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【読書感想】記憶脳(樺沢紫苑著)

私は本を読んだときに
「すごい!」「やってみよう!」と感じたことを
インプットできているつもりでも、
すぐに忘れてしまうのが悩みでした。

本を読んだということは覚えているけど、
その本に書いてあった内容までは
きちんと説明できないことが多いのです。

ちなみに、「覚えるためには書くことが良い」
というのは知っていて、
本を読むときもマーカーとふせんは必須。
そしてノートにメモする習慣もついています。

なので、本書でも紹介されている
・書きまくり記憶術
・メモしまくり記憶術
・書き出して脳メモリ開放

あたりは実践できていると思っています。

でも「ストーリー化」「話す」においては
全然できていないと感じました。

ちなみに私は
「話す」「説明する」のが特に苦手…
ただ、内容を整理したうえでなら
話せるんです。

準備した上で、
誰かに本の内容を話すきっかけはないかなと
考えていたところ…

職場の朝礼があるじゃん!と
ひらめきました。

朝礼では、その日の担当者が一言
フリートークをすることになっています。

そこで、私は読んだ本で印象に残ったこと、
かつ、仕事につなげられそうなこと内容を
紹介することにしました。

記憶の定着度アップはもちろん、
職場の人にもなにかヒントをギブできれば…!
とも思いました。

早速、担当日の朝礼で
樺沢先生の「集中力がすべてを解決する」を
読んだ感想として、

「仕事の優先順位・タスクをこなす順番を考える際に
緊急度・重要度はもちろん、
それに要する集中力もあわせて考えてこなすと
良いと書いてありました。

私の場合、緊急ではないけど時間がかかる
画像作成の仕事はできるだけ朝イチに、
重要で緊急だけど作業的要素の高いAの仕事は
午後にまわすようにしたら
さばける量がアップしました。

ので、みなさんもよかったら
優先順位をつけるときに
この考え方を取り入れてみてください!」
と話せました。

とりあえず、その日の朝礼は
緊張で超早口&カミカミになってしまい
恥ずかしさでいっぱいでした。

でも社長がうなずきながら聞いてくれていて、
朝礼後に、
「読みたい本があったら会社のお金で買うから申請して」
とも言ってくれたのです。

恥ずかしい&嬉しい感情があったからこそ
その日の朝礼のことも鮮明に覚えていられるんだなと
実感できました。

ただインプットするだけでなく
アウトプットはもちろん、
自分の感情や経験に紐づける…
すなわち、「じぶんごと」にできると
頑張らなくても覚えられるものですね。

さらに、自分だけではありません。
記憶といえば勉強、勉強と言えば学生。
最近、小学生の息子が学習塾に行き出しました。

授業もきちんと受けているようなので、
家では問題をどんどん解かせています。

そこでは「間違えても良いよ!」と
いうようにしています。

「やばい、間違えた…!恥ずかしい、くやしい!」
からの「正解はこっちだった…!一つ賢くなった!嬉しい!」
っていう感情と結び付けられると、
記憶に残りやすいと思ったからです。

息子が先日、
学校のテストで「汽笛」の読み方を間違えてきました。

家で復習はしたつもりでしたが、
こないだの塾のテストでも間違えたようで
「2回も間違えちゃった!やっちまったー!!」と
半泣き状態になって復習していました。笑

でも、それからは不意打ちで問題を出しても
「きてき!」と答えられるようになりました。

また、塾の送迎の車内で
「一番面積が大きい都道府県ベスト5はどこでしょう?」
と、授業で習った問題を出してきます。

正直仕事と送迎でヘトヘトの私。
安全運転を心がけるだけで
いっぱいいっぱいですが…笑
なんとか付き合っています。

息子も自分が出題者として
アウトプットしていることで
数日後の確認テストでは「ばっちり答えられた!」と
嬉しそうに言ってきました。

この調子で、勉強も楽しみながら進めていって、
目標に向かってコツコツ進めていってもらいたいし、
そのサポートを全力でしたいと思っています。

自己成長はもちろん、息子の成長につなげるためにも
書いて話して、いろんなことを吸収して…

やりたいことをとことんやる人生を
送っていけたら良いなと思います。

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