて思いました。

Yutaka Kamei - 「困っていることはありません」は物事の見方を変えるチャンス

1on1で「困っていることありません」と言われた時にどうするかという話でした。コーチングわいわい会で一緒に参加することの多いkameiさんのお話は私がこの1年で取り組んできたこととも通じるものが多かったです。

私はちゃんと本を読んでなくてkameiさんはちゃんと本を読んでそれを知識にしているあたり、kameiさんすごいなぁと思いました。

今回、大きな成功があったわけではないけど、一歩踏み出して成長があって、それをご自身の経験としてまとめ、みんなが興味を持つようなプロポーザルを出せているkameiさんはすごいなと思いました。

Kazuhide Inano (Jhonny) - More Great ScrumMaster 〜システムコーチングの智慧がもたらす更なるScrumMasterWayへの歩み〜

スクラムフェス福岡2023で初めてお会いしてから、コーチングわいわい会などでとてもお世話になっているinanoさんのセッションでした。私がORSCを受講しようと最後に決めた理由は「ORSCコーチの人たちの言葉が好きだったから」ですが、そのinanoさんのセッションなのでとても楽しみにしていました。

チームや組織の中で無自覚な役割というものがあるというお話がありました。私としても無自覚な役割を担うことが多い気がするし、そういう人の影響で属人性を高めてしまうということは注意しておきたいなと思いました。

ネガティブな人をどのように「あなたは生まれながらに強い」ということを、稲野さんならどのように伝えていくかという質問をさせていただきました。弱みと強みは表裏一体だから、弱みを弱みと認知した上でどうするかを考える、という素敵な回答をいただきました。

どうでも良いですが、とにかく終始いい声でめっちゃ癒されました。

【共同登壇】Kazuki Mori / 98lerr / Akira Ohno / Kenji Takeuchi - みんなでギャザってふりかえりカタログを作ろう!~おすすめ手法、体験談、みんなで集めよう!~

安定のふりかえりのびばさんの共同登壇だったので、緊張することなく臨むことができました。セッションは登壇側なので、感想ではなくこの共同登壇に至った経緯を記録しておきます。そもそものきっかけはふりかえりカンファレンス2023後にびばさんがこんな声かけをしていました。

懐かしい。

当時、私はチームのふりかえりについて色々考えているところだったので、ふりかえりを学ぶ良い機会だと思い参加することにしました。その時はびばさんと面識が無かったし、ふりかえりカンファレンスの運営をしている方とまさかRSGT2024で共同登壇するなんて思ってもいなかったので、人生ってホントにわからないものだし、何かの一歩を踏み出すことの重要性を改めて感じます。

当初びばさんが忙しくて、4月・5月の頃は一人でmiro版の制作をしている時期もありました。この時期にめげずに作成を継続して本当に良かったなと思います。そのうちにkenzzzzzyさんや98lerさんが参加するようになっていきました。

もし、コミュニティ活動で「気になる」と心が揺らいだ方はぜひ参加してみることをおすすめします。

Day2ギャザリング

Day2の夜は、Fearless Changeの読書会やTeam Topologyの読書会で集まったメンバーと食事をしました。と言っても読書会の話はほとんどしなかったなと記憶しています。

この日はそのメンバーでそのまま2次会にいきましたが、途中piroさんがDay0で知り合いになったメンバーを連れてきていただきました。私の発表聞いてギャザリング残ってますーと感謝していただきました。そこで知り合った方が私の師匠の師匠と同じ会社だったりと、つながりがつながっていく感じはまた良いなと思いました。

前日残り過ぎていたので、この日は23時頃帰宅しました(遅い。

Day3

モニやんまでKenzzzzzyさんと遭遇

前日盛り上がっていたモニやんま(モーニングおにやんま)をしました。チケットを買っていたらまさかのKenzzzzzyさんと遭遇して、さすがギャザリングだなと思いました(何が?)

Shuichi Matsubara / Akihisa Furuhashi / Ikuo Odanaka / Kazutaka Matsusaki / Kenta Sasa / Saito Norihiko / Shigeo Konno / ゆうすけ おおひら - Open Space Technology

同じ83世代なのに誘われなかったのだけ悲しかったと記録しておきますw

konnoさんがまつしゅーさんにおーのさん誘わないの?と言ったら、まつしゅーさんが「いや、言ってこないから」という回答だったというのを聞きました。いや、自分から「出たい」なんて畏れ多くて言えないわ!って話ですよねw

前回と違って寸劇からスタートしたのは良い改善だなと思いました。一気に聴衆の熱量を上げてからOSTの説明をすることによって聞きやすさがあると思いました。来年こそは参加させてほしい。

(本当は色々登壇があるからとまつしゅーさんが気づかってくれたらしいです)

Toshiharu Akimoto / YUI HARAGUCHI - スキルをさらに活性化させる智慧、メタスキル体験ワークショップ

ORSCの基礎コースでメタスキルについて学んだものの実際に活用できているかというとそうでもない、というのが私の現状でした。ですが、これからORSCの応用コースで学ぶかもしれないメタスキルに関してのワークショップになぜ参加したかというと、単にAkiさんのワークショップに出たかったからです。

このワークショップではORSCのメタスキルのうち、「ディープ・デモクラシー(深層民主主義)」「本気」「尊重」「遊び心」の4つのメタスキルについて参加者で話し、体で表現してみるということを実施しました。

私は「遊び心」を時々使うのですが、あまり上手に出すことができなかったので、最初の選択では「遊び心」を選択しました。
話し合う中で人の感じる「遊び心」というのがさまざまで、例えばリラックスという人もいれば、切り替えという人もいたり、OSTの時の「ちょーーーー」みたいな感じという人もいたりと様々なんだなと知りました。私は基本的にそれまで切り替えだけに使っていたので、様々な遊び心メタスキルの使い方があるんだなと思いました。

そのあと、皆さんのメタスキルに関する考え方を聞いた後、私は「尊重」を持ち帰りたい、と選びました。そこでどのように活用できるか、という話をしましたが、この場での気づきとしては三つありました。ちょっと良くわからないかもしれないですが、私の記録として残します。

1つ目は「尊重」というのは、キャッチャーとしてボールを受け取るというところまでで、その後のアクションは場の状況によって変わるということです。ボールを一塁に投げるかもしれないし、そのまま受け取って終わりかもしれないし、ピッチャーに投げるかもしれない、それは場の状況をしっかり観察することが大事ということの表れなんだ、ということ。
2つ目は尊重と言っても、個人の尊重だけでなく、チームに対する尊重もありそうだということです。そしてチームに対する尊重の方法は、それぞれが投げてくるボールを一つ一つ丁寧に受け取ることもあるし、チームが一緒に投げてくるボールを受け取ることもあるということです。
3つ目は、私自身、尊重や本気・遊び心のメタスキルを場によって自然に使い分けていたということです。尊重はメンバーとの1on1で、本気・遊び心はスプリントイベントなどで使うことが多いです。

メタスキルを使っていることをメタ認知することが非常に大切なんだなと学ぶことができた、とても良いワークショップでした。

終了後、YUIさんに応用コース受けるんです!お会いできたらぜひよろしくお願いします!とお話させていただきました。

Noriaki Kano - Quality and Attractive Quality Creation Learning from the Kano Model - Kano Modelと魅力品質理論

狩野先生のお話はユーモアに溢れていて面白かったということ共に、そのように理解しやすいように相手に伝える工夫こそが、品質を分かっている狩野先生だからこそなんじゃないかなと思いました。

また、質問者が質問した全てに対してスライドが既に用意されているということは驚きしかありませんでした。

まずは漢字の話から始まりましたが、「漢字は知っていますか?」で笑いが起こってスタートしたものの、話が進むにつれてDiscord上でみんなが冷や汗かいている感じが面白かったです。その後、その当たり前だと思っていることに目を向けれていない、という流れから当たり前品質の話の流れになっていく、凄過ぎました。

新しい品質をどう作るか品質のライフサイクルが存在するということをしっかり頭に入れておきたいと思います。今弊社で提供していることが当たり前になってきた時、我々のサービス品質にどのような変化が起きていくのかを予期しておかないとユーザーがさらに多くなったときにどんなことが起こっていくか想像できないなと思いました。

弊社のサービスはSNSの情報をtoBで提供しているわけですが、当時、SNSの情報なんて信じられない、という会社が多かったそうです、そういう意味では「無関心品質」であったところから、今では当たり前に信頼できる世の中になりつつある、まさに「無関心品質」で成長していったのだなと思いました。

ブランド力の方程式については私は知りませんでした。ブランド力に営業力やブランド方針というものが含まれているということをしっかり頭に入れておきたいと思いました。

集合写真撮影

RSGTのこの写真大好き。これ見ると3日間の熱量を思い出せるんですよ。
一緒にDay0を作った小笠原さんが隣に来てくれたのは嬉しかったです!

2024もこの写真何回も見るぞ!

Day3ギャザリング

小笠原さんがカラオケ上手ということでカラオケに行く約束をしていました。結局1曲しか聞かなかったデス。。。

小田中さんが18時にいなくなるということでカラオケを一時抜けて小田中さんに挨拶に行きました。RSGT2023でDay1の夜にギャザったことをきっかけに1年間小田中さんの存在が大きな支えになったという感謝を伝えることができました。

最高かよ!

カラオケ終了後、ログラスの飯田さんに会いに行きました。飯田さんも小田中さんと同じくRSGT2023のDay1の夜にギャザってそれからEngineering Managerや組織開発についてちゃんと学ぼうと思ったきっかけだったので、飯田さんも私にとっては大きな支えだったので、ここでも感謝を伝えました。(写真撮り忘れた・・・悲しい)

この後、ゆのんさん森さんとお話ししました。今まで挨拶するだけだったゆのんさんと初めてちゃんとお話しさせていただきました。

その後、移動した店で実行委員やスタッフの皆さんと遭遇しました。そこで「Day0でトークを初めて入れてもらったのですが、なぜ採択に至ったのですか?」と質問させていただきました。

要点としては以下のようなものでした。

  • そもそも採択するか悩んでいない

    • RSGTは参加者で作り上げていくことが尊い。盛り上げようとしてくれるプロポーザルを断る理由がない

    • 他に競合するセッションが無い

    • 本当はプロポーザルを全部採択したい。採択されなかったものの中に埋もれている良い話がたくさんある。

  • 小笠原さんのDay0のセッションはとても尊いものだと思っている。

  • 運営側は現地(スピーカーディナー)で手一杯のところをオンライン側で盛り上げてくれるのはありがたさしかない

ということでした。プロポーザルを提出する際には「こんなもの勝手に差し込んで良いんだろうか」とすごく悩んでいたのですが、RSGTを盛り上げられる新しい形を提供できたのはRSGTへの貢献として良かったのだなと理解しました。

その後、aki.mさんのブログに載るためにaki.mさんの元へ移動しました。ブログに載るため一生懸命色々話題提供をしたのですが、最初に書かれたのは「ブログに載るためにあれやこれやと話題を提供するおーのAさんとブログに載りたいとは思わない周りのみなさん」でした。

楽しかったよ、寂しいよ!

結局今年のRSGT2024もRSGT2023に続いて朝までやってしまいましたが、すごーく楽しかったです!終わっちゃって寂しいけど、みんなまたギャザろう!

こんなまとまりの無い文章を最後まで目を通していただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?