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よもやま料理帖 ~味変で春の息吹を喰いつくす!ウドの天ぷらからの後日、ウド飯

ついに

ついについに

ついについについについに

山菜の時期がやってきました

山菜の王様といえば、タラの芽
女王様といえば、コシアブラ

向かって
←左が、王様のタラの芽
→右が、女王様のコシアブラ
去年の収穫図
大量すぎて、笑いながら採ってた


しかぁぁぁあああしッ!

山ちゃん家の山菜といえば

ウド!

ついつい、揚げすぎるのは
内側からあふれ出す
春の開放感でしかない
(左がウドで、右がアイヌネギとあずき菜)


ウドの天ぷらを食べない
春なんて
俺が春を燃えないゴミで捨ててやる!

そのくらい、山ちゃん家は
春の味覚、山菜
山ウドが大好きなのでした

山菜まつり

ウドの天ぷら
コジャクのゆず胡椒和え
アイヌネギの醤油浅漬け
あさづきのぬた
ほうれん草のごま和え
あんこうの煮つけ
アイヌネギの浅漬けは
この時期しか食べられない絶品中の絶品
子供の頃、あんまり食べると
栄養がありすぎて鼻血出すから
気をつけろ、と父から脅された
真実は不明だが
体の中に入れると、ギラギラムラムラみたいな
パワーが放散する気がする
あさづきのぬたも、あのぬめりがいい
コジャクは初めて食べた
何とも言えない食感でこれまた美味い
ハマボウフウというのも買ったが
まだ食べてない



何度もいらないんです
年に1度、自分で揚げて、天つゆで食べる
俺は塩派じゃないんですねぇ

昨年、ウド採りに行ったら
ヒグマのほかほかウンコ見つけちゃいまして
あれ以来、怖くて山に入るの止めちゃいました

木こりの友人から聞いた話なんですが

ヒグマのかっちゃかれたら
ツキノワグマなんてかわいいもんで
首の骨を360度くちぇりと回されて
元に戻ったようだけど、何だか変な姿のまま
カフッと、まる飲みされるそうです

そんな恐ろしい事言うもんですから
もうあの木こりとは、絶交しました
恐ろしくて付き合ってられません
(木こりがヒグマにしか見えなくなる)

なので、今年はご近所で大人気の産直行って
金で解決させていただきました
年に1度ですから
はじめからこうしていれば良かったのです

右がウド
左の下があずきな
左の上がアイヌネギ
これがアイヌネギ
キトピロ、キトビロ
行者ニンニクとも言われる
醤油漬けで何年ももつ
漬けた醤油を、チャーハンに使ったら
めちゃくちゃ旨み⤴️だ



さてさて

今日ご紹介するレシピは
俺の自信作でもあって
何人にも紹介して、大好評を頂いたものです

山菜の天ぷらって、ついつい
いっぱい揚げてしまって
残ってしまいませんか?

この残りの天ぷらを使って
翌日、まぜご飯にするんです
すると、美味しすぎてひっくり返ります

友人の息子、高校生なんですが
数年前にこのレシピを食べさせたら
一心腐乱に食べまくって

毎年、天ぷらいいから
ウドのまぜご飯よこせって言んだそうです

それくらい、老若男女を虜にする
悪魔的まぜご飯、ウド飯
一緒にまぜる薬味や野菜も
好みに合わせてくれればいいのです

天ぷらの残りと、小ネギと、めんつゆだけで
十分美味しいですから
春の恵みを余すことなく
味変で頂いちゃいましょう!

個人的に、ウドの食感と味が好き
というだけなので
山菜の天ぷらであれば代用は
何でもOKなんです

あずき菜でやったら
これまた風味が変わって
品のあるまぜご飯になりました

ぜひ、お試しあれ

◯ウド飯の作り方

完成予想図

・材料(2人分)

 白米        1合くらい
 ウドの天ぷらの残り 白米と同じくらいの量
 絹さや       10ヶくらい
 シソの葉      10枚
 小ネギ       3本くらい
 ミョウガ      1ヶ
 蓮根の梅酢つけ   スライス蓮根15枚くらい
 けしの実      小さじ2
 白ゴマ       大さじ1

・調味料

 塩         2つまみ
 コショウ      3つまみ
 白だし       大さじ1

 注1:
 蓮根の梅酢やけしの実は
 偶然あったから入れただけでなくてOKです
 山椒なんかぱらっとすると
 グンと品がよくなりまっせ

 注2:
 シソの葉は厚めに切った方が
 ダマにならずに混ざりやすい
 あとからレンチンして食べる場合は
 混ぜないで、後のせにするといいですね

 注3:
 食材は、好みでアレンジして
 あるもので、OKなのです
 刻んだラッキョウとかもありです

冷や飯を使う場合
混ぜる時、ご飯はレンジでチンして温かくすると
調味料の混ざりが良くなります


・作り方

 絹さやは、上下の筋を取って
 耐熱の器に熱湯を入れてラップをして10分

このシャキシャキの食感がやめられない
いい仕事します
キッチンペーパーで水気をしっかり取ってから
刻んでおきます


ウドの天ぷらの残りは
食感が残る程度の輪切りにしてゆきます

ウドの風味がぶわっとくるよ


小ネギ、ミョウガ、蓮根の梅酢和えも
細かく刻んでおく
シソの葉は、やや大きめに刻んだ方が
均等に混ざりやすいです

ここまでできたら、あとは混ぜてゆくだけ
混ぜる時は、順番を考えてみよう

まず、ご飯に油をコーティングしたいので
温かいご飯とウドの天ぷらをサクッと混ぜる

これだけでよだれがw
こんな感じ
混ぜすぎないくらいでいい


調味料(塩・コショウ・白だし)と
けしの実、ゴマを入れる

果たして、けしの実がなんの働きをしているのか
よく分かってない
塩は、最後に足せるのでこの時点では
味薄いかな?くらいにしておく
⇒後で、蓮根の梅酢漬けが入るため
次に、シソの葉をのぞく具材全部を混ぜる
最後にシソ



さっくり混ぜたら、出来上がり

大皿にのせてスプーンで食べてもいいね
風味づけにちょっとだけ
ごま油かけても美味しいよ


このウド飯は
食べる人それぞれの好みに合わせてほしい
シルプルに、小ネギとウドに
めんつゆだけでも子どもは大喜びだし

大人風に、香草やスパイスで
アレンジを加えて
好みの味を探すのもまた楽しいね

そうそう

ウドと言えば
酢味噌和えもはずせない

茎の部分は酢味噌和えに
数本取っておこう
皮は、きんぴらにすると美味しい
酢味噌和えは、さわやかな大人の味だ


まぜご飯は、季節の食材を使って
色んな組み合わせで作れるので
ぜひ、この記事☟を参考にしてみてください


じゃーねー

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