Akim@VeryLongAnimals

VeryLongAnimals(ベリロン)開祖

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VeryLongAnimals(ベリロン)開祖

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現代人が失った「長さの喜び」を京都で知った。

こんにちは、資本主義でも社会主義でも無い新しい経済圏「長い主義」を作っているVeryLongAnimals(通称ベリロン)のファウンダーのAkimです。 僕ほど「長い」という形容詞にコミットしている人間は、歴史上見ても稀なのでは無いかと思います。 ところで、「長い」という言葉に皆さんはどういうイメージがありますか? 話が長い上司 長蛇の列 長生きしすぎな日本人 長引く不況 伸びたラーメン 国民的ダメ男のび太くん スピード感が上がるばかりの情報化社会、出来るだ

    • 人を好きになることと、キャラを好きになることの違い

      最近漫画を描くことに挑戦しています。漫画の魅力とはほぼキャラの魅力と言っても差し支えないため、キャラ作りについてもよく考えています。 その中でふと「魅力的なキャラとはなんだろう」と考えたときに、キャラも結局人間なので、人間が人間を好きになる法則を当てはめて考えればよいと思いました。 人間が人間を好きになるのは、調べると、どうやらかなり現実的な理由があり、生物学や社会学の観点から論理的に説明できるようです。 すごくざっくり言うと「人間は繁殖や生存のために有利な別の人間達と

      • DAIJOBUという新会社をやっています

        実はDAIJOBU株式会社という日本拠点の会社を半年ほど前に山中さん(愛称ふぇねさん)と共同創業して、業務委託含め国内外30人ほどのメンバーで運営しています。 僕を昔からフォローしてくださってる人の中では、2年半ほど前から継続しているVeryLongAnimalsというアートプロジェクトのイメージが強いかと思います。 なのでこの新会社について、なぜやってるのかも含め一度詳しく説明しようと思いnoteを書きました。 最低限の紹介は前半にサラッとして、詳しい経緯は後半に書き

        • ヒット漫画から読む時代の気分

          ヒット作は時代の写し鏡だと言いますが、最も大衆的な娯楽の一つである漫画の大ヒット作品こそ、その時代の価値観を表していると言って良いと思います。 名作は無限にあり迷うところですが、以下の4作品が個人的には一つの節目を象徴してるのではと整理しています。 ドラゴンボール 1984開始 → あっさり成長主義 ONE PIECE 1997開始 → 目的と冒険 ワンパンマン 2009開始 → 俯瞰と達観 葬送のフリーレン 2020開始 → 継承 感覚的にピックアップしましたが、おお

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          geneとmemeとベリロンについて - 新作VeryLongAnimals Origin始動

          今回、Bitcoinエコシステム上での、DMT、NATを採用したベリロンの新しいコレクション作品である「VeryLongAnimals Origin」を発表します。良い機会なので、ベリロンと人類の進化についての考察を書きました。 ほぼ、気持ちの話しかしないので、コレクションの情報自体はこちらが詳しいのでご覧ください。 「NFTはオワコンらしい」という風に最近よく語られており、業界の皆様につきましては、毎日毎日、家族や友人や他業界から冷たい目を向けられていることと思います。

          geneとmemeとベリロンについて - 新作VeryLongAnimals Origin始動

          作品のためにコミュニティ作りを辞めます

          こんにちは。VeryLongAnimals(ベリロン)ファウンダーのAkimです。 今日はベリロン2周年記念です!いつも沢山の応援ありがとうございます! ベリロンと言えば、そういったファンのコミュニティが素晴らしいというイメージがあると思います。実際、これまでも国内外、オンライン、オフラインで広く大規模な催しを沢山やって来ました。僕自身も注力して来たと思います。 本題ですが、今年はこのコミュニティを作るという活動をファウンダーかつアーティストの僕自身は、辞めようと思って

          作品のためにコミュニティ作りを辞めます

          天才は落下している

          天才とは、自分より「上」の人間である。というのがコモンセンスかもしれない。 みんな憧れの天才には、「天」という字が使われているし、格上とか、上昇志向とか、何かと人は上を見上げたり、目指したりしたがる。 だから、滝登りする鯉みたいに重力に逆らって必死にもがき「上」を目指すのが良い生き様であり、天才達もそうしてきたのだと、僕らは信じている。 ただ、実際はどうなのだろうか。 天才性を感じる人とはたまに会うことがあるが、「必死にここまで登ってきた」感じの人はあまりいない。

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          なぜ僕たちはチェンソーマンのデンジに夢中になるのか

          大ヒット作チェンソーマンの主人公、デンジが今までの少年漫画とは全く異なる魅力を持っているので、書き上げてみた。(メモのような内容なので、他のnoteと口調が異なる) 1部前半〜夢バトル〜デンジが新しかったのは、主人公なのに本当に何も持っていない人間で、志すらない。というところだった。 普通の少年漫画の主人公は、最初弱くても「海賊王になる」みたいな大きな目標に向かって突っ走りながら成長していくのが痛快、というのがテンプレである。 デンジは臓器を売らなければいけないほどの借

          なぜ僕たちはチェンソーマンのデンジに夢中になるのか

          ブルーロックに学ぶ、連載漫画のルールハック

          ※このnoteはブルーロックのネタバレをほぼ含みません エンタメの面白さは、完全にクリエイターの実力で決まる。そう思うでしょうか? もちろん、クリエイターの実力が重要なのは言うまでもありません。でも実はそれと同時に、ビジネスモデルが決定的な役割を果たしています。 あるエンタメジャンルの面白さは、実はビジネスモデルが定義しています。 例として、「連載漫画」と「映画/ドラマ/小説」の根本的なビジネスモデルの違いを見ていきます。 連載漫画は、あらかじめ物語の尺を決めること

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          新コレクションVeryLongAnimals Zとは (後編)

          前回は、VeryLongAnimalsのこれまでと、これからの方針についてまとめました。 今回は、新コレクションVeryLongAnimals Zの具体的な進め方について説明したいと思います。 コンセプトVeryLongAnimals Zのコンセプトは、「コミュニティ活動の総合格闘技化」です! 今までのWeb3のコミュニティって、とにかくお金がある人が有利だったんです。 NFTプロジェクトにしても、DAOにしても、貢献した人に報いよう。という形ではあるのですが、同時に

          新コレクションVeryLongAnimals Zとは (後編)

          新コレクションVeryLongAnimalsZとは(前編)

          VeryLongAnimalsのこれまでVeryLongAnimals(ベリロン)は2022年2月25日にスタートしました。 最初は創業者アーティストの私Akimが金欠を解消するために興味本位のノリで誕生した、この顔の長い動物のプロジェクトは、今では関連コレクション全てを合わせると数千を超えるであろうホルダー数、20ほどのゲーム、300を超える関連コレクション、音楽、アニメ、漫画、ドラマ、メタバース、カルビーやJリーグなど有名企業とのタイアップ、全国各地で100~200人規

          新コレクションVeryLongAnimalsZとは(前編)

          NFTで人生を変えよう!99.99%の人がやってない、誰でも簡単に8桁稼ぐ方法!

          皆さん、おはようございます!今回は、パソコン初心者の僕がNFTという最新の技術を使って8桁以上稼いだ秘密の方法(ノウハウ)を特別にご紹介します! ひょっとすると、まだ世界で僕しかやっていない方法なので、本当は誰にも教えたくないのですが、皆さんにも稼げるようになってほしいので、全て公開することにしました。 準備に必要なのはたったの20分です。ビジネスの経験がなくてもこの先教えるやり方でちゃんとやれば誰でも簡単にできるので、絶対に最後まで読んでください。 それではいきますよ

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          地元をデカくしよう!

          こんにちは。地元、アゲてますか?地元をRepしてアゲるのは生きていく上で最も重要になるため、取り組んでおいて損はないかと思います。 もしあなたが、何か大きな変化を起こしたい。世の中を動かしたいと思ったとしても、大抵の人はつまづくと思います。僕もよくつまづきます。なぜつまづくのか、考えてみました。 考えた結果、それは地元が小さいから、もしくはアゲれてないからであると気がつきました。結論を言うと、自分の影響の及ぶ範囲は地元の大きさやアガり具合と比例します。 ここでいう地元と

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          フロアプライスコンプレックスという病

          NFTプロジェクト、とりわけコレクタブルを運営する人たちにとって、フロアプライスが高いor上がっているのが優良プロジェクトで、低いor下がっているのは失敗プロジェクトである。というのが一つの暗黙の了解になっていると思います。正直、私も最初はそう思っていました。 私がこのnoteで言いたいのは、「そういった序列に大した意味はない」ということです。 前提として ・フロアプライスを指標にしている特定のプロジェクトを批判したいわけではありません。 ・フロアプライスを高めることが適

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          文化イノベーションは消耗戦を終焉させる魔法である - 茶道とHIPHOPとベリロン

          競争はエコシステム全体がイノベーションを起こしていくための仕組みとしてよく機能します。 ところが、しきい値を迎えると全体のパイの拡大が不可能になり、競争がただのゼロサムゲーム化します。ゼロサムゲームとは、一方が得をすれば一方が同じだけ損をするゲームのことです。つまり、奪い合いの果てに人や資源を消耗させているだけになってしまいます。これを文化は解決します。 例として、織田信長と茶道、ストリートギャングとHIPHOPがあります。 織田信長は戦国時代が終わらない理由に気がつい

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          なぜあなたは絵を買うのか

          絵を買うのは愚かなことに見えます。なぜなら、絵は何の役にも立たないからです。 ところが、あなたが世の中で効率を極めるほど、あなたは絵が欲しくなってしまいます。その理由を説明します。 世の中で最も効率のいい稼ぎはキャピタルゲインです。労働で資本を得るよりも、資本で資本を得る方が稼げるのは資本主義の最大の特徴の一つです。 なので、あなたが稼ぎたいと考えた時、行き着く先は投資になります。金融商品を買うという投資以外にも、自分のスキルや知識や人脈に投資するというやり方もあります

          なぜあなたは絵を買うのか