関本勘兵衛家住宅
『細島験潮場』
『宮崎細島を歩く』
『細島みなと資料館(旧高鍋屋旅館)』
に続いて、宮崎細島の記事は今回で最後となります。
細島で最後に訪れたのは関本勘兵衛家住宅。
明治12年(1879)に建てられた、苫屋の屋号を持つ商家です。
関本家は味噌・醤油の醸造を行う傍ら、住宅建設の為の資料『建家之図集』を作り、奥行きの長い伝統的な町家建築である建物は江戸時代の古い様式と手法を継承していながらも明治10年以降に普及し始めた洋釘が用いられている事から、有力な商人であったことが窺えます。
美しい庭園沿いの廊下から、当主専用の・・・厠だったかな?
うろ覚えで申し訳ない。
土蔵には醸造で使われていたと思われるものも。
最後は主屋の2階へ。
梁が見易いようにと2階の床が取り払われた箇所がありますが、障子や欄間がそのままなので不思議な空間を作り出していました。
細島はまだ行けていない場所があるので、また時間がゆっくり取れた時に伺いたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
【撮影機材】
Canon EOS 6D
Canon EF17-40mm F4L USM
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